恋姫無双 普通の人と乱世を駆けろ! 第18話
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前回までのあらすじ

 

1 交渉成功!

 

2 呂布つええ!

 

3 恋つえええ!

 

 

 

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曹操side

 

 

呂布と互角に打ち合っているあの男・・・欲しいわね。

 

うちの春蘭でも呂布は圧倒的な強さで勝っている。

 

前も春蘭、秋蘭、凪でも何も無いような顔をして倒した呂布と互角・・・やっぱり

 

「欲しいわね。あの男」

 

「華琳様が男性を欲しがるとは・・・珍しいこともあるものですねぇ〜」

 

「公私は混合しないわよ、風

 天の御使いとしての名、呂布と張り合う武・・・将来きっと役に立つわよ」

 

「そんなものですかねぇ〜」

 

「ふふふ・・・でもね、軍議の後勧誘したのだけれど、拒否されてしまってね。

 だからここではお預けよ・・・。彼の主・・・公孫賛をを下して私の配下にするわ・・・。

 その時は風、頼んだわよ」

 

「御意なのですよ〜」

 

絶対に手に入れて見せるわよ天の御使い・・・北郷一刀。

 

曹操side end

 

 

 

孫策side

 

 

 

凄いわね・・・。

 

私と祭と思春でもかなわなかった呂布と互角か・・・。

 

天の御使いだし・・・ここに来ないかな・・・。

 

「いいわね、彼」

 

「私にはお前の考えていることが全部分かるぞ・・・。

 大方、私達のところに引き入れて利用しようとでも考えてるんだろ・・・。

 まぁ、あの武が手に入れば袁術からの独立も容易くなるのだがな」

 

「さすが冥琳ね。私の考える事分かるってすごいわねぇ」

 

「まぁ、何年も一緒にいればな、大抵の事は分かるさ」

 

「でもねぇ・・・彼、もう公孫賛の配下だし・・・難しいわねぇ」

 

「あきらめるしか無いだろうな」

 

「はぁ・・・」

 

「そう言うな。祭殿や思春だっているだろ」

 

「そうね・・・そうよね!」

 

私には大切な仲間が居るんだもんね!

 

・・・でもやっぱり欲しいなぁ。いい男だし。

 

 

孫策side end

 

 

 

袁紹陣営、顔良side

 

 

はぁ・・・このやり取りももう嫌だよ・・・。

 

巴ちゃんや円さんも姫を見限ってどこかに行っちゃったし・・・。

 

白蓮様の所に居たなんて驚いた。ちなみに白蓮様とは真名を交換してますよ。

 

「ちょっと顔さん!天のなんとかさんばかり目だって許せませんわ!

 私達も出ますよ!」

 

「ちょっと!駄目ですよ!ただでさえ私達は前の戦いで多くの兵を削られちゃったんですから!」

 

「そうだぜ姫。アタイも出たいけど斗詩の言うことも聞かなきゃ」

 

「うぐぐ・・・し、仕方ありませんわね」

 

はぁ・・・もうイヤ

 

 

顔良side end

 

 

 

 

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一刀side

 

 

「あぁ、悪いが今からは本気だぞ恋」

こうしてこの世界で始めての全力の戦いが始まる。

「いくぞっ!!」

 

右、左、左、右、下、右、左、右、上、左―――時折フェイクも混ぜつつ攻め立てる。

 

手抜きは無しだ。ここで手を抜いて負けました。なんてかっこ悪いこと出来ないからな。

 

対する恋も本気になるといったのは嘘では無いらしく、初めとは威圧感も殺気も比べ物に

 

ならない程であった。

 

しかし、貂蝉に力を上げられ、氣で更に力を上げスピードも極限まで底上げした一撃を

 

楽に受け止められるはずも無く恋も額から汗を垂らしている。

 

たまに受けきれなくなった俺の一撃が掠ることも在るが逆に俺も避け切れない攻撃が体に掠る。

 

「くそっ!」

 

前方から突き出された槍を叩き落とし、その隙に回転斬りで暴風のような連撃を浴びせる

 

ギィンッ! ギィンッ! ギィンッ! ギィンッ! ギィィィィィンッ!

 

すべてが受け流される。・・・マジかよ今の結構頑張ったんだけど。

 

と、考えた一瞬の隙に振り下ろされる凶刃それを察した一刀は戟に

 

自身の得物『普通の刀』を合わせ、カウンター気味に抜き胴を滑らせる。がそれも避けられる。

 

瞬間、戟が振り下ろされる。それを紙一重で避けた一刀はバックステップの要領で後ろへ退く。

 

脚が地に付いた瞬間に思い切り地面を蹴る。氣をこめているのでとんでもない速さだ。

 

思い切り地面を蹴った一刀が、一瞬にして呂布の間合いへと入る。

 

しかし簡単にそれを許すわけはなく、呂布はカウンターの突きを一刀の顔面へと運ぶ。

 

「ふっ!!」

 

一刀はそれを、姿勢を低くすることで回避。

 

だが既に呂布の二撃目が、一刀の頭上へと振り下ろされていた。

 

「・・・これでっ終わり」

 

見ていた周りの兵や将はこのように思った。

 

『一刀は攻を焦るが故に、呂布の間合いに入り込み過ぎた』と

 

しかし、一刀の狙いはここからだった。

 

「はあああああああ!!」

 

この瞬間を待っていた一刀が溜めていた氣を開放する。

 

自らの腰を極限まで捻り、極限までの遠心力を得る。

 

ガキィィィ!

 

全推進力を乗せた連撃は、とうとう呂布の一撃を真正面から打ち返した。

 

武器を跳ね上げられ無防備となった呂布の胴に、回転の勢いはそのままに全力の脚蹴りが入る。

 

当たった瞬間に恋の体は吹っ飛ばされ数回転した後にやっと止まる。

 

「はぁはぁ・・・お、俺の勝ちだ・・・」

 

しかし、完全に気を失ったと思っていたが未だに恋の意識は残っていた。

 

「恋、月守る・・・。月の敵、倒す・・・」

 

戟を支えに再び立ち上がる。

 

そんな恋に俺は駆け寄り

 

「・・・恋、聞いてくれ、今俺の仲間と張遼が董卓を助けに向かっている。

 華雄も生きている、絶対に助ける、だから・・・俺達に降ってくれ・・・」

 

「・・・本当?」

 

「あぁ、本当だ!」

 

「・・・月と詠を・・・たす・・・て」

 

「分かったよ、必ず助ける。

 敵将呂布!公孫賛軍が将、北郷一刀が討ち取った!」

 

「「「「「オオオオォォォォ!」」」」」

 

 

こうして、虎牢関での戦いは終了。

 

呂布は公孫賛軍の捕虜。張遼、陳宮は洛陽へ撤退。

 

虎牢関へ一番乗りしたのは白蓮であった。

 

・・・何でも俺達が戦っている間に関の扉が開いているのを発見し、数百の兵と進入し

 

そのまま1番乗りで制圧したらしい。

 

影が薄いって言うのは悪い事ばかりではないのかな・・・?

 

ちなみに円も張遼が撤退したとき、共に洛陽へ向かったらしい。

 

あとは時間との勝負だ。頼んだぞ・・・円

 

 

一刀side end

 

 

 

 

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今回は短くてすいませんでした。

 

戦闘描写で心身共に疲れ果てました・・・。

 

白蓮の出番がないのは仕様です。出して欲しいなどの要望があれば

 

出演も考えます。

 

次の話は多分一刀でないかも知れません。

 

洛陽での出来事ですからね。

 

桃香どうしようかねぇ・・・覚醒させますか。戦い終わったら。

 

駄文にお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

説明
普通の人ルート18話です。

・・・疲れました。
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コメント
この世界で始めての→初めて:(XOP)
…顔良、イキロ。呂布と一刀の一騎打ちは、遠心力を活かしたスピード戦法を駆使した、一刀へと軍配が挙がったか。…しかし、存在感の薄さが幸いして、楽に虎牢関を制圧って、白蓮…。(クラスター・ジャドウ)
白蓮、隠密というか周囲に溶け込んでますね。しかも能力は突出した面が無い代わりに弱点も無いから、物量戦以外まともに通用しそうにないし、恋姫ではほとんど一人で一軍を纏めていたに等しいですからねぇ。正直、同等の勢力なら絶対に敵にしたくないw(Raftclans)
多分2,3万の兵を率いても天然隠密補正が働くから恐ろしい奇襲騎馬隊の誕生ですね。さすがハムさんや!(キリッ(通り(ry の七篠権兵衛)
確かにそうですね・・・。書き直します!ありがとうございました。(ssnoww)
天然隠密白蓮ちゃん・・・・・・?(アルヤ)
桃色娘覚醒・・・いい方向か悪い方向か・・・たのしみにしてます!(幼き天使の親衛隊joker)
ハムは王には向かないが、育てれば将を率いる将にはなれそうだねww だって弱点が無いのだものww(IFZ)
今のままでも白蓮は隠密は無理でも奇襲部隊ですからね。出番は地の文でいいんじゃないですか?(陸奥守)
白蓮さんは今のままでいいと思います。(eitogu)
一刀強ぇー。そして白蓮・・・あれ、もしかして隠密として意外と優秀?(量産型第一次強化式骸骨)
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白蓮 北郷一刀 一刀 普通 恋姫無双 恋姫†無双 

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