Destiny/Domhan Eagsula(デスティニー/ドムハン エアグスラ) 第3話 一つの真実と蠢く者 |
セイバー召喚から翌日。
恵生は何事もなかったように起床する。
「うう〜ん………。え〜と、今日は……土曜日だったわね。右策は来るのかな?」
右策と言うのは恵生の1つ年下の学校の後輩であり、恵生の親友の茜雫の弟であった。
右策と言う青年と知り合った理由は茜雫との付き合いからのものであったが、恵生は1年ほど前に腕を折ると言う大怪我をし、その時の恵生の家の世話をしたのが右策であり、それ以来右策は恵生の家に入り浸るようになったのだ。
「せっかくの休みでも来るタイプだからな……。けど、セイバーがいる以上あまり無関係の人を家に入れたくないな〜」
恵生はそう思いながら、居間の方に行く。
そこには壁側に立っていたセイバーがいた。
「セイバー」
「ようやく起きたか」
「あなた、ずっとそこにいたの?」
「ランサーのこともあるからな、立ちながら寝ていた」
「ランサーってエリオって子だよね。けど、なんで真名が分かったのにそのクラス名で呼ぶの?
真名が分かったのなら真名で呼んだ方がいいんじゃないの?」
「俺は敵となれ合うつもりはないからな、それに他のサーヴァントの連中も同じだろ」
「そうかな〜、ま、私は真名が分かったら真名で呼ぼうかな。あなたのことも」
「俺の真名が分かって真名で呼ぶのはこういう時だけにしろ。戦闘の時に真名で呼ばれたら相手に対策を練られる可能性があるからな」
「うん、それは分かった。ところでさ、セイバー」
「なんだ?」
「今日この家に誰か来た?」
「いや、誰も来てないぞ」
「そう、じゃあ右策は今日はこないのかな?」
「右策?」
「私の後輩の真浦右策。1年くらい前に私、腕を骨折して、その時からこの家に入り浸りになってるの。
そんな人が来ないなんて珍しいな〜って」
「そいつにも用事があるんじゃないのか?」
「う〜ん、用事があってもこっちに来るのを最優先にしてたんだけど、まいっか。それよりご飯にしよ。
セイバーは何を食べるの?」
「俺は別にいらん」
「え? お腹すいてるんじゃないの?」
「俺はお腹はすかんぞ」
「なんで?」
「俺はレプリロイド……ロボットだ」
「あ、そうだったの。ごめんなさい、そんなこと気が付かなくて……」
「構わん」
そして恵生は普通にご飯を食べ終えた。
「さてと、それじゃあ出かけようかな」
「待て、どこへ行く気だ?」
「どこってあの教会だよ。お義父さんのことを聞きに行くの」
「待て、聖杯戦争は基本的に夜にやるものだが、いくらなんでも一人で行くのは危険だ」
「じゃあこっそりついて行けばいいじゃない。だけど、昨日小坂に言われた通り、教会には入らないようにね」
「分かった」
恵生とセイバーは再び教会へと向かった。
第3話 一つの真実と蠢く者
セイバーを教会の前に待たせ、恵生は教会に入っていった。
「すみませ〜ん」
恵生は教会の礼拝堂を見るが、終死郎の姿は見当たらなかった。
「裏影さ〜ん、裏影終死郎さ〜ん」
終死郎の名前を呼ぶも出てこない。
「いないのかな〜?」
「誰がいないと?」
そこにようやく奥から終死郎が現れる。
「お前か。なんだ? やっぱり聖杯戦争を脱落すると言うのか?」
「そんなんじゃないですよ。…あれ? ここって脱落者の保護だけじゃないんですか?」
「無理やりにでも令呪を無くすことは可能だ。ここはそう言うことも一応できる」
「そうなんだ。けど私はそんなことしに来たんじゃなくて、お義父さんの断のことについて聞きたいことがあるんです。
今日以降ならいいって言ってたから…」
「確かに言ったが、まさか本当に次の日に来るとは思っていなかったな」
「それで教えてください、お義父さんのこと」
「俺の知ってる範囲であればな」
「お願いします」
「なら教えよう」
終死郎は一息ついて、語り始めた。
「八子空断、奴は俺と同じ前回の聖杯戦争の参加者だった。
だが奴は今までの聖杯戦争に参加していたマスターとは一線を越えていた」
「それどういう意味ですか?」
「奴は『魔術師殺し』と言う異名を持った男だった。
その異名通り奴は魔術師を殺すと言うのを生業としていた。
奴は魔術師だったが魔術師が嫌う機械類や重火器類を好んで使っていた。
そしてそれを使って魔術師を殺した。場合によっては無関係の人間が乗っている電車や飛行機を爆破すると言うテロリスト的な行為もしたと聞いている」
「そんな……」
「それが奴にとっての『正義の味方』の行動だったんだろうな。皆を助けるためには最大のチャンスで最小の犠牲で済むような行為をする。
奴は事実前回の聖杯戦争でマスターの一人だった者の恋人を人質に取り、そのマスターを殺した。殺された者の恋人は聖杯戦争のことは知らなかった無関係の人間だ。
そしてマスターを殺したことにより、サーヴァントは時間と共に消滅していった。
またあるマスターは人ごみを歩いていた時にライフルで撃たれて死んだ。
これはあくまで俺が知っている奴が前回の聖杯戦争で行った暗殺行為だ。
そして俺と奴は最後のマスターとなり、聖杯が姿を現した。
俺はあと一歩の所で奴に撃たれた。こうやって生きているのが奇跡だよ。
だが奴は聖杯を見て何を知ったのかは知らんが、自分のサーヴァントに聖杯を破壊させた」
「聖杯を破壊させたって…なんで?」
「それは知らん。奴の望みどおりではなかったのだろうが、詳細は俺も分からん。奴が死んだ今となってはなおさらだ」
「…………」
「これが俺が知っている八子空断のすべてだと言っておこう。どうだ? がっかりしたか?」
「がっかりと言うか、驚いた。
お義父さんそんなことしてたんだって…」
「驚くのも無理はない。奴は言うなれば『反英雄』と呼ばれてもおかしくない存在だ」
「『反英雄』?」
「名前の通りだ。英雄の反対、つまりは悪行を行った者を指すが、それだけでは反英雄とは呼ばれん。
その悪行が結果として大勢の人間を救った者のことを反英雄となる」
「……」
「つまりはお前の父、八子空断は反英雄と呼ばれてもおかしくないと言うことだ」
「……」
恵生は少し黙り込むが、すぐに切り替える。
「あ、そう言えばもう一つ聞きたいことがあるの」
「なんだ?」
「昨日、裏影さんと別れた後、アンベルツインって子に会ったんだけど、その子『裏切り者の八子空断』って言ってたんだけど、それどういう意味か分かる?」
「ああ分かる」
「教えて!」
恵生はせがむ。
「なら教えよう。そもそも聖杯戦争を始めたのはアンベルツインと小坂とマウラーの三家だ」
「小坂って……」
「昨日お前と一緒に来た小坂彬渡の家だ。
最初に願望機である聖杯を考案したのがアンベルツイン。だが聖杯召喚には魔力が溜まる土地が必要だった。
そこで魔力がもっとも溜まるいい土地としてここを選んだが、そこには既に小坂家が治めていた。
そこでアンベルツインは小坂と交渉し、小坂は土地を提供した。
そしてその話を聞いたマウラー家がやって来て、聖杯召喚のために必要なサーヴァントを服従させる令呪を教えた。
それからサーヴァント同士を戦わせる聖杯戦争が始まったの二百年前だが、一番最初の聖杯戦争は三家の欲望まみれが原因で聖杯召喚は失敗。
それ以降はこの俺のように魔導教会から監督役を派遣し、聖杯戦争を監督するようになった」
「ふぅ〜ん、それでそのアンベルツインとお義父さんが何の関係があるの?」
「アンベルツインは戦闘に特化した魔術が得意家柄ではなかった。そのため今までの聖杯戦争でも序盤のうちに倒れている。
そこでアンベルツインは聖杯を手に入れるためにある男を雇い入れた、それが八子空断、お前の養父だ。
だがさっき言ったように断は聖杯を手に入れる直前で聖杯を破壊した。
これはアンベルツインとしては裏切り行為だ。そのアンベルツインの者が八子空断を裏切り者と呼ぶのは間違いではなかろう」
「そうだったんだ」
「まあこれもさっき言ったが、なんでそんなことをしたのかは俺は知らん。
だがアンベルツインは八子空断を裏切り者として認識している。そしてお前はその裏切り者の子供だ、復讐対象となってもおかしくなかろう」
「………」
恵生は頭をうつむかせる。
「とりあえず話はこれだけかな? それなら帰ってくれ、俺もそんなに暇じゃないからな」
「分かったわ」
恵生が教会を出ようとすると……。
「一つ言い忘れたことがあった」
「何?」
「もしもサーヴァントに襲われた人を見かけたらここに連れてくると良い。
大勢じゃなければ救える可能性があるからな」
「分かった」
恵生は教会を出て行った。
恵生はセイバーと合流し、家に戻り、それから夜になった。
「ねえセイバー、夜の見回りしない?」
「見回り? 何故だ?」
「いや、昨日聞いた話からして無関係の人から生命エネルギーを得ようとするマスターがいるかもしれないって思って……」
「正義の味方を目指すものとして見過ごせないと?」
「うん」
「いいだろう、俺も元々はイレギュラーハンターだ。そんな奴がいれば排除しよう」
「お願いね」
恵生とセイバーは家を出ていき、夜の町の見回りを始めた。
二人が見回りを始めてから1時間が経つ。
「何にもないね」
「まだ1時間しか経ってないぞ」
そんな時であった。
「きゃああああああ!!」
女性の悲鳴が聞こえてくる。
「あっちの方ね!」
恵生は走り出す。
「おい待て!」
セイバーは急いで恵生の後を追った。
恵生達が走り出し3分くらいしたところに女性が倒れていた。
「大丈夫ですか?」
「うう……」
「息はあるけど、なんかやばそう」
「こいつは生命エネルギーを取られているな」
「そんな……早く何とかしないと」
「その前にその女を襲ったサーヴァントをどうにかしないとどうにもならんぞ」
セイバーは背中の剣を抜く。
「いるの?」
「ああ…………そこだ!」
セイバーは近くの木に向かって剣から魔力刃を繰り出し、木にぶつける。
すると木から何かが飛び出してきた。
そこから飛び出してきたのは槍を持ち豊満な胸をした青い髪の女性であった。
「こいつは……」
「あれれ、そこにいるのは八子空じゃないの」
すると青い髪の女性がいた木の後ろからまた別の女性が姿を現した。
「あなた……茜雫じゃない!」
「八子空、まさかあなたがマスターだなんて思わなかったわ」
「知り合いか」
「朝話した右策のお姉さん、昔はあんな嫌味な奴じゃなかったのに今じゃかなり嫌味な奴よ」
「何? 私の悪口言ってるわけ?」
「悪口のつもりはないわ」
「そう……でもお互いサーヴァントがいる以上戦わないとね……ライダー! その目障りなサーヴァントをやっちゃいなさい!」
ライダーと呼ばれた女性はセイバーに襲い掛かる!
「下がっていろ、恵生!」
セイバーは剣でライダーの槍を受け止める。
「………」
「……恵生!」
「何?」
「こいつを倒すが、いいか?」
「……」
恵生は考えるもすぐに答えは出た。
「むやみに人を襲ったのなら……倒しちゃって!」
「了解した!」
セイバーはライダーを後ろに押し出し、ライダーは体勢を整え直そうとするが、セイバーはそれよりも早く動き、ライダーの体を斬る。
ライダーは血を流してその場に倒れた。
「やったの?」
「きゃっ!」
すると茜雫の持っていた本が突然燃え始め、ライダーの体が消滅し始めていた。
「どうやらやったようだ……!」
セイバーは別の方向に剣を構える。
「どうしたの?」
「そこで何をこそこそしている!」
セイバーの見ている先にはいつの間にか人影あり、そこから一人の老人が現れた。
「ほう、気配察知が出来るとはなかなかのサーヴァントだな」
「お、お爺様……」
茜雫はその老人をお爺様と呼んだ。
「お爺様?」
「さっさと帰らんか!」
「は、はい!」
老人に言われて茜雫はさっさと逃げて行った。
「待て!」
セイバーは追おうとするが…。
「追わなくていい!」
恵生がセイバーの肩を掴んで止める。
「だが……」
「まああ奴が生きてたところで問題はあるまい、あのできそこないの孫娘は…」
「孫娘ってことはお爺さんは……」
「わしはあの茜雫の祖父、真浦賢蔵じゃ」
「真浦賢蔵ってことは……右策のお爺さんでもあるってこと?」
「左様」
「それじゃあ右策も……」
「いや、あ奴は関係ない。
確かに儂や茜雫は魔術に対しての心得などはあるが右策にはない。
聖杯戦争のことも教えておらん」
「けど、真浦家は魔術関係なのは否定しない」
「そうじゃな、ここまで話した以上否定する余地はないな」
「………」
「孫の茜雫がどこまでいけるかを見届けるつもりじゃったが、敗れた以上今回の聖杯戦争も見届ける必要はないな」
賢蔵は去ろうとする。
「待ってください! 一つお尋ねしていいですか?」
「何じゃ?」
「茜雫って魔術回路がないんじゃないんですか?」
「ふむ、確かにあ奴にはないな。儂は持っているがな……」
賢蔵は去っていった。
「………」
恵生は考え込む。
「どうした、恵生」
「あのおじいさん、どうしても信用できない」
「正義の味方を目指してる奴が人を疑うのか?」
「そうなんだけど、それだけが正義の味方じゃないと思うの。
人の言葉を聞いてその真偽を見極めることも大事だと思うの。
それで考えたの、本当に右策がこの聖杯戦争に関わってないのかって…」
「何故そう思うんだ?」
「家族だからって隠し事の一つや二つはあると思うけど、聖杯戦争みたいなものを簡単に隠し通せるものだと思えないの。
それに今日ね、裏影さんにからあること聞いたの。聖杯戦争は元々アンベルツインと小坂とマウラーって一族が始めたことだって…。
それで今あのお爺さんが真浦ってのを聞いてふと思ったの。マウラーを日本的な読みにしたら真浦になるって……」
「つまりあの爺さんがその聖杯戦争を始めたマウラー家の人間だと言いたいのか?」
「あくまで推測よ。でもその推測が本当だとしたら右策が無関係とは考えづらいの」
「可能性は0じゃないと言うわけか……」
「うん、そうじゃないと信じたいんだけど、もう疑いに入ってる。正義の味方、失格だよね」
「そうでもないと思うぞ」
「え?」
「俺はお前みたいにバカ正直に色んなことを信じて自分の正義を貫いていた奴を知っている。
俺もそんな奴と同じような者だった。だが俺はあることがきっかけで自分が何のために戦っているのか悩んだ」
「あることって……」
「言いたくない」
「そう、ごめんなさい」
「構わん。そう何度も謝るものでもないと思うぞ」
「………今は気になっても仕方ないか」
恵生は倒れている女性を見る。
「とりあえず運ぶの手伝って」
「ああ」
二人は女性を教会の方へと運んで行った。
幕間
二人が去った後にその場に一人の女性が姿を現す。
「………」
その女性は賢蔵にアサシンと呼ばれた女性であった。
「…………」
アサシンは先ほどまで倒れていた女性の所をただ黙って見ていた。
「……くそ虫共が…」
「そう言う言葉は女性が言うべきではないな」
アサシンの所に一人のとこが現れる。終死郎であった。
アサシンはすぐに間合いを取る。
「何の用ですか、聖杯戦争の監督役がこんなところで……」
「そう身構えるな、ただの散歩だ」
終死郎は両手を広げて敵意がないことを示す。
「…その様子だと本当に敵意はないようですね」
アサシンは戦闘態勢は解くも警戒は怠っていない。
「しかし本当にただの散歩なんですか?」
「本当だ」
「………」
「まあ散歩をしていたらかなり遠くから悲鳴が聞こえてきたのでな、サーヴァント達に見つかったり探知されない距離から見ていた」
「随分視力がいいのですね」
「まあな、それに読唇術も心得ていてな、八子空恵生達が何を話していたのかも知っているつもりだ」
「ならばあなたも早く教会に戻った方がいいですよ。セイバー達はあなたを尋ねに来ますよ」
「その心配はない。あいつらはここから教会への一番近いルートを知らん。俺がそのルートで戻ればあいつらより先に教会につく」
「息切れで教会にいないことが気づかれますよ」
「体力は十分あるさ。忠告、感謝する。では……」
終死郎はアサシンに別れの言葉を言って去っていった。
「………気持ち悪い男ですね」
アサシンは終死郎を見てそう思った。
幕間終了
恵生はセイバーを外に置いて、倒れていた女性を教会に入れた。
「裏影さん、いますか?」
「大声で何だ?」
終死郎が教会の奥からやって来た。
「裏影さん、この人を診てください!」
「うん? その女性は……」
「ライダーに生命エネルギーを吸い取られたみたいなんです」
「確かにそのようだな、ではすぐに治療してやろう。お前は帰るがいい」
「信用していいんですか?」
「信用ないかね?」
「…分かりました」
恵生は女性を終死郎に任せてセイバーと共に帰っていった。
「それでこれからどうするんだ?」
「このまま右策を問い詰めても多分右策は嘘をつくかもしれない」
「ならそのまま殺すか?」
「なんで殺すの? 保護するの」
「保護?」
「うん、仮に聖杯戦争を知らないんだとしたら、今真浦家に置いておくのすごく危険だと思うの」
「あの茜雫と言う女か?」
「うん、さっきも言ったけど、今の茜雫は嫌な奴だからその憂さ晴らしを右策にする可能性があるの。
それに右策が聖杯戦争の関係者だとしたらそれを監視するってことにもなるからね」
「考えているんだ」
「私をバカにしてたの?」
「正直なところな」
「ひど〜い」
そんな会話をしながら二人は帰っていった。
今回明らかにされた情報。
サーヴァント名「ライダー」
マスター 真浦茜雫
真名 不明
女性
クラス保有スキル
「対魔力」C 魔力の乗った攻撃に対して防御が働く。対魔力はランクと同格以上でないとダメージを与えることは難しい。(魔力が乗ってない攻撃でダメージを与えることは不可能ではない)
「騎乗」 A+ 機械でも生き物でも何でも乗りこなせる。
個人スキル
「解読」 A 暗号を解読したり、結界の元の場所を見抜くことが出来る。Aランクだと、見ただけですぐに分かる。
「直感」 A 戦闘時に対する第六感。ランクが高ければ高いほど冴えわたる。
所有宝具
不明
説明 | ||
この物語は作者が「Fate/Zero」を見た影響で「Fate/Stay night」の話を基に作った作品です。 基となった話はアニメ化されてないルートをメインとしているため、ネタバレが嫌な人はあまりお勧めできません。 また話によっては原作のシーンなどを見ながら作っている場面もあり、原作で出てきたセリフと全く同じやほとんど同じなところもあることをご了承ください。 なお、サーヴァントにつきましてはクロスオーバー的にまったく別の作品からの参加となっています。 |
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