新恋姫夢想 もう一度〜 |
新恋姫夢想 もう一度〜 第一話 「忠臣」
時は戦国時代。
さまざまな、英雄が名乗りを上げそして散っていった。
その中に、天下統一の一歩手前までいった者がいた。
その名を、織田信長。
彼は、さまざまな英雄を打ち破り天下に近づいっていった。
しかし、彼は本能寺で自分の部下、明智光秀により討たれたと言われている。
しかし彼は生きていた。
北郷一刀という男に助けられて。
本能寺〜
??「信長様!大変です!光秀様が謀反を起こしました!」
一人の青年が言う。
彼の名は森蘭丸。
信長の部下の一人である。
??「そうか…」
そう答えた男。
その名を、第六天魔王、織田信長。
天下に近い男である。
そこに、
兵士A「信長!覚悟!」
一人の敵兵士がやってくる。
蘭丸「くっ!もう来たのか!」
しかし、その兵士は信長を討てなかった。
なぜなら、
??「はあっ!」
兵士A「ぐあっ」
一人の男によって斬られたからである。
??「信長さま!ご無事で!」
その男の名を、北郷一刀。
傾奇者と有名な前田慶次と並ぶ強さを持ったものの、正史では語られていない男である。
蘭丸「一刀様!」
蘭丸が声を上げる。
一刀「蘭丸!信長様を連れて早く逃げろ!」
一刀が声を上げる。
信長「一刀よ。お前は俺に逃げろというのか…?」
信長少し殺気を出していう。
一刀「はい!信長様が生きていれば天下はすぐに取れるでしょう。ですからお願いします!」
信長「………」
信長が黙る。
一刀「信長様!」
信長「……仕方あるまい。蘭丸、逃げるぞ」
蘭丸「はっ!」
一刀「蘭丸!信長様を頼むぞ…」
蘭丸「えっ!一刀様はどうするのですか!」
一刀「俺は奴らを倒す。信長様を裏切った罪をその身に刻んでやる」
蘭丸「無茶です!」
一刀「黙れ!早くしろ!」
それを聞いた信長は、
信長「一刀よ。頼んだぞ…」
そう言って信長は踵を返す。
そして、
信長「一刀よ、俺の天下を見るまで死ぬでないぞ」
そう言って一刀の用意した、脱出路に行く。
一刀「はい、必ず。」
そう言って一刀も歩きだす。
蘭丸「一刀様……ご武運を…」
続いて蘭丸も駆け出す。
一刀「ああ、信長様を頼んだぞ…」
そう呟く。
兵士B「いたぞ!北郷だ!」
一人の兵士が叫ぶ。
兵士C「何っ!」
兵士D「殺せー!」
そう言って兵士が襲い掛かってくる。
一刀「(桜花…もう少しで会えるぞ…)」
一刀は今は亡き妻の名前を呼ぶ。
そして、
一刀「さあ、来い雑魚ども!!信長様にたて突いたらどうなるか、この北郷一刀が教えてやる!!」
そう叫んで、
北郷一刀VS明智軍の戦いが始まった。
一刀「はあ…はあ…はあ」
一刀は持てるだけの力を出し切った。
その結果、明智軍を全滅させた。
周りには、明智軍の兵士の死体が転がっていた。
その中には、明智光秀の姿もあった。
一刀「ごほっ!ごほっ!」
一刀が血を吐いて膝を突く。
そこに、
??「さすがですね…一刀さん…」
死体のほうから声がする。
一刀「…光秀か」
光秀だった。
光秀「ええ、しかし、さすがは戦神と言われたお方。これだけの大軍をすべて倒すとは…」
光秀は感心したように言う。
一刀「ああ、当たり前だろ」
光秀「そうですか…さて、そろそろ私も逝きますか。…次に会うのは地獄ですかね…」
光秀が聞く。
一刀「ああ、そうだろうな。俺もそろそろ逝くから先に逝っていろ」
光秀「では…お言葉に甘えて」
そう言って光秀は目を閉じる。
一刀「……逝ったか。」
そう言って一刀も地に伏す。
一刀「……信長様、お約束を破ってしまい申し訳ありません」
一刀は謝罪をする。
一刀「…ですが、俺はあなた様に仕えられて幸せでございました。悔いはありません…」
そういって一刀は目を閉じる。
一刀「(願わくば、来世でもあなたと出会えますように。そして桜花、いま会いに行くぞ)」
最後にそう言って一刀の意識は闇に飲まれた。
続く〜
こんばんわLisaです。
新しいの書き始めました。
よろしければ読んでください。
それでは!
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一刀君強めです。 地の文少なめです。 駄文ですがよろしくお願いします。 |
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どのルートのになるのかが気にあります。(劉邦柾棟) | ||
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