ただのドジベビー
説明
オリジナルキャラクターその12・ただのドジベビー

ただのドジがまだ母親の子宮内にいる状態か、急成長する前の状態の名称。そのままただのドジと呼ばれたりドジベビーと略される場合もある。非常に個性的でその特徴は他の種族の幼児には無い。大きさはウズラの卵〜ニワトリの卵程度。母親の遺伝子をそのまま受け継いでいて、子宮内で平然と喋ることが出来るが、急成長する前は聴覚と視力が鈍い。大抵は母親の胎内から産まれるとぬるま湯の入った桶に入れられ、水分を吸って10〜15分で急成長する。急成長後は骨が形成され歩行が可能になり聴覚・視力も敏感になる。へその緒は授精直後に一瞬で栄養を母体から吸収するので、ほぼ不要となりドジベビー自身が簡単に外すことが可能。

母親のことを「ママ」と呼び、命を授けてくれた母親と対面することが何よりもの欲求で、子宮内で意識が目覚めると必ず母親に会いたいことをアピールしだす。しかし必死になって産まれて来るも、ただのドジの98%は出産時の苦痛のショックで心臓が飛び出して死んでしまう。子供は母親の死体を見ると100%の確率でショックを受けて心臓が飛び出して死んでしまう為、ただのドジの医者達によって母親との対面は禁止されている。母親に会わせて貰えなかったドジベビーの大半は涙を流し続けて顔が黒ずんだり首が曲がる。精神力の弱い者はその時点でショック死することも少なくない。

産まれて十数分しか経っていないまだ0歳の彼らは、強制的に労働を余儀なくされ、事務仕事などを一日20時間もこなさなければならない。母親に会えないストレスを引きずりながら……。
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