真・恋姫?無双 新たな外史を創る者達(改正版) 三話
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俺達は今街の外で盗賊達を待っている。

 

「一刀様、何か策は?」

 

「策など必要あるか?

策は対等、もしくは自分より格上の相手に使う物だぞ」

 

「そうですね」

 

そんなやり取りをしていると盗賊達が起こしているであろう

砂塵が見えた。

 

「ふう……」

 

俺は龍帝刀を抜いて盗賊達を見る。

何故かいつもは見えない筈なのに今日はその目が見えた。

獣の目だ。

俺がいつも骸にした者達の目。

大丈夫。

俺はあいつらを斬れる。

 

「さぁ、行くぞ。白」

 

「はっ!」

 

白の返事を聞いた俺は走った。

ただ、獣を一掃する為に。

 

「ぎゃぁっ!」

 

「ぐはぁっ!」

 

「龍だ!逃げろ!」

 

「何だこいつ!」

 

聞こえる獣達の叫び声。

慣れてはいるが良い物では無い。

だが、今は後に居る人々を守る為にこの声を聞かなくては

ならないんだ……

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「終わったな……」

 

「はい」

 

全ての獣達を片づけた俺達は

街に向かって歩いていた。

 

「一刀様これからどうなさいますか?」

 

「乱世を治める為に何かをしたいと思ってる」

 

俺がそう言うと白は首を傾げる。

 

「乱世を治める為にですか?」

 

「何故かは分からないけどやらないといけないと思うんだ。

龍帝の役目は序になってしまうかもしれないけど良いか?」

 

俺がそう言うと白は微笑んでこう言ってくれた。

 

「構いませんよ。一刀様がやりたいことをやれば良いんです」

 

「ありがとう……」

 

そんなやり取りをしていると街の守備をしていた黒が走って近づいてきた。

 

「二人共大丈夫〜?」

 

「あの程度平気だ」

 

「大丈夫に決まってるでしょ?」

 

そんなやり取りをしながら街に入ると長老が近づいてきた。

そして、こう言って来た。

 

「この街の太守になって頂けませんかの?」

 

その問いに俺達は首を傾げる。

この邑にも太守は居る筈だ。

俺達の心を読んだのか村長はこう答えた。

 

「この街の太守は賊が襲って来た瞬間尻尾を巻いて逃げだしました。

お願いします!この街……永昌の為に!」

 

確か蜀の呂凱の出身地だったか。

まさかそんな所を治めろと言われるとは……

 

「分かった、それが天命と言う奴なんだろう」

 

俺はここを治めて自分の納得が出来る世界を創る。

それが俺の役目だ。

 

「ありがとうございます!では、城へと案内いたしましょう!」

 

こうして俺達の永唱での太守生活が始まった。

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後書き

 

ものすごいグダグダになっちゃいましたね……

反省してます。

それと一刀が落ちた場所を永唱にした理由はありません。

何となくです。

では、また次回です。

説明
こんにちわ〜
ここから改正版じゃない作品と違う展開です。


では、始まり〜
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