恋姫夢想 〜至高の鍛冶師?の物語〜 第十三話 |
「祭り?」
「うむ。年の最後に街ぐるみでな」
「へえ」
祭りか。元の世界じゃあ親父が人混みが嫌いだからって連れて行ってくれるのを
随分渋ってたっけ。
最後には母さんのお願いに折れてたけど。
この世界にはクリスマスなんてないだろうから準備に時間を
掛けられて盛大になりそうだな。
「で、それがどうかしたのか?」
「お前も何かやらないか?」
出店でもやれって事か?
「例えば?」
「歌とか」
「なぜ歌?」
「得意だろう」
「どこからの情報だ、それは…」
俺は人前で歌った事は……あ。
「前に随分上機嫌で歌ってたそうじゃないか。街の人間が皆覚えていたぞ」
「……あの時か」
カツ丼が作れるようになって口ずさんでたが、どんだけ歌ってたんだ、俺。
皆って事はかなり長い間歌ってたって事だぞ…。
「で、どうだ?」
「断る。人前で歌うのは好きじゃない」
「道の真ん中を歩きながら歌ってたのにか?」
……本当に俺はいつから歌ってたんだ?
歩いてたって事は材料の買い出しの時だろうが。
「機嫌が良かったからだ。普段ならそんな事しない」
「そうか……なら知ってる歌と音楽を教えてくれ」
「?何故だ」
「軍関係で歌好きの人間に教えて祭りで歌わせる」
…歌わされる人間は災難だな。無理矢理覚えさせられる訳だし。
「まあ、それ位なら……」
「ならまずは賈駆と話をしてくれ。あいつが祭りの運営担当なのだ」
「わかった」
ついでに俺も出店を出すか。必要な物が手に入ったらだが。
とりあえず調理器具だけは作っておこう。
それから祭りの当日まで、時間ができる度に城に行って歌と音楽を
教えた。
英語の歌詞は合うように訳し、戦いを連想する様な物は省いたが。
しかしすごいな、ここの楽隊。二、三回聴いただけで再現してしまった。
さすがにピアノとかベースはないから別バージョンみたいになってるが。
あとは歌う人間がいれば完璧だ。
そして祭り本番。
「ここまで盛況になるのか…」
俺の目の前ではもう盛り上がりが凄い事になってる。
つい先程月様が祭りの開始を宣言したばかりだというのに。
様々な出店が並び、大道芸人がその芸を披露している。
出店は俺もやってるけどな。
「大将のお兄ちゃん、焼きそば一つちょうだい」
「あいよ」
俺がやってるのは焼きそばの出店だ。
たこ焼き・イカ焼きは肝心のタコとイカが手に入らなかったので却下。
焼きトウモロコシも同じ理由で却下。
キャベツは手に入ったが、それほどの量ではなかったので
大量に使うお好み焼きは不可。
結果残ったのが焼きそばだ。それもソース焼きそば。
正確には、手掴みで食べられるよう焼きそばを丸く焼いた小麦の生地で包むので
焼きそばクレープだが。
ちなみにソースはパン粉を作ると決めた時に作った。フライにはやっぱりソースだからな。
で、焼きそば用に少し調整して今使ってる。
乗せる皿も竹の葉を編んで作ってある。持ち運び簡単だ。
座って食べる事もできるように椅子とテーブルも用意してあるが。
で、焦げたソースの匂いに惹きつけられたお客で行列ができてた。
大好評で嬉しい限りだ。
……ついでに言うと作った調理器具は鉄板とタコ焼き機だったりする。
「何や、ええ匂いする思うたら真也やったんか」
そんな中、いつの間にか霞が目の前に居た。というかお客の行列に並んでた。
ただし、偃月刀を持った状態で。
「さぼりですか?張遼将軍」
「いきなり酷ない?」
「なら休憩ですか?」
「そ。せやから霞でええよ」
「了解」
けど将軍が行列に並んでるのに全然他のお客が動じない。
ただ食欲優先ってだけか……それとも霞はここに居て当然と思われてるのか。
「数は?」
「一つでええわ」
「ん」
霞にできたばかりの焼きそばを一つ渡す。作ってもすぐに売れるので
できたての物しかないのだが。
霞が焼きそばを口に運び、何回か咀嚼したら急に目を見開いた。
そして焼きそばを飲み込み
「こりゃ美味いわ!うちこの味好きや!」
と叫んだ。どうやら気に入ってくれたようだ。
もしかしたらソースを使った料理は大概好物に入ったりするかもな。
あくまで予想だが。
「いや、これ酒が欲しくなるわ」
「飲むなよ?」
あくまで休憩だろ、お前。
「わかっとるわ。うちかてその位我慢は『喧嘩だああ!!』……」
「……休憩は返上だな、霞」
まるで狙った様に騒ぎが起きたな。
そこまで大それた事言ってないけど、天罰でも下ったか?
「……行ってくるわ」
「ああ」
残ってた焼きそばを詰め込むように口に入れて霞は声のした方へ走って行った。
騒ぎを起こした馬鹿共には冥福でも祈っておこう。
絶対今の霞は機嫌悪いだろうし。
「次の人」
「二つお願い」
「毎度」
その間も、俺は焼きそばを売り続けるとしよう。
あれからしばらく経ち、焼きそばはすべて完売した。
途中で恋と陳宮も行列に並び、大量に焼きそばを食べて行った。
一度買ったら並び直さないとまた買う事ができないから
全部食べられるのは免れた。それでもテーブル一杯に並ぶ程の焼きそばを
買っていたが。
詠も来たが、三つ買ったらすぐに行ってしまった。おそらく月様と華雄の分込みだろう。
二人とも来なかったし。
「と、そろそろ歌が始まる頃だな」
やっぱり教えた側としては上手くいくかどうか気になる物。
会場となる場所に赴いたんだが……
「……何だこれ」
会場では一人の人間がこの世界の歌を歌っていた。
それはいい。それはいいのだが
「多すぎだろ、おい……」
その人間のいる舞台に対して明らかに多すぎる観客の姿があったのだ。
まるで元の世界での有名歌手の野外ライブ会場だ。
ここまで多いと最後尾、今俺が居る場所には声は届かない筈なのだが
「なんで聞こえるんだ?」
歌と音楽が聞こえてくるのだ。周りを見渡してみたが、舞台以外で
歌を歌っている所はない。
「どういう事だ?」
「真也!」
「詠?」
俺の名前を呼ばれ、声がした方を向くと詠がこちらに走ってきた。
「焼きそば三つ、お買い上げありがとう」
「美味しかったわよ。月と華雄も美味しかったって。
…じゃなくて話は後!まずは来て!」
「は?」
やけに急ぐ詠に手を引っ張られ、連れてこられた場所は舞台の裏側だった。
「とりあえずここで待ってて」
「詠、ちょっと訊きたい事があるんだが」
「何?」
「この会場、いったいどうなってるんだ?なんでさっき居た所まで歌と音楽が届く」
舞台の裏側に連れて来られてはっきりした。
聞こえてたのは舞台にいる歌い手と楽隊の物だ。
「ああ、あれ?術でこの舞台の音と声が会場全体に届く様にしたのよ。
あまり力が無いからこの会場位の距離が精一杯だけど」
「その言い方だとやってるのはお前だよな?術なんか使えたのか?」
「使える様になったのは少し前よ。と言っても、使える物…教えてもらったのは
これだけだけどね」
教えてもらった?少し前に?
「一体誰から教わったんだ?」
「華佗」
……は?
「前にボクを華佗が城から連れ出した時があったでしょ?」
「俺の特注が高い理由を訊いてきた時だな。それで?」
「有無を言わさず連れ出しちゃったからそのお詫びって教えてくれたのよ。
調練の時には重宝してるわ」
理由はわかった。別段人を傷つける訳じゃないから獅子も教えたんだろう。
にしても
「教えられるって事はあいつも術が使えるって事だよな」
「でしょうね」
「……本当に何なんだろうな、あいつ」
「……さあ」
それとも五斗米道っていうのは皆そうなのだろうか。
「ところで詠。なんで俺をここに連れてきたんだ?」
正直俺がここにいる理由は無い筈だが。
「………」
「詠?」
俺の質問に詠は沈黙で応えた。おまけに目が泳いでる。
「おい、お前何を企んで『さあ、いよいよ最後の歌い手の登場だ!』ん?」
俺が詠を問い詰めようとした時、男の声が響いてきた。
セリフから考えて進行役の人間だろう。
「もはやこの街で知らない人間は居ない。いや、この街で関わっていない人間は居ない!」
その手で作り出す物はまさしく至高!数多の人間が彼を尊敬する!」
彼って事は月様じゃないな。
何かを作るって聞いた事もないし。店主か?
「そして今日、この舞台でその歌声を披露してくれる!その男の名は!!!」
けど店主の姿はどこにも見えないんだよな。
ついでに逃げようとする詠の肩を掴んで逃亡を阻止する。
「董卓軍お抱え鍛冶師!大将こと、鷹原さんだああああ!」
ああ、ここに連れて来られてから嫌な予感はしてたよ。
「「「「「「……うおおおおおおおお!!!」」」」」」
「「「「「「……きゃあああああああ!!!」」」」」」
どうやら観客も知らなかったらしい。一瞬の静寂の後に会場が震える程の
たくさんの声が響いてきた。
それはそうとして
「詠。弁明があるなら一応聞くぞ」
「さ、最初は本当に他の人間に歌ってもらう筈だったのよ?でも練習させてる内に
『本人に歌わせれば?』って空気になっちゃって」
「覚えたお前が歌えばいいだろう」
俺が居なくても練習できるようにって全部覚えたんだから。自主的に。
「む、無理無理!?ボク祭りの運営もしてるのよ!?ましてや人前で歌うなんて!!?」
「俺だって人前で歌うのはご免こうむる!というか後半が本音だよな!?
だったら初めから俺を組み込まなければ良かっただろうが!!!」
「しょ、しょうがないじゃない!もうあんたが歌う事を軍の中で
期待されちゃってたんだから!!!」
「俺の意思は無視か!?せめて決まった時点で言え!」
「言ったら断られるじゃない!」
「当然だ!」
「「「「「「た・い・しょう!た・い・しょう!た・い・しょう!た・い・しょう!」」」」」」
ああっ!観客の「大将コール」がすごく腹立たしい!!!
「後でどんな事でもするから今回は歌って真也!
これで中止なんて事になったらどんな事態になるか……」
「暴動が起きるとでも?」
「これじゃあありえないって言えないでしょ?」
この観客のテンションではな。
「……後でじっくり、じ〜〜〜っくり話そうじゃないか」
「お、お手柔らかに……」
「だが断る」
不本意この上ないが、俺は舞台で歌う事を決めた。
もうアレだ。カラオケのノリで歌ってしまおう。
後で仕返しを心に決めつつ、俺は舞台に上がろうとして
「あ、真也。教えてもらったのほとんど歌ってもらうから」
「お前本当に悪いと思ってるんだろうな!!?」
出鼻を挫かれた。
もう自棄になって大袈裟な位に踊りながら歌ってやったよ。
結果、祭り的には大成功だったらしいが。
「疲れた……」
祭りが終わり、俺は店に帰ってすぐに寝床にダイブした。
もう肉体じゃなく精神の疲労が酷い。
「……寝よ」
そして俺は布団を被り、躊躇う事無く意識を手放した。
「………鷹原、居るか?」
今、私は真……鷹原の店に来ている。祭りでその気は無かったものの、結果的には
騙す形になってしまったのでその詫びに来たのだ。
「……鷹原?」
夜も更けてきているから大声で呼んだ訳ではないが、返答がない。
いつもなら顔位出すのだが。
勝手ではあるが、私は店の中を歩き回り、鷹原を捜す。
そんな中、鷹原の寝室の扉がわずかに開いてる事に気が付いた。
「……邪魔するぞ」
そして私は部屋に足を踏み入れる。
そこには当然の様に寝床に入り、寝息を立てている鷹原が居た。
「……」
私はそれを見て、まるで吸い寄せられるように寝床に近づき
「…………騙す形になってしまった事への侘びだ。
そう、何もやましい事じゃない。何も問題はない。ありはしない」
鷹原の寝床に潜り込んだ。
添い寝位はしてやろうと思ってた。が
「……ふえ?」
その途端鷹原が寝返りを打った。しかもこっちに身体を向ける形で。
寝床で頭を置く位置は同じだからそうなると当然私の目の前に鷹原の顔がある訳で……
「………にゃ……にゃ…にゃ」
こ、これはあれか?く、くくく…口吸いの好機ではないだろうか?
いやでも真也は寝てる訳で、そんな相手とするのはまずいと思う訳で、
でもこんな好機もう無いかもとも思う訳で…。
「……んん」
そんな考えをしてたら真也が再び寝返りを打とうとしたので咄嗟に
真也の服を掴んでそれを阻止してしまった。
そんな事をすれば当然鋭い真也の事だから
「……ん」
真也はうっすらと目を開けた。
その瞬間、もう頭が真っ白で何も考える事ができなかった。
だが
「……くぅ」
真也は再び目を閉じて寝息を立て始めた。疲れてくれててよかった。
普段ならこれで起きてるだろうからな。
と油断してたら
「わぷっ!?」
布団を上から被せられた。退けようとしたが何故か身体が動かせないのでなんとか頭だけを
動かして布団から脱出させた。そして目にしたのは
「……」
さっきより近くに……というか目と鼻の先にある真也の顔だった。
おまけに片腕が私の背中に回されてそのまま抱きしめられている形だった。
しかも力強く。
「……きゅ〜〜」
そして私は自分が真っ赤になるのを自覚しながら意識を手放した。
次に日の朝、なんとか真也より先に起きられた私は真也を起こさない様に
細心の注意を払いながら……名残惜しいが真也の腕を身体から外し、寝床を
出てそのまま寝室を、そして店を出て行った。
「………当分、会うのは難儀しそうだ」
まずはこの顔の火照りを何とかしなければ……。
おまけ
「「「「「「〜♪〜〜〜♪」」」」」」
「「「「「「うおおおおおお!!!」」」」」」
「「「「「「きゃあああああ!!!」」」」」」
「「素敵です華雄将軍!」」
「「遼来来!遼来来!」」
「呂布将軍、結構楽しんでるな」
「だな」
「陳宮ちゃん……やっぱり相手は幼女に……ぐふぉあ!!?」
「危険人物確保。連行」
「「「了解」」」
「「賈駆様可愛いです〜〜♪」」
「「「「「董卓様さいこおおおおおお!!!」」」」」
「……大成功」
「おう大将」
「店主」
「いや〜〜前回の大将に引き続き、今度は董卓様達の歌が聴けるとはな。
しかも踊り付き」
「俺だけするのは公平じゃないからな」
「けどよく董卓様達を引っ張り出せたな」
「どんな事でもするって話だったからな。俺と同じ事をしてもらおうと思った。
問い質したら俺が歌う事になってたのを全員知ってたらしいから全員巻き込んだ」
「そうか。まあおかげで俺達は大将達の歌が聴けたんだから構わねえけどな!」
「……歌程度で済ませる気はなかった筈なんだけどな」
「何か言ったか?」
「いや?」
〜後書き〜
ようやく完成。去年までに間に合わず(涙
年を跨いでしまったので後日談の様な物で書きました。
なお真也は華雄が寝床にいた事を覚えていません。というか認識してません。
誰かいるというのは寝ぼけながらではありますが分かったので
寒くないように腕毎布団を掛けたのです。その後相手が温まる様に抱きしめました。
結果的に真也自身も人肌でストレスがかなり取れたらしく、仕返しは歌程度で済ませたのです。
あと華雄本人は気付いてないけど立派な不法侵入です。
ついでに月達が歌って踊ったのは某10周年記念アニメーションのOPです。
説明 | ||
新年あけましておめでとうございます。 今年は良い年でありますように。 第十三話です。 今回もご都合主義全開です。 少しアニメの設定があります。 できれば去年の内にあげたかった……。 それではどうぞ。 |
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コメント | ||
スターダストさん>はい、あけましておめでとうございます。そしてコメントありがとうございます。今回はジャンルを問わずちょっと恋を連想するような物も歌いました。「ゆずれない〇い」とか「〇たつの唇」等。普段ならロボット系OPで熱い物を良く歌います。 某アニメは「型月」「ファンタズム」で検索すると出ます。(龍々) すごく遅くなりましたが明けましておめでとう御座います!年越しのときは帰省していたので見る機会が無く、今までこの作品に気付きませんでした; 真也君の歌った歌が気に成りますねww僕だったら人前で歌うのなら[バ○フライ]か[FL○WのGO!!]ですかねw某10周年アニメ・・・それって今年ですか?去年ですか?どっちにしても僕にはちょっと分かりませんけど;(スターダスト) ZERO&ファルサさん>あけましておめでとうございます。コメントありがとうございます。 肉体・精神、どっちも疲労してたでしょう。(龍々) patishinさん>あけましておめでとうございます。コメントありがとうございます。 はい、よろしくお願いします。(龍々) あけましておめでとうございます! 優しくなってなければどんなお仕置きか恐ろしいですね。(ZERO&ファルサ) あけおめ〜今年も拝読させて頂きます。(patishin) ティマイオス>前に華雄スルーしたよな?というか前の時に「クェ〜〜〜〜〜!!?」華雄にズタボロにされた……ってもう遅いか。(龍々) ティマイオスさん>あけましておめでとうございます。(龍々) 陸奥守さん>あけましておめでとうございます。コメントありがとうございます。後というと歌った後の月達の様子とかですか?(龍々) クェ♪ 華雄は初々しいのぉ〜/// ちょっとここの華雄とイチャイチャニャンニャンしようと思うのですが・・・いいですよね?では頂きます(*/<\*) (mighty) クェ♪ 華雄は初々しいのぉ〜/// ちょっとここの華雄とイチャイチャニャンニャンしようと思うのですが・・・いいですよね?では頂きます(*/<\*) (mighty) おまけの後の描写がほしいです。(陸奥守) eitoguさん>あけましておめでとうございます。コメントありがとうございます。OPはその通りですが、「月だから…」という意図はありませんでした。初めてあれを見た時の印象は凄かった……。(龍々) アルヤさん>あけましておめでとうございます。コメントありがとうございます。脳内で月達の歌と踊りをリピートしてください。(龍々) 骸骨さん>あけましておめでとうございます。コメントありがとうございます。ええ、間違いなくそうなるでしょう(笑(龍々) 月だけに型月のOPなのかな?(eitogu) 仕返しGJ!(アルヤ) 月たちも歌わされましたか。そして毎年、住民の要望で皆歌わされる事になるんですねわかりますwww(量産型第一次強化式骸骨) |
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