夏の井戸端会議 |
ある日ののおしゃべり。
「大人にはなりたくないねぇ〜」
「え?なんで?」
「だって、一皮剥けるし」
「いいじゃん!一皮剥けて」
「しかも、俺らが脱いだ服そのまま放置だぜ?恥ずかしいったらありゃしねぇ」
「皆見るしね〜」
「しかも、大人になったらこんな生活つづかないんだぜ?」
「どーゆこと?」
「人生の大半を女のために使わないといかんし」
「たしかに・・・でもいいじゃん 可愛い子かもよ?」
「ばかやろぉ〜可愛いも何も俺らは顔見えねえじゃんかよ」
「そっか・・・」
「第一、誰にも喜ばれねぇし、よくみるとキモイし」
「そんなことないって!」
「顔は丸いくせに、口はキス求めてるみたいに細長いし」
「うっ 実は俺もそれコンプレックスなんだよね〜」
「体だって、うすっぺらいの2枚しかないし」
「そっか・・・大人も大変なんだね」
「平均寿命も結構短いし・・・やってらんねぇよ」
「そっか・・・・大変そうだね〜」
「そうだね ってお前もだぞ!」
「そーだ 忘れてたわ あははは」
「まったく 天然だなぁ お前も」
「ごめん ごめん じゃ、もうねるわ」
「俺もねるか・・・じゃ、また明日」
「うん また明日」
―――以上蝉の幼虫のおしゃべりでした。
説明 | ||
初投稿なんで自信ないですが・・・ 広い心で読んでください |
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日常 | ||
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