恋姫無双 普通の人と乱世を駆けろ! 第13話
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前回までのあらすじ

 

1 3姉妹が来た

 

2 3姉妹と話した

 

3 3姉妹が仲間になったー!

 

 

 

 

 

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俺は最近あることに熱中している・・・それは、馬だ!

 

ある日、白蓮の白馬に乗らせてくれると言うから乗ってみた。

 

そうすると、白馬は俺のことが気に入ったらしく、俺以外、誰も乗せなくなってしまった。

 

白蓮は、いままで一緒に戦ってきた相棒に愛想を付かされ、涙目になっていた・・・らしい。

 

もともと頭のいい馬だし、足も速い。・・・ということで、俺は本格的に白蓮に馬術を習うことにした

 

政務の休みの間、白蓮につっきりで馬術を教えてもらった。

 

前までは、鐙があっても、刀しか振れなかった。槍だとバランスを崩して、落ちることもあった。

 

ところが、白蓮の教え方はかなり上手く、この俺でも、騎射が出来るようになった。鐙ありだが・・・。

 

白蓮は鐙なしでも騎射が出来るらしい。すごいな・・・。

 

という事で、俺は馬の上でもかなりの力を入れて、槍、刀を振ることが出来るようになった。

 

俺はもともと、前の世界でも馬には乗っていたので、それなりに早く覚えたのだが、白蓮が、

 

「・・・やっぱり私は普通なんだな・・・」といって肩を落として自分の部屋に帰っていったのは

 

何も見ていないことにした。

 

馬術の訓練と平行作業で氣の修行も頑張ってはいるが、やはり凪のように投げたりすることは

 

出来なかった。武器の強化と身体強化、(主に力と体力、足の速さ)で限界だった。

 

実は俺は、武器の扱いや技術は身に着ける事は出来たが、体力は一定以上は上がらなかった。

 

普通の人間ですからね。鍛えれば鍛えるほど強くなるとかそんなチートありません。

 

こんな感じで毎日、訓練に明け暮れていた・・・。

 

 

そして朝議のある日〜

 

 

「これより朝議を始めるぞ〜」

 

結構他と違ってグダグダな感じの俺達の朝議だった。

 

「えー、まずは各諸侯の状況について〜桂花、頼むぞ」

 

「えぇ、今、警戒すべき諸侯は・・・まずは曹操ね。本人の才能もあるけど・・・夏候姉妹が厄介ね。

 それと、二人の軍師いる様ね。あとは・・・最近加入したような3人の武将よ。詳しい情報は無いわ。

 次は・・・劉備ね。君主にはあまり才能は無いけど、人をひきつける魅力が

 あるわ。一騎当千の将もいるし・・・伏竜鳳雛って言う二人の軍師は凄腕ね。

 今は平原の太守だけど、きっと将来、私達の障害になるわ。

 次が・・・孫策ね。今は袁術の客将という立ち場に甘んじているけど、そのうち袁術を食い破るわよ

 袁術には彼女を抑える力は無いわ。

 次は、董卓ね。正直私は捨て置いてもいいと思ったけど、一刀の頼みだからね。 

 まず、董卓軍の頭脳として賈?・陳宮、武では猛将、華雄・張遼・呂布ね。

 特に、呂布は飛将軍と呼ばれて、黄巾党の3万の大群を一人で殲滅したらしいわ」

 

「おいおい・・・そんな化け物がいるのかよ」

 

「えぇ、一刀に言われなかったら知らなかったでしょうね。

 それで次が・・・袁紹ね。あいつ自身は無能だけど袁家の二枚看板の顔良、文醜が厄介よ。

 最近の動きとしては、大規模な兵の徴収を行った事と・・・袁家の筆頭軍師の田豊と良将の

 張?が抜けたらしいわよ。何でも大勢の前で馬鹿にされたとか」

 

「・・・白蓮、その二人をこの陣営に加えたい。

 田豊は高い能力を持っている、桂花に勝るとも劣らない能力を持っている。

 張?は文字どうり文武両道の武将だからね」

 

「ん?仲間に加えるのは構わないが、どうやって招くんだ?」

 

「桂花に居場所を調べてもらったからね」

 

「・・・手際がいいのは良い事だ・・・」

 

「俺が直接行って来る」

 

「??その必要があるのか?誰かをやって連れて来させれば良いんじゃないか?」

 

「いや、こちらとしても誠意を見せなきゃね」

 

「そんなもんかなぁ?」

 

「とにかく、明日出発するから。星付いて来てくれるかな?」

 

「ええ。かまいませぬぞ」

 

「ありがとう」

 

 

それ以外は特に問題も無く朝議も終了。

 

次の日、俺と星は田豊さんと張?さんのところに会いに行った。

 

 

 

 

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「はぁ、はぁ・・・遠いなぁ。こんな山奥に住んでるのか?」

 

「人目に付かない所で生活しているんでしょう」

 

今、俺達は山の中を歩いている。山なので馬は連れてきてない。

 

体力が・・・キツイ。氣を使うことも考えたが、使いすぎるともっと疲れるから・・・。

 

「星は・・・へ、平気なの?」

 

「この程度、戦場で槍を振るうのに比べればなんてことありませぬぞ?」

 

「・・・そんなもんなんだ」

 

雑談をしたり休憩しながら歩くこと、数キロ・・・

 

やっと小さな小屋が見えてきた。

 

「あそこか?」

 

「桂花から貰った地図だと確かにここですな」

 

「いくか・・・。すいませーん」

 

「・・・・・」

 

 

トントン「誰かいませんか〜」

 

 

「留守のようですな」

 

「・・・仕方ない出直すか。星帰るぞー」

 

「はぁ・・・無駄足だったか」

 

 

1回目、誰もいなかった。

 

 

 

2日後・・・

 

 

「よし、星!もう一回行くぞ〜」

 

「分かりましたよ」

 

という事で俺達は2日前と同じ道を進む。

 

「すいませ〜ん!誰かいませんか〜」

 

トントン「誰かいませんか〜」

 

すると中から、幼い少女が出てきた。

 

「は〜い、ちょっと待って下さいね〜」

 

ガチャ、扉が開く。

 

「・・・どちら様ですか?」

 

「公孫賛軍の北郷一刀といいますが、ここは田豊さんと張?さんの家で間違いないかな?」

 

「はい、ここは巴と円の・・・田豊と張?の家で間違いないですが・・・。

 何の用件ですか?」

 

「実は、お二人に公孫賛軍に仕官してもらいたいと思ったんだけど・・・

 君の名前はなんていうのかな?」

 

「私は沮授といいます・・・」

 

「じゃあ沮授ちゃん。お二人に俺達が来たことを伝えといてください」

 

「わかりました・・・」

 

「よし、星!かえるぞー」

 

「分かりましたぞ」

 

こうして俺達は2回目の訪問を終えた。

 

 

さらに2日後・・・

 

 

「よし、星!もう一回行くぞ〜」

 

「・・・一刀殿、もう行かなくても宜しいのでは?

 一刀殿は十分に誠意を見せました。2回目でも応じないのですから、招く価値など 

 ないのでは・・・?」

 

「いや、きっと俺達を試しているんだと思う。俺達が3回も行くほどに価値の在る人物

 だと俺はおもうけどな」

 

「・・・そうですか。しかし!これで最後ですぞ」

 

「わかった、わかった」

 

「はぁ・・・」

 

という事で俺達は2日前と同じ道を進む。

 

「すいませ〜ん!誰かいませんか〜」

 

トントン「誰かいませんか〜」

 

すると中から、聞き覚えの在る声がした。

 

「は〜い、ちょっと待って下さいね〜」

 

ガチャ「あう、貴方方ですか」

 

「今日はお二人はいるかな?」

 

「はぃ、中でお待ちください」

 

「分かりました。星、外で待っていてくれるか?」

 

「御意」

 

「・・・・・こちらです」

 

そして、俺は家の中に入っていった

 

「巴ちゃーん、円さん、お客さんですよ〜」

 

「はい、この前言っていた人ですね」

 

「入ってもらっちゃってもいいよ〜」

 

中には、二人の女性がいた。

 

一人は黒蓮のような、活発な女の子

 

もう一人は、ボーイッシュな女の子だ

 

「初めまして、公孫賛軍の将の北郷一刀です」

 

「はい、香ちゃんから聞いてますよ。

 私は田豊、元皓です」

 

「俺は張?、儁乂だ。一応言っとくが俺は男ですよ」

 

「・・・・ゑ?」

 

「だから俺は男ですって!」

 

「おーけーおーけー・・・」

 

「それで、お話とは・・・仕官でしたか?」

 

「そうです。今回は公孫賛殿に仕官していただきたく参りました」

 

「すまないが、それは出来ない」

 

「はい、円ちゃんの言う通りです」

 

「何ででしょうか?出来れば理由を教えていただきたいんですが?」

 

「私は、私たちは・・・袁紹に・・・大勢の人の前で馬鹿にされたんです」

 

「もう・・・あんな屈辱には耐えられない」

 

袁紹に長く仕えて来たこの二人が抜けるほどだ。

 

よっぽどのことがあったんだろう。

 

「我が主はそんなことはしません!

 貴方方は辱められたからといって、その才能を野に埋めさせるのですか?

 大陸を統一し、少しでも早く、民が幸せに、安心して生活できる世の中を作るために、

 貴方方の力を貸してほしいのです!」

 

「ねえ円ちゃん。あの袁紹は馬鹿でどうしようもなかったけれど、公孫賛さんの悪い

 噂は聞かないよ。民のために善政をしているし、鳥丸の人たちもやっつけてる。

 それに、公孫賛さんについて行けばあの袁紹を倒せるよ」

 

「それはそうだな・・・。それに御使い様も居るらしいし・・・。

 良いかも知れない。それに俺達の力をまた世の中のために使えるなら・・・」

 

「一晩考えさせてください。私と、円ちゃんと香ちゃんと話してみます。

 今日は一晩、泊まって言ってください」

 

「分かりました」

 

とだけ俺は言うと星に事情を説明し、貸してもらう部屋へ向かい、一晩を過ごした。

 

 

次の日の朝

 

 

「一刀さん。決めました」

 

「返答を聞かせてもらいましょう」

 

「俺達は公孫賛様に仕えることにする。

 ただし香も連れて行ってくれ」

 

「私の名前は田豊、元皓。真名は巴です。よろしくお願いしますね」

 

「俺は張?、儁乂で真名は円だよ。よろしくたのむよ」

 

「わ、私は沮授です。真名は香です。よ、よろしくお願いします」

 

「俺は北郷一刀だ、天の御使いなんて呼ばれている」

 

「「「え!!」」」

 

「私は趙雲、子龍で真名は星だ。よろしく頼むぞ3人とも」

 

「よし!城へ帰るか〜!」

 

 

こうして俺達5人は勧誘に成功して城へ戻るのだった。

 

文官、武官不足も少しは和らぐことになる?のかな。

 

 

 

 

 

 

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はい!ここでオリキャラ3人が仲間になりましたー。

 

武将不足も解決?

 

軍師多くね?

 

 

イメージ的には

 

あの演義だっけ?

 

諸葛亮のやつですよ。

 

 

 

駄文にお付き合いいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明
普通の人ルート13話です。

オリキャラのあいつらが仲間になりまふ
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コメント
三顧の礼ですな(由)
二人の軍師いる様ね→二人の軍師『が』いる:賈?→賈駆(本作では賈駆です):兵の徴収→徴集:鳥丸→烏丸:(XOP)
…むぅ、三羽烏は魏に参入したか、仕方が無い。…しかし、将の扱いに対する器量で、袁紹と公孫賛の差が出たな。まさかここで、三顧の礼を見るとは思わなかったが。袁紹に恥を掻かされた所に、天の御遣いから誠意の篭った対応をされれば、ねぇ…。まぁ、頑張れ顔良、過労死はするなよ…。(クラスター・ジャドウ)
ありがとうございます。とても嬉しいです!(ssnoww)
早く続きが読みたいですのぅ>、(リンドウ)
最初から読み始めました、面白いです、がんばってください。(sunlight_ko)
考えていませんね。今のところ。唯一の男武将なので(ssnoww)
馬が寝取られたW(ギミック・パペット ヒトヤ・ドッグ)
↓白馬が雌?当たり前でしょう。原作では初っ端から朱理を出すために三顧の礼がありませんでしたからね。(アルヤ)
白蓮の陣営もだいぶ戦力が整ってきましたな。まあ、そのうち4人が元袁紹軍なわけですがwwwまだ出てきてないけど、斗詩がんばれ。(量産型第一次強化式骸骨)
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白蓮 北郷一刀 一刀 普通 恋姫無双 恋姫†無双 

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