青年と外史を超えてきた少女の物語 |
狭乃狼が主催したクリスマスパーティーが終わると老仙と秋蘭は二次会として老仙のバーに来た。
「老仙お兄ちゃんお帰り。秋蘭お姉ちゃんいらっしゃい」
「おや?璃々ちゃん来ていたのですか?それなら紫苑さんに渡さず直接プレゼントを渡すべきでしたね」
「プレゼント!?わーい、楽しみだな」
「璃々はよく老仙の店に来ているのか?」
「うん、ここにきたら別の世界に遊びに行かせてもらえるんだよ」
璃々の言葉に老仙が秋蘭に小声で
「今や璃々ちゃんは私やジョージぐらいの力がありますよ」
それを聞いた秋蘭は璃々ちゃんだけは怒らせないでいようと硬く決意した。
そんな事を話していると奥から誰かの鳴き声が聞こえてきた。
「ああ、やはり彼女来てましたか?」
「うん。でもいつもと全然キャラが違うの」
「・・・まあ、そうでしょうね」
「老仙はだれだか分かっているのか?」
「ええ、まあ。古い付き合いですから」
そういうと老仙は奥へと歩いていった。
秋蘭も付いて行くとそこにはたくさんの酒の空き瓶があり、それを片付けている鳥人間。
そしてグラスを持ったまま泣いている犬の着ぐるみを着た女性がいた。
「ティマイにヒトヤだと!?なにをしてるんだ?」
「クェクェクェ、それは俺の台詞だぜ秋蘭。なんせ気がつけばここにいてこいつの相手させられてるんだからな」
「うわぁぁぁん、クリスマスなんて嫌いだ!!うぅ、璃々ちゃん!!バーボン追加!!」
「はーい」
「やれやれ、飲みすぎですよヒトヤ」
「うるさい裏切り者!!今日はいつも一緒に飲んでるだろ!!それなのに秋蘭といちゃいちゃしてきやがって」
「やれやれ、いつももそうですが「乙女モード」の彼女はさらに手を焼きますね。・・・まあ、そういうところもすきなのですが」
「「「乙女モード!?」」」
「ええ・・・いってもいいですか?ヒトヤ?」
「好きにしろ!!うわぁぁぁん」
「分かりました。彼女がまだ普通の乙女の頃です。・・・クリスマスに失恋してるんですよねヒトヤ」
「クェ?初耳だぞそれ?」
「本当はあなたも知ってるはずなんですけどね。私が記憶消す事になりましたからね」
「・・・というと外史がらみか?」
「さすが秋蘭ですね。そのとおりです。・・・あっ、ちなみに相手はジョージですよ」
「「「・・・・・・・・・ええええええええ!?」」」
「うわーん、ジョージの馬鹿野郎!!」
「・・・かなり昔の話です。そうあれはまだ私達が派閥に分かれ争っていた頃の話です。秋蘭や璃々ちゃんも関係してきますよ」
そういうと老仙は昔の話を話し始めた。
「これは一人の青年と外史を超えてきた少女の淡い恋の話です」
後書き
仕事も終わりやっと休みがもらえました。
体力も復活したので投稿再開しようと思ってます。
正月休みの間に半オリジナルを投稿します。
主役はジョージ様です。
すでにジョージ様と狼様には出演の許可をいただきました。
そこで墓にも出演していただけるユーザー様を募集します。
舞台はTINAMI学園で空から降ってきた少女をジョージ様がキャッチ。
だがその少女は記憶を失っていた!?
という内容です。
ジョージ様と私のオリキャラでジョージ様の奥さんの華陽の最初の出会いを書きます。
特に希望がなかったら年齢に関わらず生徒役にさせていただきます。
一部敵キャラになるかも?
出ていただける方はメールでお知らせください。
説明 | ||
復活記念に半オリジナルを投稿しようと思ってます。 主役はジョージ様です。 |
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コメント | ||
ヒトヤさんのあの性格の理由がわかるのかな?(ZERO&ファルサ) 俺が、ねぇ……何か? んじゃヒトヤの今の暴走の原因は俺ってことか?(峠崎丈二) |
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