ごあいさつ 山崎浩さんの自主制作作品集の発刊を開始してからも、折を見て原画の展示の機会を模索していましたが、今回のチラシイラストをきっかけに、原画展示することになりました山崎浩さんの作品は、レトロなジュブナイルテイストのものが多く見られます。 直球児童文学系そのものの昭和の少年を描いた山崎作品の展示をいつかやりたいとずっと思っていましたが、まさか平成の少年系総合即売会で実現することになるとは、ぼくたちもまったく想像できませんでした。 山崎さんのモノクロの技法は基本的にペンとインクで描かれたアナログとしてはオーソドックスなもの。一方でカラー作品は、鉛筆と不透明水彩絵の具というどちらかといえば、アニメーターのイメージボードに近い方式です。 どちらにせよ、昨今の流行と逆のベクトルのものでして、デジタル世代のみなさんの眼にどう写るか、わくわくすると同時にどきどきしています。 そして、色あせぬ存在感を持つ少年たちの魅力をきっと堪能いただけると確信しています。今回、展示の場を与えていただいただけでなく、イベント開催前の多忙な時期に、長時間を割いて原画のセレクトをしていただいたスクラッチ実行委員会の松村代表に感謝しています。 また、当サークルのスクラッチ参加のきっかけを作ってくれた方々にも感謝しています。遅々と進まぬ変わらぬ発行ペースの中応援をいただいている読者のみなさん、そしてこの場で作品を見ていただくみなさんに楽しんでいただければ、嬉しく思っています。山崎浩自主作品集/ワンダーワンダー
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