真・恋姫?無双 新たな外史を創る者達(改正版) 四話 |
俺達が永唱を治めることになってから一週間程経った。
俺達の調子は評判は良く街を歩いていると話しかけられるようになった。
例えば――――
「太守様!この桃おいしいですよ!如何です?」
とか
「たいしゅさま〜!遊んで〜!」
とか
「キャ〜!太守様〜!こっち向いて〜!」
三つ目は忘れてくれ……
しかし……まさか二つ目のセリフがあるとは思わなかった。
俺は結構目が鋭いと言われる方だから子供が怖がると思っていたんだがな……
まぁ、そんなことは置いておいてだ。
「『これ等』はどうするべきなんだろうな」
俺はそう呟きながらある場所から送られてきた手紙を自分の机の上に置いた。
「覚えているのは俺だけじゃないと言う訳か……」
これ等の内の一つだけに応じたら……修羅場になりそうだな。
「手紙の内容が本当に『あいつ等』らしいな」
しかし……『あいつ等』はどうやって俺の居場所を探り当てたんだ?
それにどうして俺が覚えていると分かったんだ?
「失礼します、一刀様、そろそろ軍議の時間ですよ」
「ああ、分かった、すぐに行く」
俺はそう答えて部屋から出た。
手紙の内容
『ご主人様、お久しぶりです。月です。
あるお方からご主人様がこちらに来たと聞いたのでご連絡申し上げました。
久しぶりに会いたいので洛陽に来てくださいませんか?
都合が良い時で構いませんので。
では、またお会い出来る日を楽しみにしております』
『ご主人様〜!久しぶり〜!桃香です!
ある人がご主人様がこっちに来るって教えてくれたから手紙を送ったよ〜!
久しぶりに会いたいから会いに来てくれないかな〜?
待ってるよ〜♪』
『一刀、久しぶり♪雪蓮よ。
ある人から一刀がこっちに来たって聞いてね。
それで連絡したんだけど……会ってくれないかな?
その気になったら荊州南陽に来てね♪
待ってるから』
『一刀、久しぶりね。華琳よ。
ある者から一刀がこっちに来たと聞いて連絡したわ。
久しぶりに会いたいから陳留の街に来て頂戴。
待ってるわ。
追伸 あなたは必ず手に入れるからそのつもりで』
説明 | ||
四話目投稿です。 今回は短いです。 |
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コメント | ||
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