恋姫無双 普通の人と乱世を駆けろ! 第21話
[全4ページ]
-1ページ-

 

前回までのあらすじ

 

1 洛陽は赤く燃えている!

 

2 玉璽ゲットだぜ!

 

3 劉備を元気付けた!

 

 

 

-2ページ-

 

 

 

寒いよ〜・・・。昨日の夜劉備と話をした俺は自分の天幕に戻り速攻寝た。

 

ぶっちゃけ、話したのは覚えてるけど内容は覚えてない・・・。変な事言った覚えはないので

 

大丈夫だろ。

 

そんな俺達、公孫賛軍はと言えば、現在幽州へ帰還中である。

 

数日の民への炊き出しと他の諸侯との挨拶を済ました俺達は、本拠地を空けておくのは

 

心配だ。ということで早々に洛陽から出てきた。玉璽の事もあるし、長居する必要もない。

 

ちなみに、曹操と孫策には勧誘されたが他に行く気も無いので断った。

 

劉備と今回の連合ではあまり話すことの出来なかった馬超と馬岱とも馬の話題で仲良くなることも

 

出来た。今回の連合では俺達が獲ったものはとても大きかった。

 

両方の関の一番乗り、一騎打ちでの数回の勝利、兵の練度の上昇、玉璽などなど・・・。

 

当初の目的の「名を上げる」と言うことも達成できたし。他の諸侯も迂闊に攻め込んではこないだろ

 

帰還したら、やる事が多いだろうな。暫く溜まっている政務、董卓陣営との話会い・・・。

 

「はぁ・・・」

 

「どうしましたかな、一刀殿?」メンマ壷を抱えながら隣にいた星が話しかけてくる。

 

「いやね、帰ったら大変だな〜と思ってね」

 

「そうですな。政務、董卓との会合、戦の準備・・・確かに大変ですな」

 

「戦?・・・あぁ!袁紹か・・・。攻め込んでくるだろうな」

 

「そうですな〜」

 

「・・・他人事の用に言いやがって」

 

「お?そんなつもりありませんぞ?」

 

「メンマ食べながら言っても説得力ないから」

 

「仕方ないでは在りませんか。メンマは私の命の次に大事なものですぞ

 一刀殿には分かりませんか?メンマの素晴らしさが!」

 

「へ〜凄い凄い、メンマは凄いな〜」

 

「・・・・・・」

 

「星さん、メンマばっかり食べていて飽きませんか?」と渚

 

「そんなことはないぞ。酒とメンマが在れば私は何処でも生きていけるからな!」

 

「「・・・・・そですか」」

 

こんな感じで愉快な帰還〜・・・。

 

 

 

〜馬車の中

 

 

「失礼するぞ〜」

 

「・・・北郷か」

 

「・・・一刀・・・月と詠は?」

 

俺が訪れた馬車には先の戦いで捕虜にした、華雄と恋こと呂布の馬車だった。

 

扱いは捕虜で配下ではないので馬に乗せるわけには行かない。しかし

 

縄で縛る必要も無かったので、馬車で我慢してもらっている。

 

一応了承は得ているからね♪

 

「そ、そうだ!董卓様と賈?はどうなったんだ!張遼もだ!」

 

「・・・月、詠、霞・・・」

 

「お、落ち着けって・・・。3人は無事だよ。

 虎牢関の戦いの途中で張遼には洛陽に此処の将に行って貰って

 救出したよ。今は俺達の本城に居るだろ。客だから安全は確保してあるよ」

 

「そ、そうか。ありがとう、北郷」

 

「・・・一刀ありがとう」

 

「礼なら俺じゃなくて白蓮・・・公孫賛に言ってくれ。

 各諸侯から攻撃される恐れがあったのに許可してくれたあの子にね」

 

「あぁ、戻ったら礼を言おう」

 

「・・・・(コクッ)」

 

「それじゃまた後で。何かあったら言ってくれ」

 

「了解した」

 

 

二人ともおとなしくて助かったな・・・。

 

 

 

-3ページ-

 

 

「私は帰ってきた〜!!」・・・俺

 

「私も帰ってきた〜!!」・・・黒蓮

 

「私も帰ってきたぞ〜!!」・・・星、あれ?キャラ変わってない??

 

「わ、私だって帰ってきたんだぞ〜!!」・・・白蓮、ドマイ

 

「・・・バカじゃないのアイツら・・・」と桂花

 

「流石に恥ずかしいですよ・・・」と巴

 

「わ、私も無理ですよ・・・」と香

 

「同感ですよ皆さん・・・」これは渚

 

「何だよお前達、ノリが悪いなぁ!」←俺

 

「全くですな」←星

 

「そうだよ!久しぶりなんだから!」←黒蓮

 

「軍師組は恥ずかしがり屋だなぁ」←活躍して機嫌がいい白蓮

 

「アンタ達がおかしいのよ!」←桂花

 

「「「同意です」」」←巴、渚、香

 

「どうでもいいか・・・城に入るぞ〜やること多いし」

 

「「「「は〜い」」」」

 

久しぶりの城〜♪

 

「一刀、桂花付いて来てくれ。董卓達と話をするからな」

 

「あいよ〜(分かったわ)」

 

なんか、気が重いわ・・・。

 

 

〜客室の前

 

 

「お、来たか。久しぶりですね。ご無事で何よりでしたよ」

 

「久しぶりだな円、上手く行ったな。今度肉まん奢ってやるよ」

 

「ありがとうございま〜す。んで3人はこの中にいますよ。

 俺は・・・席外したほうがいいですかね?」

 

「あぁ、そうしてくれ。済まないな」

 

「別にいいっすよ」

 

「また後でな〜」

 

円は走り去る。

 

「さて・・・入るか」

 

俺達は部屋に入る。

 

 

ガチャ

 

 

「始めまして・・・かな?董卓殿?」

 

「はい・・・。董卓です。こっちが賈?でこっちが張遼です。

 今回は助けて頂きありがとうございます・・・」

 

「賈?です、我が主、董卓を救って頂き感謝いたします」

 

「ウチは張文遠です」

 

「公孫賛だ、軍師の荀ケ と武官の北郷だよ、それと敬語は要らない。

 互いに話しにくいだろ。最低限の礼儀があれば構わないよ」

 

「ありがとうございます。でもこの話し方は許してください。

 それで、本題なんですが・・・何故、民の敵の私達を・・・私を助けて下さったんですか?」

 

「こういってはアレだけど・・・僕達を助ける意味があったの?

 助けるくらいなら、連合に参加しなければ良かったと思うんだけど・・・」

 

「私が説明するわ。此処、幽州は北は異民族、南は盟主の袁紹だったから

 参加せざるを得なかったのよ。戦うことも出来なくもなかったけど、乱世に向けて今兵を

 失うのは得策では無いのよ。貴方なら分かるでしょ賈?。

 ちなみに、呂布と華雄は生きてるわよ」

 

「えぇ・・・変な事聞いてごめんなさい」

 

「難しいことはわからんけど・・・公孫賛殿はどうしたいんや?

 助けてくれたんやから袁紹に突き出すってことも無いとはおもうけど・・・。

 もし突き出んなら、ウチもタダでつかまるわけには行かんからな」

 

「そんなことする気はないさ。俺達としては・・・仲間になって欲しいんだよ。

 さっきも行った通りこれから乱世に入る・・・今俺達は将が少なくて少し苦しいとも思う。

 だからこそ君達の力が必要なんだ」

 

「その通りよ。私達には恐らく、袁紹との戦いや曹操との戦いもあるわ。

 将はいくらいても困らないわ」

 

「もし、駄目だって言うなら・・・野に下るのも仕方がないが・・・」

 

「公孫賛さん・・・貴方はこの大陸をどうしたいんですか?」

 

「私は・・・大陸を笑顔にするとか、すべての民を幸せにするなんてそんな大層な事は言わない。

 せめて、すべての民が普通に安心して暮らせるようにしたいと思う。

 幸せの基準なんて人それぞれだからな」

 

「「「・・・・・」」」

 

白蓮・・・立派なこと考えてたんだな・・・。

 

「詠ちゃん私は公孫賛さんに従おうと思うよ」

 

「・・・そうね。此処を出ても行く宛てなんか無いし・・・」

 

「華雄と恋を生かすて約束もまもーてくれたからなぁ」

 

「そ、それじゃあ!」

 

「はい。私達、旧董卓軍は公孫賛様に下ります。 

 私の真名は月です」

 

「僕は詠よ」

 

「ウチは霞や。よろしく頼むで」

 

「私は白蓮だ。よろしく頼むぞ3人とも」

 

「私は桂花よ・・・でも月と詠には真名以外の名前を捨ててもらうことになるわ・・・」

 

「分かっていますよ。これから私は月です」

 

「僕は詠よ。この恩、必ず返すわ」

 

「俺は北郷一刀だ。北郷でも一刀とでも呼んでくれ」

 

「あのさ、白蓮・・・華雄と恋に逢わせてくれへんか?」

 

「明日の朝、朝議の時に逢える様にしよう。

 他の連中にも明日あってもらうから、ゆっくり休んでくれよ」

 

「んじゃまた明日な〜」

 

バタン

 

 

「よかったなぁ・・・協力してくれて」

 

「全く緊張したわよ・・・」

 

「まぁ何にしても良かった良かった」

 

 

 

こうして、旧董卓軍は公孫賛軍に併合、詠・月は一刀付きのメイドさん

 

霞、華雄、呂布は正式に公孫賛軍の将に・・・。

 

前の世界の白蓮にしない為に、袁紹との戦いが申もう少し?で始まる。

 

 

-4ページ-

 

 

董卓軍併合完了です。

 

あと2,3話で袁紹との戦いが始まる?かも。

 

劉備軍はどうしましょうか・・・。俺の頭の中には天下4分にしたいと叫んでいます。

 

・・・どうしよおおおおお

 

 

あ、お疲れ様でした。これからも読み続けてくださいね。

 

おねがいします。

 

 

説明
今回は・・・特に動きはないですかね
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
3424 2961 31
コメント
賈?→賈駆:(XOP)
董卓軍併合完了!…これで、袁紹軍に攻められても備えは万全。袁紹軍の要が二枚看板しか居ない事を考えれば、武将も軍師も厚みを増した公孫賛軍には敵ではない…筈。(クラスター・ジャドウ)
おーっほっほに負ける要素・・・あるのかしら。(通り(ry の七篠権兵衛)
「普通に」安心して暮らせるように、か。白蓮さんにはどこまでも「普通」が付いて回るような気がしてなりませんわwしかし、あの武将・軍師たちの中にあって「普通」ってのは相当にレベル高いはずなんですけどねぇw(Raftclans)
気をつけます。指摘ありがとうございました。(ssnoww)
一話から一気に読みました。 劉備アンチかとも思いましたが、そうではないようでチョッと安心したり。 あと、一刀が特になのですが、語尾を伸ばしたり♪を付けるのは、かなりの違和感を醸し出していますよ? 出来るなら止めたほうが。(裏禍)
ガト○か!?ソロ○ンなのか!?(アルヤ)
天下○分というと、呉、蜀は楽ですが、魏が難しいですねえ〜。南の境界はわかりやすいとして、西はどこまでを考えるかで展開が変わりそうですねえ(ながプー)
無印のように勘違いで蜀と戦い勝って蜀を吸収する展開もあり(ギミック・パペット ヒトヤ・ドッグ)
劉備と組んで、赤壁を魏&呉VS蜀&公孫でバトルとかでも面白いかもです。 魏と呉が同盟を組む作品あまり見かけませんので。(Roco)
立派だ!白蓮志が立派過ぎる!(幼き天使の親衛隊joker)
天下4分良い考えだと思いますよ。ぶっちゃけ三分の時の魏はチートだから。(陸奥守)
更新お疲れ様です。 白蓮と劉備は理想が似ててそれを支えたいと想う将が別々に居るのでややこしいですね。 桃香アンチって訳でも無さそうですし。 天の国のSASUKE みたいなの作って争っても面白そうですね。(readman )
タグ
白蓮 北郷一刀 一刀 普通 恋姫†無双 恋姫無双 

ssnowwさんの作品一覧

PC版
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。

<<戻る
携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com