思い出す、花二つ
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 櫻子の受けた仕事の失敗でもう一度、書類の確認をしに廊下を歩く私と櫻子。

だが、櫻子は自分の失敗を認めずにぶーぶー言いながら歩いていて、それを

聞きながら前を歩く私はイライラが尽きない。

 

「せっかくやったのに、やり直しとかやってられないよー!」

「やってられないのは私ですわ!あなたの落ち度なのに私まで巻き込まれて」

 

 はぁっ、と溜息を吐くと櫻子はカチンときたのか、私に文句を言い出す始末。

まったくどうしてくれようか、このバカ娘ときたら。

 

「おっぱい魔神のくせに生意気だぞ!」

「もう、どうでもいいですわ。早く終わらせましょう」

「なんだと、この・・・」

 

 櫻子の戯言に一々付き合っていたら日が暮れてしまう。私は、目的地について扉を

開けようとした途端に、背中に重いものがのしかかるのを感じた。それは櫻子が

相手にしない私への抗議のつもりなのか、体当たりをしてきたのだ。

 

 それに対する用意も体勢も整ってない状態でそんな重みが加わったら転んでしまう。

しかも、書類が置いてある場所は少々古くなっていて、お世辞にも立て付けが良いとは

言えないドアの作りにもなっていた。

 

 そこに私は咄嗟にドアに掴みながら、前に重心を置く。途中で手を離してしまって

私は櫻子に押し倒される形で床に倒れこんだ。

 

「あいたたた・・・」

「わ、私悪くないもん・・・!向日葵が無視するから」

「わかりましたから、早く済ませましょう。行きますわよ櫻子」

 

 慌てるように弁解を述べる櫻子に私はゆっくり身を起こしながら、まだ、ちょこんと

座っている櫻子に手を差し出す。わざと少し呆れた表情を浮かべながら、怒らせて場の

空気を元に戻そうとした。

 

「・・・ありがとう」

 

 こういう時はいつものように突っかかってきて欲しいのに、変に素直になるから、

私も気まずくなってその後の言葉が続かなくなる。そして、変な空気を感じながら

櫻子が間違えた作業の確認をすることにした。

 

 場所は本棚の奥の方で狭いながらも入り口からは上手く死角があって見えなく

なっていた。そこに漠然とした不安感が残っていたが、あまりにも不確定要素が

強い為にそのまま、櫻子を連れて作業を続行した。

 

 私がチェックをしながら、どこを間違えたのか櫻子に詳しく説明をする。

櫻子の方も黙って相槌を打ちながら淡々と作業は続けられる。ここまではよかったのだ。

 

 さっさと終わらせて、この子に余計なことを一言呟いて、空気を元に戻そう。

そのことばかり、考えていたから。だから、罰が当たったのかしら。

 

 不意に扉が閉まる音がするのと、同時に。時間も遅いせいか、急に視界が暗くなって

びっくりしたが、それでも暗幕の隅で外から漏れる僅かな光のおかげで私は安堵の息を

吐く。

 恐怖症ってほどでもないけど、私は暗い所にいると少々心細い気持ちになるのだ。

 

「向日葵?」

「なんでもないわ。あと、もう少し、カーテンを開けて光を取り込まないと進まないから」

「わかったよ」

 

 しょうがないなぁ、って呟きながら櫻子は何でもないように暗幕のカーテンを開く。

まだ日がある内だから、それだけでも十分に光を取り込めて、残りの作業をするには

十分だった。

 

 だけど、問題はその後に起こった。

 

「さて、終わりましたわ。さっさと生徒会室に戻りましょう」

「やっとかぁ。あー、疲れた」

 

「あなたは何もやってないでしょう!!」

「しょうがないじゃん〜、過ぎたことは忘れるに限る!」

 

「今教えたこと忘れてどうするの!」

「気にすんなって。まったく巨乳はいちいち口うるさくて困る」

 

「胸は関係ないでしょ!」

「大いにあると思うね・・・ってあれ・・・?」

 

 その時、いつもと空気が変わった気がした。いつものようにバカっぽい顔をしている

櫻子から生意気な表情が薄くなっていた。

 

「え、あれ。おかしいな・・・」

「どうかしましたの?」

 

「ドアが開かないんだよ」

「全く、バカ過ぎてドアも開けられなくなったとか言ったら洒落になりませんわよ!」

 

 またいつものようにふざけてるのか、私はイライラしながら手をかけて横にスライド

しようとしたが、ドアはびくともしない。あまりの予想外で私は一瞬固まるが、

何かの間違いと、何度も何度も全力でドアを開けようと試みるがちっとも動かなかった。

 

「嘘・・・」

 

 そこでようやく私がどんなに抵抗しても意味がないことに気づくとちょっとした不安が

胸の内に生まれた。でも、櫻子の隣で弱味なんて見せられない私は少々強気で振り返り

櫻子の前で苦笑いをした。

 

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「ははっ、しょうがないですわね」

「何で開かなくなったんだろう」

 

 櫻子の言葉で私はドアの周辺をよく見てみる、外から差し込む少しばかりの光が

その付近を照らしてくれる。すると、徐々にいつもと違う様相が見えてくるではないか。

 

「幽霊?」

「そ、そんなことあるわけないでしょう!」

 

 櫻子が子供のような言い訳をする中、私はドアの様子を見ると、1ミリもないような

隙間をジッと見ると、鍵がかかっているのが見える。そんなことをしている内に徐々に

部屋の中が薄暗くなってきた。

 

「開かないの?」

「・・・」

 

 櫻子の問いかけに私は否定したいが、できない気分になっていた。おそらくさっきの

櫻子が私に体当たりをして重さや色々含めた衝撃と先生が閉めた際に何かの原因で

鍵の部品が壊れて作動してしまったのだろう。

 けっこうここの部屋の鍵だけ古く見えたから、もしかしたら。でも、今考えるべきは

そこではない。動かないことは現実に起こっているのだから、今最善で出来る策は。

 

「櫻子、携帯は」

「あっ、生徒会室に忘れてきた・・・!」

 

「仕方ないですわねー!」

 

 櫻子に頼ることが間違っていた。私はポケットに携帯電話があることを手で確認して

安心して、安堵の溜息を漏らす。そして、ゆっくりと携帯を目の前に持ってきて開けて

見た瞬間に再び私の動きが固まる。

 

「どうした、向日葵」

「充電が・・・切れてる・・・」

 

「えっ・・・!」

 

 いつも携帯をあまり使用する機会があまりないせいで、管理が怠慢していたことを

今の今で悔いることになるなんて。さっきまで力強かった手に力が入らなくなって

携帯を落としそうになったのを、櫻子が慌てて拾い上げた。

 

「危ないなぁ、壊れたらどうするの!」

「あ、ごめんなさい・・・」

 

「向日葵・・・?」

 

 今、私はどんな表情をしているのだろう、いつだって櫻子の前では強い私で

ありたいのに、今はそんな余裕はどこかに吹っ飛んでしまっている。だって・・・。

 

 鍵が壊れている、携帯が使えない。窓を開けて叫んで助けを求めるか。いや、放課後

でこの付近を出歩いている人はまずいないだろう。すると、廊下に誰かがいるのを祈って

助けを求めるか。私が迷っていたときに、櫻子が私の様子を見たときに、ドンドンと

ドアを叩いて声をあげていた。

 

 誰かいないのか、誰かにさえ声を拾われればまだ安心していられるのに。でもこの

古びた場所は普段、先生生徒達が使っている中でもダントツで使用頻度が低く、なおかつ

前を通る機会もないような場所にある。だから、そう上手くはいかないのだ・・・。

 

 さすがに何度も何度もしつこいように声をかけ続けた櫻子も疲れて、息を上げながら

私を見つめる。何か言いたいのだろうか、こんな状況になったのも私のせいだと言いたい

のだろうか。

 そうすれば私の、このどこにも持っていけない不安を吐き出せるかもしれない。

だけど、櫻子は私に向かってこう呟いた。

 

「もう、疲れた。そこでちょっと休もう」

 

 それは私に気を遣ってか。それとも、単なる気まぐれか。奥にある、薄暗くなっていく

窓の傍で櫻子は座った。少し埃っぽくて私はその場でじっとしていると、櫻子がイライラ

するように、言った。

 

「向日葵も来いよ」

「あ・・・うん」

「どうしたんだよ、そんなに弱気で。向日葵らしくないぞ〜」

 

 櫻子だけはいつものように元気そうに私に声をかけ続ける。私の鎮火した心の火を

点そうとしてくれているのだろうか。でも、私はそれ以上に、一度生まれた不安の塊が

徐々に大きくなっていく感覚しかなかった。

 

 言うとおりに私が櫻子と休憩をしていると、時間だけが経っていって、やがて少し

ばかりの光も部屋に届かなくなって、暗くなる。

 

「で、電気つけないと・・・」

「私がつけてくるよ、どこかなぁ」

 

 そういって私よりも先に櫻子が立ち上がり辺りを見回す、ほぼ真っ暗で足元が上手く

見えない。そんな状態で歩くから、すぐに大きな音を立てて櫻子が転ぶ音が聞こえた。

 

「いったああい!」

「もう、ちゃんと確かめないからそうなるんですのよ!」

 

「なんだとお!」

 

 いつものやりとりのはずなのに、なんだか胸の内が暖かい。なんとか転んだ体勢から

立ち上がると、灯りのスイッチがある方向にたどり着いた。そして、勢いよくスイッチを

押したものの。何の反応も示さない。

 

「あれ?」

「もしかして・・・」

 

 夜この場所には誰も来ないと思って電球を取り替えず切れてるか、そもそも外したまま

なのか。どちらにせよ、私達の周りが灯りに照らされることはなかったのだった。

 

 人間はその時の気分や状況で時間の経過の感覚が違ってくるときがある。それは今も

同じで、今何時でどのくらいの時間が流れているのか。ここは木々に囲まれているために、

夕方から夜になる境目なのか、それとも、もう夜なのか。よくわからない。

 

「向日葵?」

「あ・・・何。櫻子」

 

「何か様子がおかしい気がするんだけど。いつもなら、このおバカ!とか怒鳴ったり

してさ」

「ご、ごめんなさい・・・」

 

「ちぇ〜・・・。調子狂うな」

 

 隣で話しかけてくる櫻子の声が聞こえるようで聞こえない。近いはずなのに遠く感じて

すごく心細く感じた。あの時、私が小さい時、あの気が弱かったことを思い出させた。

 

 何をやるにも消極的であまり自信が持てなくて、いつも櫻子に助けてもらっていた

ような、そんなとっくに忘れていたことがまるで走馬灯のように思い出す。

 怖い。気持ち悪い。

 

 少し体が震えるような中で、ふと手が暖かくなった。それは隣にいる櫻子が私の手を

握ってくれていた。暖めるように、両手で。そして、静まり返って怖い気持ちでいた

私に一言大きい声で叫んだ。

 

「怖くない!」

「・・・!」

 

「この櫻子様が大丈夫だって言ってるんだ!何か言えよ!」

「櫻子、落ち着いて」

 

 私がロクに反応しないから、櫻子はムキになって立ち上がろうとした。その時に、

足を滑らせたのか、体勢を崩して私の上に覆いかぶさるように倒れこむ。

 

 幸い、お互いどこもぶつけてないから怪我はなかったが、それ以上のことが今。

私の目の前で起こっていた。

 

「・・・」

「櫻子・・・?」

 

「・・・」

「大丈夫・・?」

 

「うん・・・」

 

 あまりよく見えないけど、互いの息遣いがすごく近いことは耳に飛び込んでくる音で

気づかされる。そう、私達はすごい接近しているのだ。今にもくっつきそうなほど近くに

いる。

 

 それを避けるために櫻子は私の横に手を突っ張って、ちょうど、私が櫻子に

押し倒されたような形になっているのではないだろうか。傍目から見るとだが・・・。

 

「ちょっと、近いですわ・・・」

「し、しょうがないじゃんか・・・」

 

 でも、このまま離れるのは少し寂しい。私の気持ちが櫻子に伝わっているのだろうか。

櫻子も口ではそういいながらも離れようとはしない。そして、いつの間にか心の中には

不安よりも顔の近くに櫻子がいるという状況にドキドキしている。

 

「櫻子・・・」

「向日葵・・・」

 

 相手の気持ちなんかわからない。ウマも合わない。でも、嫌いではない。嫌いだったら

こんなに長く一緒にいるだろうか。この子と一緒にいるときは不思議といつも苛立ち以外

にも楽しさや嬉しさを感じることが多い。

 

 だから、一般的に言うなら【好き】という感情が当てはまるのだろう。だけど、私は

それを認めようとはしなかった。櫻子も同じ考えだったろう。

 こんな・・・特殊な状況下に置かれなければ。

 

「ん・・・」

「・・・っちゅ」

 

 自然と吸い込まれるようにお互いの口を重ねる私達。普段は気づかないような、櫻子の

髪の匂いにドキドキする。でも、そんな気持ちも一瞬吹き飛ぶことが。

 

 ガチンッ

 

 慣れてないことはするものではなかった。お互いの歯がぶつかりあって、一瞬離れる。

 

「ちょっと・・・」

「もう、向日葵のへたくそ!」

「それはこっちの台詞ですわ!」

 

 それぞれ怒った後に笑いがこみ上げてくる。あぁ、なんだかこういうやり取りが昔に

あったような気がしてならない。でも、いつで本当にあったのか非常に記憶がうろ覚え

の状態であった。

 

 

 

 それからもう一度、お互いに口を重ねて相手を求める。でもこれ以上のことが

わからないから、ただ子供のお遊びのように、ただただ唇を重ねるだけのキス。

 だが、これが思いの他嬉しいことで、私の心から不安という物質が一気に消え去って

いた。

 ただ、夢中に相手を欲しがるこの気持ちに嘘なんかつけなくて、私達は本能が求める

まま、キスを続けた。

 

「疲れた・・・」

「もう何度目ですの、それ」

 

「しょうがないじゃん・・・」

「ですわね。私も少し疲れたわ・・・」

 

 ぐったりと壁に背をつけながら、心細くないように、自然と手を握る私達。

こうしていると、なんか昔仲が良かったような思い出が蘇る。

 

 楽しくて、いつも笑顔だった気がする。そういつも傍で私を楽しませてくれた

さーちゃんのことを・・・。

 

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 そんな時であった。ふと廊下からコツコツという音が聞こえて、扉の前で音が消える。

小さい声で「ここか?」といういつも聞いたことのある声が聞こえる。

 

 この声は・・・。

 

 私がそれを認識する前に、心臓が止まりそうになるほど驚くような爆発音が聞こえた。

 

 ドンッ!!

 

『!?』

 

 いきなりの出来事で驚いて身をすくめる、櫻子と私。音がした方を見ると、

塞がっていたドアの形状がすごいことになっていて、ゆっくりと倒れていく。

 そして、どのくらいぶりか、久しぶりに差し込んできた光は私達の目を一瞬眩ませる。

そして、やや煙臭い後に人影が二つみえた。

 

 その後に聞き覚えのある愉快な喋り方をしながら私達の元に近寄ってきた。

 

「西垣せんせい・・・!?」

「いやぁ、悪かった。気づくのが遅くなってしまって」

 

 軽い口調でごめんとばかりに顔の前で手を縦に構えるような形を取る。

それよりもどうやってここにいるのが気づいたのか。それが気になった。

 

「松本の言った通りだ。二人ともいたぞ」

「・・・」

「え、会長?」

 

「あぁ、松本が二人の靴や、かばんが残ってるからまだ残ってるはずと言っていた。

場所は、杉浦と池田が探し当ててくれたんだ」

 

 だが、その二人は今ここにはいないように見えた。どこへ行ったのだろうか。

でも、そんな考えよりも先にこの部屋から出たくてほぼ同時に私と櫻子はあの暗い部屋

から出て行く。

 

「ふぅ・・・」

「やっと出られたぁ」

 

 とりあえず安堵の息を吐く私に、安心しきったように言葉を漏らした櫻子。

大丈夫か?と差し出された先生の手に私達は首を横に振って大丈夫だとだけ答えて

生徒会室へと戻った。

 

 すると、私達の姿を見て喜ぶ杉浦先輩と池田先輩と、双子の妹である千鶴先輩も

いた。どうやら、千鶴先輩は残る池田先輩のことが心配で残ったようである。

 

『おかえり』

 

 二人は暖かい言葉を私達にかけてくれて、すこし、こそばゆかった。

だが、そんな気持ちも次の池田先輩の一言で私達は一気に素に戻るのであった。

 

「あー、大室さんと古谷さん仲よぉ、手ぇ握っとるわぁ」

 

 

 

 池田先輩のその言葉を聞いて私と向日葵は即座に互いの手を確認すると、さっきまで

握っていた手がそのままになっていたのが見えた。それのことを言っているのだろう。

 

 私は恥ずかしさとよくわからない、こみ上げてくる感情が溢れてくる前に櫻子が

私の体勢が崩れそうな勢いで手を振って離した。そして、私が何かを言う暇を与えること

なく櫻子は理不尽でただ騒ぐだけのような単語をズラズラと並べるだけだった。

 

「ばーか、ばーか!こんなおっぱい魔神と手を繋ぐなんてありえないんだから!あんな

長くて狭い間、ずっと密着していたなんて!信じられないよ!」

 

 私もその流れに乗るような形で反撃に出るのだ。

 

「私だって、櫻子となんてあんなに一緒にいたくなかったですわ!でも仕事で仕方なく」

 

 仕方なく。あぁ、仕方ない、情けない。私が櫻子とのことなんかであんなに取り乱し

そうになって。櫻子はどうか知らないけれど、私はこの時、困っていた私を放って

いられなくて、ああいう行動を取ったのだと思えた。

 

「―――!」

「―――!」

 

 私は耳に何の言葉が入っているのかすら、わからなくて。どんな罵倒を櫻子に

言っているのかわからなくて。ただただ、この瞬間が気楽で愛おしかった。

 

 櫻子は私の気持ちは通じたかしら。でも、やっぱり鈍いこの子の事だから何も

感じないで私のことを理不尽に罵っているに違いない。そう、思うことにした。

 

その方が今は気が楽だから。しばらくはこんな間柄でもいいなと心底思えたのだった。

 

 頼りになる先輩がいて、競い合うライバルがいる。これって素敵なことだと思う。

いがみ合いながらも、いざというときは支えあう、そんなことは意識はしなかったが、

心のどこかで感じていたのだろう。

 

 そんな私達が素直になれる日はいつになるのだろうか。と、先生の車でみんなを

送ってる最中、窓の外を見ながらぼんやりと考える。

 

 こうして、色々トラブルはあったが、次の日からまたいつもの日常が私達を

迎えるのであった。

 

説明
というタイトルに似合う展開にしようとしたら、あまり活用できなかった(´・ω・`)向日葵と櫻子がイチャったらこんな感じだったらいいなとかなんとか。展開がかなり強引ですがご容赦くださいw愛情はたっぷり込めました^^
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ゆるゆり 古谷向日葵 大室櫻子 百合 キス 

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