単発ネタ1 |
居心地が悪い
何で俺はこんなところにいるんだ・・・?
右を見ても左を見ても・・・・
周りを見渡しても女・女・女
クラスで男子は俺だけ・・・
唯一の救いは幼馴染がいることだが・・・
(箒)
視線に耐え切れず彼女を見たがそっぽ向かれてしまった
(はぁ・・・6年ぶりの幼馴染の反応ってあんなものなのかな)
はぁ・・・っとため息をついてると
「皆さん入学おめでとう!私は担任の山田麻耶です」
先生?なのか・・・
自己紹介も終わったあたりでもう一人入ってきたが・・・
一夏「千冬姉!?」
千冬「織斑先生と呼べ!」
頭を押さえつけられた
一夏「おっ織斑先生・・・」
千冬「わかればよろしい」
「(ねぇ、織斑君ってあの千冬様の弟!?)」
「(世界で数少ない男のIS乗りの一人があの千冬様の弟なんて・・・)」
「(できることなら変わりたいわ)」
やばい、またあの視線だ・・
好意の・・・視線
千冬「いいか!?お前たちには半年でISの操縦を覚えてもらう!基本動作は3ヶ月で覚えろ!わかったなら返事をしろ!わかってなくてもだ!」
『はい!』
(先生によるIS学園説明中)
休み時間
一夏「はぁ・・誰か助けてくれ」
教室の窓(廊下側)に張り付くクラス外の女子たちを見てつい本音が・・・
(へぇ・・あの子が一刀と同じか・・・クスクス)
(助けてはあげないのですか?)
(別にいいわ・・・それじゃぁ行きましょう秋蘭)
(はい、華琳様)
箒「一夏、ちょっといいか?」
一夏「箒?」
箒「ついてきてくれ」
屋上
一夏「なんだよ、用事って」
箒「・・・」
一夏「それより久しぶりだな、6年ぶりか・・・」
箒「あ、ああ」
一夏「箒ってすぐにわかったぞ・・・髪形変えてないんだな」
箒「まぁ・・・な」
一夏「あと・・・全国大会優勝おめでとう」
箒「なっなぜそれを!?」
一夏「なぜって・・・新聞に載ってたし」
箒「・・・ありがとう」
『キルコーンカーンコーン』
一夏「あ、鳴っちまったか・・・戻ろうぜ」
箒「今行く」
また休み時間
「ちょっとよろしいかしら?」
一夏「ふへ?」
「なんて返事ですの!?私に声をかけられるだけでも光栄なのですから」
一夏「悪いな、俺君が誰なのか知らないし」
「私をしらない!?セシリア・オルコットを!?イギリス代表候補生にして、入試首席の私を!?」
一夏「代表候補生?」
「代表候補生ってのは各国で一人だけ選ばれるエリートって意味だよ」
一夏「えっと・・・あんたは?」
「俺は北郷一刀・・・一応ここの学生だけど・・・どうした?」
一夏「あんた男か?」
一刀「見てわからないか?」
一夏「うーん・・・」
セシリア「ちょっと!私を無視して話をするんじゃありませんことよ!」
一夏「ああ、悪い」
一刀「ごめんね」
セシリア「まぁ、素直に謝れば・・・ゆるしてあげなくもありませんわ」
千冬「織斑、北郷いるか!?」
一夏「はい?」
一刀「いますよ」
千冬「ならいい、放課後二人とも残ってくれ」
一夏・一刀「「はい」」
千冬「すまない遅くなった」
一刀「いえ・・・それで俺たちに何の用ですか?」
千冬「ああ、知っての通りこの学園は全寮制だ、そこで現在男子生徒はお前ら二人だけだから」
一刀「同室になれ・・ということでしょうか?」
千冬「ああ、一夏もいいか?」
一夏「俺は構わないよ・・・千冬姉」
千冬「一夏!」
一夏「ちょっ千冬姉!?」
千冬「ここでは大丈夫だ・・・すまんな、私も教師として厳しい態度を取らなくてはいけなくて・・・」
一夏「千冬姉・・・心配してたんだからな」
千冬「すまない、何も連絡できず」
一夏「千冬姉が元気ならいいんだ」
千冬「一夏・・・ありがとう(すりすり)」
一刀「・・・・部屋の場所は織斑先生と一緒に着たらいい・・・先に戻ってる」
一夏「わかった・・・って千冬姉」
千冬「えへへへ・・・いちか〜」
「あら、終わったの?」
一刀「ああ、終わったよ、華琳」
華琳「そう・・・それじゃぁ戻りましょうか」
一刀「そうだな」
一刀「ただいま『にゃーん!』うわっ」
華琳「相変わらずなぜかわかるのね・・・」
一刀「みたいだな・・・ただいま、桂花」
桂花「にゃ〜ん」
一刀「あれ?秋蘭たちは?」
桂花「にゃ!(タタタ・・・ずりずり)」
華琳「買い物みたいよ・・・すこし暇ね」
一刀「俺はつかれたよ・・・」
華琳「なら、すこし寝てなさい・・・桂花、邪魔しちゃだめよ」
桂花「にゃ〜ん」
2時間後・・・・夜7時ごろ
秋蘭「ただいま戻りました・・・おや?」
春蘭「どうした?秋蘭」
秋蘭「華琳様と一刀が戻ってる・・・長居しすぎたか」
春蘭「いい食材を選んだんだ、仕方あるまい」
秋蘭「そうだな・・・華琳様〜」
華琳「おかえり・・・だけど静かにね」
春蘭「と、いいますと?」
華琳「今一刀が寝てるの・・・だからね」
「「わかりました」」
華琳「さて、夕食作りしましょうか」
秋蘭「はい」
春蘭「私も何か手伝えることはないか?」
華琳「そうね・・・サラダでも作ってもらおうかしら」
春蘭「わかりました」
千冬「ほら、行くぞ!」
一夏「まってよ、織斑先生」
千冬「織斑先生か・・・はぁ(がっくり)」
一夏「公私混同はダメなんだろ?」
千冬「ああ・・・でもなぁ・・・」
一夏「なんだろ・・・いい匂い」
千冬「うん?・・・確かに・・・」
「相変わらず遠いなぁ」
「しかたあらへんやろ〜」
千冬「ん?客か?」
『ピンポーン』
「はーい・・あ、凪さん真桜さんと・・・えっと・・・?」
秋蘭「よく来たな・・・織斑先生と・・・噂の一夏君かな?」
秋蘭「まぁいい、話は後だ。入ってくれ」
真桜「おっじゃま〜」
凪「お邪魔します」
千冬「ほら、一夏」
一夏「あ、ああ」
『お邪魔します』
華琳「やっときたのね・・・すこし待ってね・・・」
華琳「ふぅ・・・・一刀」
一刀「うぅ・・・ん」
華琳「おきて・・・一刀」
一刀「・・・か・・・りん?」
華琳「ええ。おきて・・・一刀」
一刀「・・・・ん、おはよう」
華琳「ええ、おはよう一刀」
一刀「俺・・・どのくらい寝てた?」
華琳「三時間くらいよ・・さぁ行きましょう」
一刀「ああ・・・桂花」
桂花「うにゃ」
華琳「あ・・・織斑先生たちがいるから桂花は嫌だろうけど服を着て」
桂花「にゃ〜ん」
一刀「先に行ってるよ」
桂花「にゃん」