真 恋姫夢想 復讐者
[全4ページ]
-1ページ-

真 恋姫夢想 復讐者 六話

-2ページ-

 

「父さん、元紹さん大変だ!!敵が来た!!」

「「なんだと!!」」

周倉と元紹が兵糧庫で食料を盗んでいると一刀が大慌てで来る。

そう、黄巾党の殲滅が開始されたのである。

「おい、どうする?」

「早いところ逃げるしかないだろ」

「そうだな。早く逃げるぞ!」

すると一人の兵士がやってきて、

「お前たちも早く前線にでろ!」

と、言ってきたのである。

「(どうするんだよ?)」

小声で元紹が言う。

「(どうするもこうするも行くしかないだろ…)」

周倉が言う。

「おい、早く行かないか!」

「了解しました」

一刀が言う。

「(一坊!何言ってるんだよ!)」

「(しょうがないじゃないですか!)」

「ふう、確かに仕方がないか。よし、行くぞ」

「うあ〜いやだよ〜」

「文句言うな!」

そう言って三人は、戦場に向かった。

-3ページ-

 

戦場〜

 

戦場に向かうとそこはもう地獄だった。

「賊に堕ちた獣共め!死ね!」

「おらー!やっちまえ!」

「うあーー!助けてくれ!!」

「死にたくねぇよ!!」

黄巾党は連合軍に一方的にやられていた。

「はあー!」

ズバッ!

「おら!」

グサッ!

「この野郎!」

ズバッ!

その中で周倉、元紹、一刀は奮闘していた。

「はあ…はあ…くそっ!数が減らない!」

元紹が呟く。

「まったくだ」

周倉も同意する。

「しかも、結構強いですね」

一刀が言う。

ついでに言うと、それぞれの武器は周倉、元紹が槍で、一刀は刀だった。

しかし、一刀は、訓練したとはいえ、少し強いぐらいなので、元から人並み外れた量を持つ氣で体を強化しながら戦っていた。

「はあ…はあ…はっ!」

ズパッ!

「ぎゃあ!」

「くそっ!」

ガクッ

遂に一刀が体力の限界を迎える。

「「一刀!!」」

周倉と元紹が同時に声を上げる。

「はあ…はあ…まだ、大丈夫です」

一刀は二人に言う。

するとそこへ、

「はあっ!」

大剣を持った赤い服を着た女が一刀に向かって剣を振る。

「一刀!」

周倉がとっさに飛び出る。

ズバッ!!

「くそ…」

ドサッ

周倉が倒れる。

「父…さん…?」

「あぶねぇ!一刀!」

「え…」

ドスッ

「がっ!」

ドサッ

流れ矢が元紹に当たる。

「父さん…元紹さん…?」

一刀が呟く。

「ふん、これで終わりだ」

そう言って赤い服の女が剣を振り下ろす。

ズバッ!

「うっ!」

ドサッ

一刀は剣を胸に受ける、倒れる。

「父さん…」

一刀は最後にそう呟き、意識を失う。

倒れた一刀の目に最後に映ったのは、赤い服を着た剣を持った女と青い服を着た弓を持った女だった。

 

続く〜

-4ページ-

 

説明
一刀君が強いです。
駄文ですがよかったら読んでください。
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
2010 1862 8
タグ
一刀 駄文 

Lisaさんの作品一覧

PC版
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。

<<戻る
携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com