スーパーヒーロー大集合! グミの大冒険! #1 ここは…どこ?
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・・・・・・・・あれ・・・・ここ・・・・は・・・・・

 

両眼がゆっくりと開いていった。地面スレスレの光景が映ったことから考えると、“倒れていた”、らしい。体のどこも痛くない。外傷無し。服は地面に倒れたときに少し汚れたらしい。

 

・・・えっと・・・・ここ、どこ?

 

緑と黄色の服を着て、赤い2つ目のゴーグルと会話用ヘッドセットをつけ、小物用の袋をベルトに下げた、その女性は、ゆっくりと上半身を上げ、周りをキョロキョロ見回した。

 

どうやら木々が生い茂る森の中のようだ。ただ脱出不能のような密林とか森林ではなく、少し遠いが道の先に村が見えたので、それほど命の危険性は感じなかった。それより“自分の情報”が欲しいと思った。

 

女性は小物袋の中を調べてみた。中に免許証が入っていた。

 

女性:あ、あった。ふむふむ、ちゃんと私の名前“勇気めぐみ”が記載されているわね。よかった。しっかしなんでまたここに倒れていたのかしら?

???:そ゛れ゛は゛私゛の゛方゛が゛訊゛き゛た゛い゛ミ゛ク゛

めぐみ:え!?、どこ!?

???:あ゛な゛た゛の゛足゛の゛下゛ミ゛ク゛

 

めぐみはゆっくりとぺたんこ座りしている自分の両足に視線を移した。太股の間から、小さな手が出てピコピコ動いていた。どうやら“踏んづけていた”らしい。

 

めぐみ:ごめーん!

???:い゛い゛か゛ら゛、は゛や゛く゛、ど゛い゛て゛ ミ゛ク゛

 

めぐみは圧迫しないように、横に回転しながらどいた。そこにいたのは、緑の髪のツインテールで、4枚の羽をつけ、緑色の服を着て、小さい長ネギを1本持った、“妖精”、と呼ばれるだろう生き物だった。

 

めぐみ:ごめんね、怪我はない?

妖精:ペッペッ・・・・ケホケホ・・・・ど、どうやらあなたの体重は軽かったらしいから、潰れなかったミク。あ、私は“ミク”っていう妖精ミク

 

めぐみ:はぁ、ミクさんですか。私、“めぐみ”っていうんだけど・・・

ミク:妖精見ても驚かないの?

めぐみ:いくら何でも、こんな状況、現実じゃあないと思うし、どうせ夢だろうから、なんでもOKよ。私の身分証明書まである、随分丁寧な夢だとは思うけど

ミク:夢じゃないミク。私はここの住人ミク。ここを飛んでいたら、さっき気絶した状態のあなたが、私の上から降ってきたミク。でもって、押しつぶされそうになったミク

 

めぐみ:え゛・・・・ここ・・・夢じゃないの?

ミク:つねって見て痛ければ夢じゃないなんて古い確認方法じゃだめミク。事実は受け止めたほうがいいミク

めぐみ:じゃあ、ここの名前って、なんなの?

ミク:“キノコネット”って名前ミク。詳しくは私も知らないけど、名前はそうミク

 

めぐみ:うーむ。妖精の存在、“ネット”って名前の世界・・・・どう考えても、ここ、“パソコンのネット世界”の中って事みたいね。そんな映画、観たことあるし・・・。やっぱ現実にあったんだ・・・・

ミク:随分冷静ミクね

めぐみ:あ、いや、私、結構パソコンとかネットとかやるから、いつかこんな事になるんじゃないかと思っていたんだよね

ミク:命の心配はしなくていいミクか?

めぐみ:とりあえず、あなたは敵じゃないと思うし、向こうに村が見えるし、体感型ヴァーチャルロールプレイングゲームだと思えば、逆に楽しいと思うのよね

ミク:最近の女の子は“質実剛健(スパルタン)”ミクね・・・・・

めぐみ:とりあえずこの世界の案内、頼むわね。最終目的は“ここからの脱出”ってのが、お決まりだから

ミク:まぁいいミク。その代わり、あなたもコノ世界で“頑張る”ミクよ?

めぐみ:頑張る?

ミク:あの村に行けばわかるミク。あ、それと、これ

 

ミクはめぐみに、『GUMI』と彫られたアルミ製のドッグタグみたいなモノを手渡した

めぐみ:ちょ・・・ここ戦争やってるの? これって兵士のIDなんでしょ?

ミク:まぁ似たり寄ったりミク。めぐみは“ユーザーID”って知っているミクか?

めぐみ:そりゃ、まぁ。あー、ネット世界だから、アレなのか。ここに彫られている『GUMI』って、私のIDなわけ?

ミク:ここではIDとハンドルネームを共用しているミク。今からめぐみは“めぐみ”って名前をほとんど使えないミク。さっき名前を教えて貰った時に自動的に作られたミク。このハンドルネーム“GUMI”が、めぐみのここでの名前ミク。だから表示もGUMIで統一するミク。ちなみに私のハンドルは“MIKU”ミク

めぐみ(以降、GUMI):あんたは“ミク”でいいわ。ややこしいから

ミク:わかったミク。それを各ポイントの門番に見せるミク。ここではその“ハンドルタグ“を見せる行動がパスワードみたいに働くミク

 

GUMI:わかった。あ・・・それと・・・その・・・、お約束なんだけど、私ここの通貨持ってないんだよね・・・

ミク:それは、あの村で戦って勝てば、1回目のファイトマネーで十分稼げるミク

GUMI:ファ、ファイトマネー!?

ミク:GUMIのような人が来た時期は、ほぼ同時期に別の人も沢山来ているはずだから、そういう人の中で勝ち残っている人とGUMIは戦うミク。勝てば懸賞金がもらえるミク

GUMI:あの〜、私、武術とかそういうの、全然知らないんですけど・・・・

 

ミク:やってみればわかるミク。とりあえず村に行ってエントリーしてみるミク

GUMI:なんか、とんでもないゲームをプレイしている“実感”がわきだしてきたんだけど・・・

 

二人は、森の道の先の方にある小さな村まで行ってみることにした。

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(キノコネット・ヤーパンの村)

 

門番:ハンドルタグをお見せくだされ

GUMI:あ、えっと、コレです

門番:・・・・了解でござる。では、あの先に見える“闘技場登録所”で登録してくだされ

GUMI:え! もう戦闘!?

門番:今、登録されているのは、GAKUさんだけだから、すぐ勝負になるよ。急いでね。観客待っているから

 

GUMIはブツブツ言いながら、登録所までミクに連れて行かれた。

 

登録所:試合には登録料が必要でござる。次の試合への登録料金“10マッシュ”をお支払いくだされ

ミク:今回の登録金は私が立て替えておくミク。必ず勝って、返して欲しいミク

GUMI:もう思いっきりRPGな訳ね・・・・あ! 戦闘って事は、武器とか防具とかアイテムとか揃えないと行けないんじゃないの?お約束よね、これ

ミク:1つを除いて、だめミク

GUMI:え゛・・・この服だけで戦うの!?

ミク:“変身“だけしかできないミク

GUMI:は?

ミク:GUMIはこの世界では今の姿以外に、もう1つの姿に変身できるミク。変身した後で持っている武器防具は“備品”と見なされて使用可能になるミク

GUMI:じゃ、じゃあ、私の変身した姿と名前を教えてよ

ミク:1回目の戦闘で自然にわかるはずミク。というか、私も知らないミク

 

審判:はい! 次の登録者! 対戦者のGAKUさんが待ってます! 急いでくだされ!

ミク:はいはい、さぁさ、あの入り口まで行くミク!

GUMI:はぁ・・もうなんだかなぁ・・・・

 

GUMIは気が乗らない雰囲気を醸し出しながら、闘技場内へ入る入り口をくぐった。そこでは・・・、

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(キノコネット・ヤーパンの村・闘技場)

 

ワーワーワー!!

お!今度はねーちゃんか!、頑張れよ!

私、GAKUに100マッシュ賭けているのよ!、こんな小娘、やっつけちゃって!

 

GUMI:な・・なにこれ・・・・・・

 

髭のリングアナウンサー:皆さん、お待たせしましたー!、これより ヤーパン村闘技場、本日の最終マッチを始めます!!! 赤コーナー! チャンピオン! ハンドルネームー!『GAKU』!!!!

 

オオオオオオ!!!!!

 

GUMIの対戦者である『GAKU』という人物は、確かに“現実世界”から迷い込んできたということが一発でわかるような服装だった。髪は長髪の紫だったが、ジーンズ、Tシャツ、普通のウォーキングシューズ、グルグル眼鏡、といった、普通の学生のような風貌だった。

 

髭のリングアナウンサー:青コーナー! 本日最後の挑戦者! ハンドルネームー!『GUMI』!!!!

 

ブーーーーー!!!!!

 

GUMI:な、なんか私、ヒール役にされてるし・・・・

 

髭のリングアナウンサー:それでは試合を始めます! キノコファイト、レディーーーーーゴォ!!

 

カーン!

 

GAKUは椅子からさっと立ち上がると、GUMIに向かって話しかけた。

 

GAKU:おい、オマエもこっちに迷い込んだ口らしいな

GUMI:そ、そうなのよ! お互い困っているよね! ここから脱出できる方法、知らない?

 

しかしGAKUは大きく首を振った。

 

GAKU:知らないから、ここ数日ここでこんな事やっているんだ。とりあえず勝ち続けているから、メシと寝る所は確保している。そう、勝ち続ければな!

 

GAKUは首を下に向け、グルグル眼鏡の前で腕を交差させて、こう叫んだ!

 

GAKU:変身!!、剣神ガクポ!!!!

 

その直後、GAKUの体が光り輝き、グルグル眼鏡がバイザー型のスコープに変形し、体全体が“侍”の姿に変わり、日本刀1つが新規に追加された。

 

髭のリングアナウンサー:キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! GAKUのもう1つの姿、変身ヒーロー“剣神ガクポ”!!!!! これで無敵だぁ!!!! さぁ、挑戦者も変身しないと、あと数秒でノックアウトだ!!!!

 

剣神ガクポ:さぁ! もう知らされているんだろ!! ここでは戦わないと生き残れないんだ! さっさと変身しろ!

GUMI:だ、だって私、変身の仕方、知らないし・・・

剣神ガクポ:あーもー! わかったよ! ハンドルタグ持っているだろ! 表はハンドルネームが彫られているけど、戦闘中はその裏に、オマエの変身後のヒロインの名前が表示されるんだ。だから、適当なポーズでも取って、その名前を呼んでみてよ!

GUMI:わ、わかった

 

GUMIはハンドルタグを取り出し、裏を見た。そこにはこう描かれてあった。

 

『メグロイドX』

 

GUMI:な! なんなの、この恥ずかしい特撮ヒロインみたいな名前は・・・・

剣神ガクポ:それを叫んでさっさと変身してくれ! これ以上時間を稼げん!!

GUMI:ううう、こうなったらもうヤケよ!

 

GUMIは、両腕を横に“くの字”に曲げて、頭にあった2つ目のゴーグルと平行させるように、こめかみに人差し指を当てて、これを変身ポーズにして、とにかく叫んでみた!

 

GUMI:へ、変身!!!! メグロイドエーーーーークス!!!!!!

 

するとGUMIの全身が光り輝き、頭の2つ目ゴーグルがスライドしてきて、水中眼鏡をつけているようになり、顎の下から戦闘用マスクがせり出してきて口を覆った。そして、服装は、いわゆる変身ヒーローの服のような、甲冑ともサバイバルアーマーとも言えるものに代わり、白いグローブを付け、靴はロングブーツに変わった。

 

髭のリングアナウンサー:オオ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 挑戦者も変身したー!!! 両者ようやく戦闘スタイルに変わったぁぁ。さぁ、これからが真の戦闘タイムだぁ!!!!!

 

メグロイドX:うう・・・・恥ずかしい・・・・

剣神ガクポ:僕だって、恥ずかしいんだから! でも、ここではこれしか方法がないの! さぁ、行くぞ!

 

剣神ガクポは日本刀を抜刀して、容赦なくメグロイドXに襲いかかってきた!

メグロイドX:うわ!!!!

 

メグロイドXは両手で剣神ガクポの日本刀の振り下ろし攻撃を両手で押さえ込んだ!

 

髭のリングアナウンサー:おおおお!!!! 挑戦者、なんと剣神ガクポの必殺技を、真剣白刃取りで受け止めたぁ!!!!

剣神ガクポ:やるじゃないか!

メグロイドX:ぐ、ぐ、偶然よ、これ!

剣神ガクポ:それがお互いそうでもないんだ。この変身ヒーロー&ヒロインになると、自分でも信じられない能力が自然に出て来るんだ。この日本刀振り下ろしだって、“剣術なんてやったことがない”僕が、プロのように出来るようになっているし

 

ギギギ

 

メグロイドX:さ・・参考までに訊きたいんだけど、私、なにが出来ると思う?

 

ギギギ

 

剣神ガクポ:そ、そうだな・・・素早いみたいだから、高速移動して、懐に近づいて、パンチやキックの打撃系で仕留める、そんな感じだと思うよ

 

ギギギギ

 

メグロイドX:さんきゅー! さっさと試合終わらせるわ!

 

シュッ!!

 

メグロイドXは、刀を押さえていた両手を巧く横に流して、組み合いの体制から脱出し、素早く距離を取って、こう叫んだ!

 

メグロイドX:必殺技! ファイナルナックルゥ!

 

メグロイドXは両手を上に伸ばしてから、両足で思いっきり地面を蹴ると、高速で低い弾道の放物線を描いて剣神ガクポの懐に入り、体に思いっきり両手のグーパンチをかました!

 

剣神ガクポ:ぐふぉぉ!

 

剣神ガクポは思いっきり後方に吹っ飛ばされて、倒れ、変身がとけて、GAKUに戻った。

 

メグロイドXはそのGAKUに近づいて、小声で話しかけた。

 

メグロイドX:終わったら、登録所に来て。目印は緑の妖精。お願いね

 

GAKU:りょ、了解・・・

 

カンカンカン!!!!

 

髭のリングアナウンサー:なーーーーーんと! 今日最後の勝者は、挑戦者“GUMI”さんだった!!!! おめでとう!!!

 

メグロイドXはいつの間にか、GUMIに戻っていた。GUMIは髭のリングアナウンサーからファイトマネーを受け取り、ミクがいる登録所に戻ってきた。GUMIは、ミクに立て替えてもらっていた登録料と、幾ばくかのお金を渡し、飲み物を3つ買ってきて貰った。

 

GUMI:GAKUさんは同じ境遇だった。きっと、ここに来た現象とかいろいろ知っている事もあると思う

ミク:そうですね。情報はあって損はないミクから

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(キノコネット・ヤーパンの村・登録所前)

 

GAKU:あ! やっと見つかった! GUMIさん!

GUMI:GAKUさん! お疲れでした! はい、これ、冷たい飲み物

 

探しまわって汗だくのGAKUに、さっきミクに買ってきて貰った缶入りの飲み物を渡した。

 

GAKU:ありがとうございます

 

ゴクッゴクッゴクッ

 

GUMI:あの、GAKUさんも私と同じ境遇なんですよね。元の現実世界から、このキノコネットの世界に来ちゃったっていう設定。

GAKU:そうですよ。僕は近くにいた人にお金を借りてバトルしてここまで生き延びてきました。GUMIさんはここへ来てどれくらい経ったんですか?

GUMI:それが、1日も経っていないんですよ。このミクさんと出会ったのも今日だったし

GAKU:そっか。あのバトル、来ていきなりだったんだ。大変だったね

GUMI:全く持って、イベントバトルが雪崩のようにやってきたみたいです。まぁ勝ったし、ファイトマネーでとりあえず今日のご飯と宿は確保できそうです。

GAKU:僕の方も蓄えがあるから大丈夫だ。でも、お互い、明日のバトルが始まる前に、この村からは出た方がいいみたいだ。僕も今度は挑戦者扱いだし、GUMIさんは今度は“チャンピオン”として防衛戦をやらされる。僕は来てから数日、そのバトルをやらされてきたからわかるよ。通貨は手に入るんだけど、そろそろ“この世界からの脱出”を考えたほうがいいと思ったんだ

 

GUMI:私は最初からそうだったんだけど、強制的にバトルだったからね

GAKU:GUMIさん達に会えて本当に良かった。すまないけど、一緒についていっていいかい?

GUMI:勿論です。私達も仲間が欲しかったんですよ。で・・・その・・・仲間内では、現実世界の名前で呼ぶ機会を作らない? 私は“勇気めぐみ”です。宜しくね!

GAKU:僕は“神威学歩”って言います。こちらこそ宜しく!

 

GUMI:じゃあとりあえず、宿で休んで、明日早朝に出ることにしましょう

GAKU:僕が使っている宿があるから、そこにしましょう

GUMI:ところで・・・ここって温泉・・・あ、お風呂でもいいんだけど、あります?

GAKU:ここの村って名前が“ヤーパン”、つまり“ジャパンの他言語発音”なんだけど、そう言っているだけあって、宿には温泉がありますよ。服は申し訳ないけど、次の街で買う事にしましょう。下着類は宿の併設ショップに簡単なモノならあるから、今日中にそこで揃えるといいです。ファイトマネーは十分にあったと思うから

GUMI:はい、そうします・・・・って、なんか本当に旅みたいになっちゃったわね

GAKU:お互い、こういうのへの適応性はあるみたいだから、安心したよ

 

ミク:ところで、食事に“長ネギ”が出るミクか?

GAKU:え? ああ、出るよ。焼き物セットってのについているから

ミク:ミクーン♪

 

GAKU:それにしても本当に妖精までいるんだね

GUMI:最初は信じられなかったけど、一応助けられたからね

ミク:ではさっさと宿に出発ミク!

GAKU:そうだね、そろそろ宿に移動しようか。そうそう、夕食終わったら僕の部屋で作戦会議したいんだけど、いい?

GUMI:OK! なんか、修学旅行気分になってきた〜♪

GAKU:いやいや、そうもいかないと思う。次の街でもバトルが待っていると思うからね。とりあえず簡単なマップあるから、それでやってみよう

ミク:もういこうよ〜

GUMI:あ、ごめんごめん。では行きましょうか

 

*****

 

ナレーター(妖精ミク):まるでRPGのような展開と世界、ここ“キノコネット”の正体とは? GUMIと仲間になったGAKUと私の大冒険が始まったのでした!

 

(続く)

 

CAST

 

GUMI(勇気めぐみ)&メグロイドX:GUMI

GAKU(神威学歩)&剣神ガクポ:神威がくぽ

妖精ミク&ナレーター:初音ミク

 

髭のリングアナウンサー、観客、登録所の人、門番:エキストラの皆さん

説明
○ボーカロイド小説シリーズ第6作目の”スーパーヒーロー大集合! グミの大冒険!“シリーズの第1話です。
☆ちょっと変わった、RPG風冒険小説です!
○今回はGUMIを筆頭とした“ボカロ達”が、色々なヒーローに変身して戦います。
○ゲームをプレイしている感じで、お読みいただけると有り難いです。
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タグ
Vocaloid ボカロ小説 GUMI 初音ミク 神威がくぽ 

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