真・恋姫無双 黒天編 第10章 「黒天」前編3
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真・恋姫無双 黒天編 裏切り*** 第10章 「黒天」 前編3 季衣敗走

 

 

 

 

 

時間は戻って右翼部隊

 

季衣は敵兵を押し切れていない部隊の応援に向かうため、全速力で馬をとばしていた。

 

そして、目的の場所に到着するとすぐさまその部隊の指揮官の姿を捜す。

 

2回ほど辺りを見回すと、最前線で兵士を鼓舞しながら敵兵にあたっている指揮官を見つける。

 

季衣「大丈夫ですか!?」

 

季衣は馬から飛び降りて指揮官の下へと駆け寄った。

 

指揮官「おおっ!許緒将軍!!我らが不甲斐無いばかりに・・・申し訳ない・・・」

 

季衣「とにかく今はこの状況を何とかしよ!!僕が前線で大暴れするからその間に隊列を整えて!」

 

季衣は岩打武反魔を取り出して、それを頭上でブンブンと振り回す。

 

季衣「僕が連れてきた兵達も連れて行っていいよ!僕は一人で大丈夫だから!!」

 

そう言い残すと季衣は敵軍に一人で突っ込んでいく。

 

指揮官は季衣の命令を遂行するために伝令を呼びつけた後、後方へと下がっていくのだった

 

季衣「どぉぉぉぉぉぉぉりゃあああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

勢いがついた大鉄球を敵陣に思いっきり放りつける。

 

空気を震わせる勢いで突進していく鉄球が敵前線に衝突すると、数十人の敵兵が上空へと吹き飛ばされる。

 

敵陣を駆け抜けていく鉄球が地面とぶつかるとその周辺に軽い衝撃波が起こる。

 

その衝撃波に耐え切れなかった兵士たちの数人はそれだけで吹き飛ばされていた。

 

季衣「まだまだぁ!!どぉぉぉぉぉっっせええぇぇいいぃぃぃ!!!!!!」

 

季衣は柄と鉄球が繋ぎとめられている鎖を右手で握ると、それを思いっきり引っ張った。

 

すると、地面に半分埋まっていた鉄球が引力により、再び季衣の方へと戻っていく。

 

その鉄球が戻っていく間にも敵兵何人かが巻き込まれていった。

 

季衣はその戻ってきた鉄球をがっちりと掴むと、再び別方向へその鉄球を投げ飛ばしていく。

 

そして、再びそれを引き戻すということを繰り返し、敵兵を確実に減らしていった。

 

何度かそれを繰り返した後、季衣はまた鉄球を引き戻し、がっちりとそれを掴む。

 

その鉄球の色は敵の返り血によって鋼色からどす黒い赤色へと変色してしまっていた。

 

そして、掴んだまま季衣は単身で敵陣へと突進していく。

 

 

 

 

 

傍から見れば、小さな女の子が何百人といる大人の屈強な兵士達に無謀に突進していく様のように見える。

 

しかし、先ほどからの季衣の行動を見てからこの光景を見れば、まるで一人の鬼が無力な人間を無慈悲に今から蹂躙しに行くようにしか見えなかった。

 

 

 

 

季衣は敵陣と衝突する直前に、鉄球をグルグルと回し始める。

 

徐々に加速していく鉄球はブルンッと風を切る音と共に付着した返り血を辺りに撒き散らす。

 

そして、突進の勢いは殺さず、猪のごとくそのまま敵陣中央へと突破していった。

 

漆黒の兵士たちはその鉄球に次々となぎ払われていく。

 

ある程度敵陣中央まで進むと季衣は立ち止まり、鉄球で画いていた円を渦を捲くように徐々に大きくしていった。

 

渦巻きのように中心から徐々に広がっていく鉄球に敵兵が次々と巻き込まれ、吹き飛ばされていく。

 

鎖が限界まで伸びきって、これ以上渦が広がらなくなると季衣は鉄球を自分の手元に戻す。

 

すると季衣の鉄球が画いた円の内側には敵兵の姿はなくなっており、その場には季衣がポツンと一人で立っているだけだった。

 

 

 

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季衣「どうしたーー!!もう来ないのかーーー!!」

 

季衣は頭上でグルグルと鉄球を振り回しながら相手を威嚇する。

 

「おい・・・どうするよ・・・」

 

「あんなの近づけねぇよ・・・」

 

季衣の鬼のごとき活躍に敵兵士たちの士気はすっかり落ちてしまっていた。

 

季衣「なら!!こっちから行くぞぉ!!」

 

季衣は再び鉄球をグルグルと回しながら敵陣へと突撃しようとした時、敵陣から一人、ゆっくりと季衣の方へ歩いてくる人物がいることに気がついた。

 

「おい・・・確か・・・」

 

「ああ、あの人なら・・・でも・・・」

 

その人物は灰色の布(トレンチコートみたいな)で全身を覆い、顔には半分が黒、もう半分が白の仮面を身に付けていた。

 

近づいてくる足取りはどこか重く、足元がおぼつかないのか、ときたまふらっと体のバランスを崩していた。

 

そのような足取りで仮面の人物は季衣と一定の距離を保った地点で立ち止まる。

 

季衣「一騎打ちの申し込み?なら、受けて立つぞ!!」

 

季衣は振り回していた鉄球を威嚇するように大きな音をたてて地面に叩きつける。

 

辺りには轟音が鳴り響くが、仮面の人物は微動だにしない。

 

季衣「僕だってむやみやたらに突撃して人を殺したくないんだ。僕と戦って、僕が勝ったら、おとなしく引いてもらうんだから!!」

 

季衣は仮面の男に対してビシッと指差しながらそう言った。

 

しかし、仮面の人物は何も言葉を発しようとはいない。

 

季衣と仮面の男の間にむせ返る臭いを運んでくる風が吹いた。

 

そしてその後、男は縦に一回だけコクンと頷く。

 

季衣「よ〜〜し!!なら!早く武器を構えろ!!」

 

季衣は鉄球を繋ぐ鎖に手をかけ、いつでも準備万端といった様子だ。

 

その様子を見て、仮面の人物は体を覆っていた灰色の布から静かに両腕を出す。

 

両手に剣がもたれており、それを前方でクロスさせるように剣を構えた。

 

その二本の剣を見て、季衣は何か頭に引っかかる物があった。

 

季衣「(あれ・・・、あの剣・・・どこかで・・・・・・)・・・ああっ!!」

 

季衣は少し考えるそぶりを見せた後、素っ頓狂な声を上げその剣を指差した。

 

季衣「それ・・・沙和ちゃんの二天じゃん!!でも・・・なんかちょっと違う・・・」

 

仮面の人物が持っている双剣は確かに沙和の武器である二天と同じ形状をしていた。

 

しかし、刀身の色や長さ、装飾といった細やかな点が微妙に違うような気はしないでもない。

 

季衣「ちょっと違うかもだけど、やっぱり二天・・・ってことは・・・沙和ちゃん!?」

 

季衣がそう問いかけると仮面の人物は急に構えをといて、季衣に突進してきた。

 

そして、右の剣で季衣に切りかかった。

 

季衣「のわぁぁ!?」

 

季衣はとっさに鎖でその攻撃を防ぐと、次は左の剣で季衣の首を突いてくる。

 

季衣は後方に大きく飛び退くと、それを予測していたかのように仮面の人物もその後を追う。

 

そして次は両方の剣で次々と突きを繰り出していく。

 

突きの速度はそこまで速くないものの、数が多く、季衣も紙一重でそれらを防いでいく。

 

季衣(この突き・・・やっぱり似てる。でも、こんなに沙和ちゃん身長高かったかな?)

 

双剣の使い方や体捌きなどその戦い方はどこか訓練の模擬戦での沙和と似ている部分があると季衣は感じる。

 

しかし、仮面の人物の身体的特徴は全く沙和のそれとは違っていた。

 

腕の太さや体の大きさから見て、その人物の性別は男ではないかと季衣は推測する。

 

そのような考えをめぐらせながらも季衣は上方へ大きく飛び上がり、鉄球を仮面の人物に目掛けて放り投げる。

 

季衣「でえぇぇいぃやああぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

鉄球は仮面の人物にあたったかのように見えたが、仮面の人物は双剣をクロスさせ、その鉄球を受け止めていた。

 

仮面の人物「くっ・・・あ・・・」

 

しかし、鉄球の衝撃には耐え切れなかったのか、呻く様な声を上げ、後方へと飛ばされる。

 

そしてその後、片膝を地面につけて右腕を押さえていた。

 

その右腕は痛みによってなのか小刻みに震えていた。

 

季衣はその声を聞いて、その人物が男性であることを確信する。

 

季衣(やっぱり、男の人だ。それじゃあ、あの武器は・・・)

 

季衣は地面に着地すると、投げられた鉄球を自分の手元へ戻す。

 

季衣「お前はいったい誰だ!!何で沙和ちゃんの武器と似たような物を持ってるんだ!!」

 

仮面の人物「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

季衣の問いかけに仮面の男は答えない。

 

仮面の男はスッと立ち上がって見せるが、まだ右腕を押さえたままだった。

 

季衣「なんも言ってくれないんだったら、捕まえて春蘭様のところに連れて行くんだからね!!」

 

季衣は大鉄球の鎖を鞭の操るかのようにしならせ、仮面の人物へ攻撃を仕掛ける。

 

さすがに次は受け止められないと思ったのか仮面の男は大きな動きでその鉄球を回避していく。

 

季衣「まだまだぁぁぁ!!」

 

しかし、季衣の攻撃はそれだけでは終わらず、鉄球の軌道をうまく操作すると、再び鉄球は轟音を鳴らしながら仮面の人物の方へと飛んでいった。

 

仮面の人物「ッ!?」

 

仮面の男はこの攻撃を何とか躱せたものの、予想外の鉄球の軌道に対処しきれず、不恰好に転んでしまっていた。

 

季衣「これでお終いだぁぁぁーーー!!!」

 

季衣は鉄球を空高く放り投げ、鉄球の重さと重力の力を使って、仮面の人物を押し潰そうとした。

 

仮面の人物はその鉄球の行方を確認できていたが、転んでしまっているため、瞬時に動くことが出来なかった。

 

季衣が放り投げた鉄球は仮面の人物がいた場所に寸分の狂い無く、落下する。

 

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

 

辺りは鉄球が地面に打ち付けられた轟音が鳴り響いた。

 

その衝撃によって周りの土埃も巻き上げられていた。

 

 

 

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季衣「やったかな?・・・っって!!しまったぁぁぁぁぁ!!!潰しちゃったら春蘭様とかに会わせられないじゃん!!!!」

 

季衣は少し慌てた様子で、地面にめり込んでいる鉄球を引き戻し、仮面の男が居た所へと駆け寄った。

 

そして、鉄球によってできた地面のくぼみを覗き込む。

 

そのくぼみには赤い血の後も人間がつぶれている様子も無く、ただ地面に穴があいてるだけだった。

 

季衣「よかったぁぁぁ。潰れてないや!!・・・・・・あれ?潰れてない・・・」

 

季衣は再び地面のくぼみに目をやった。

 

しかし、そのくぼみの中には何も無いし、誰も居ない。

 

もちろん、仮面の男の姿すらも無かった。

 

季衣「あれ・・・?どこ行った?」

 

季衣はくぼみから目を離すと、辺りをキョロキョロと見回して仮面の人物の姿を捜す。

 

すると、仮面の人物の姿は何も苦労することなく発見することができた。

 

仮面の人物は季衣の鉄球が落下した跡の少し後方で両腕、両膝をついた状態でそこに居た。

 

また、仮面の人物の隣には漆黒のドレスを身に纏った女の姿も一緒にあった。

 

季衣「アイツは!?」

 

その人物に見覚えのあった季衣は二人の下へすぐさま駆け寄った。

 

季衣「お前は王座の間で凪ちゃんたちを連れ去った奴だな!!凪ちゃんを返せ!!」

 

季衣は少し感情的になりながら、大声量でカガミに言う。

 

カガミ「こんにちは。許緒さん」

 

カガミは季衣とは正反対に、冷静で粛々としたお辞儀をして見せた。

 

お辞儀をした後、カガミはすぐに仮面の男の方へ向きなおす。

 

カガミ「心配して来てみれば・・・、ったく、しょうがない人ですね」

 

カガミは優しくそういうと、仮面の人物の頭を撫でていた。

 

カガミ「右腕が・・・ちょっと待ってください」

 

仮面の人物の右腕の様子がおかしいことに気付いたカガミは仮面の人物の右腕を持ち、丁寧に検診していく。

 

カガミ「骨に・・・異常はないようですね。良かったです」

 

カガミはそういって仮面の男の両肩をポンポンと軽く叩く。

 

カガミ「・・・・・・、まだ・・・戦えないと言うつもりですか?」

 

すると、今までの優しそうな雰囲気が一変し、急に冷たく重い雰囲気になる。

 

カガミ「私達にあまりもたもたする時間はありません。あなたが早く決断してくれないと、あの子達も・・・」

 

カガミはまるで子供に諭すかのように仮面の男と同じ目線にまで落とし、言葉を発していく。

 

カガミ「あなたもそれを望んだのでしょう?なら・・・早く片付けないと・・・ね?」

 

カガミは最後に確認するように言葉の語尾を上げると、仮面の男はコクリと一度だけ頷き、立ち上がる。

 

カガミ「もう・・・大丈夫ですね?」

 

カガミの言葉に再度、仮面の人物は頷いてみせる。

 

そして、カガミはスッと立ち上がると

 

カガミ「では、例の場所で待っています・・・」

 

と言い残し、自分の横に黒い空間を出現させると、その中にゆっくりとした動作で入っていく。

 

カガミが入り終わると、その黒い空間は口を閉じ、その場には何も無くなった。

 

その場には季衣と仮面の人物、そしてそれを取り囲むように両軍の兵士たちが居るだけになった。

 

季衣「長い間、僕を無視しちゃってくれて・・・。でも、潰れてくれなくてよかったよ。おまえは捕まえて春蘭様のところに連れて行かないとだからね」

 

季衣は鉄球をブンブンと振り回しながら、徐々に仮面の人物に近づいていく。

 

季衣「そんじゃあ、死合い再開!!でりゃあああああ!!!!!」

 

そして、季衣は再び鉄球を仮面の人物へと勢い良く放り投げる。

 

 

 

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このときの季衣は油断していたのかもしれない。

 

相手を注意深く観察すること

 

それは一騎打ちで戦うにおいてかなり重要なこと

 

それを怠ってしまったのかもしれない

 

だから、気付くことができなかった。

 

仮面の男の足元が青く光っていたことに

 

仮面の男が持つ二天によく似た武器が真っ赤に染まっていたことに

 

 

 

 

 

 

 

仮面の男は鉄球が自分に向かっているにもかかわらず、まるで動こうとしない。

 

鉄球はその間にもかなりの速さで、唸りを上げながら仮面の人物へ向かっていく。

 

鉄球が仮面の人物の目の前に来た時、仮面の男は右手の剣をゆっくりと、バターを切るようにスッと斜めに動かした・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドガガガガガガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!!

 

辺りに爆発音が轟くと共に、真っ赤な閃光が辺りを照らし出す。

 

辺りの兵士たちはあまりの眩しさに、手で目を覆ってしまった。

 

しかし、その光の発生源の近くにいる季衣は見えてしまった。

 

どんな鋼鉄な岩をも砕く自分の武器が・・・・岩打武反魔が・・・

 

粉々に砕けてしまったところを・・・

 

季衣「・・・・・・ウソ・・・・・・」

 

季衣が一言、そうつぶやいたその時、仮面の人物はすでに次の行動へ移っていた。

 

季衣と仮面の人物との間には、かなりの距離があったはずだった。

 

しかし、赤い閃光の輝きと共に、青い一線の光が流れるように自分に向かっているのが見えた。

 

見えたときには仮面の人物はすでに季衣の懐に入り込んでいた。

 

そのとき、季衣は初めて仮面の男と目があったような気がした。

 

そして、その瞳の奥から溢れんばかりの悲しみを感じることができた。

 

季衣「えっ・・・・・・・・・」

 

その瞳を見ながら季衣が言葉を発したその時、仮面の人物の左腕に持たれた真っ赤に輝く二天が自分の腹部に突き刺さっていることに初めて気が付いた

 

 

 

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辺りを覆っていた真っ赤な閃光がゆっくりと消えていくと、両軍の兵士たちは目を覆っていた手を退け、目を細めながらも二人の一騎打ちの様子を確認する。

 

すると、そこには仮面の男が季衣の体を剣で貫いている光景が目に飛び込んできた。

 

三国兵士「許緒・・・将軍・・・」

 

誰か一人がそうポツンとつぶやいた時、仮面の男はゆっくりと季衣の体から剣を抜いていく。

 

その剣は淡く赤色に光っているのが遠目からでも分かる。

 

そして抜き終わると、季衣の体はゆっくりと地面に倒れこんだ。

 

三国兵士「負けた・・・あの・・・許緒将軍が・・・・・・」

 

三国兵士の動揺がゆっくりと、軍全体へと広がっていく。

 

不安を伝達するその速度は徐々に増して行き、大きなうねりを上げて三国兵士に動揺を与える。

 

すると、仮面の男は自分の一番近くに居た三国の兵士の傍へと近づいていく。

 

その兵士はあまりの突然の、目の前の受け入れがたい光景に身動きが出来なかった。

 

その兵士だけでなく、他の兵士も皆同様だった。

 

そして、仮面の人物がその兵士の横にまで来ると

 

仮面の人物「早く・・・手当てを・・・してあげ・・・て・・・」

 

そう一言だけ残し、くるりと体を反転させて、漆黒の兵団の方へと戻っていき、姿を消した。

 

 

 

 

 

 

仮面の男が去った後の戦場は見るも無残で、漆黒の兵士たちが士気を高め、士気が低下した三国側の兵士を蹂躙していったのだった。

 

END

 

 

 

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あとがき

 

どうもです。

 

いかがだったでしょうか?

 

季衣の戦闘描写はちょっとだけ時間をかけました。

 

いわゆるモーニングスターという武器をどのように表現するのかかなり悩みました。

 

つたないかもしれないですが、なにとぞご容赦のほどを・・・

 

 

 

 

では、タイトルだけの次回予告を一つ

 

次回 真・恋姫無双 黒天編 第10章 「黒天」中編1 相対する英傑

 

ではこれで失礼します。

 

次回の投降予定は未定で・・・申し訳ないです。

 

早くて10日遅くて2週間ぐらいまでには必ずします!!

 

説明
どうもです。前編3になります
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コメント
スーシャン様>仰られているような表現ができたらいいなと思いながら書いていたのですが伝わってよかったです。(salfa)
joker様>季衣の容態などを含め、是非ご期待していてください。一つ付け加えるなら、私も紳士ですので・・・ね?(salfa)
相手は強いのか弱いのか分からないな、しかも優しいときたwあぁ!続きが気になる!(スーシャン)
手当してあげて、か・・・それまでの言動からみてもかなり親しい人物であることはたしか。やっぱり一刀か?続きがきになる!楽しみにしてます。季衣死ぬなーーーー!!!元気になぁぁぁぁれぇぇぇぇ!(幼き天使の親衛隊joker)
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真・恋姫無双 黒天編 季衣 

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