恋姫無双もう一人の御遣い  1話
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俺の名は、清水零夜

どこにでもいる一般人・・・とはいえない。父親の家系は代々、武人の家系で特に祖父と父は異常なほどの武人で、周りの人からは「本当に同じ人間か?」と言われるほどである

まあ、当然息子の俺もその血を受けついでいるわけだが

必然的に俺も鍛錬を受けていたが、これがまた凄まじいこと

多種多様の武器(本物)を使ったり、俺が無手で親が武器を使用して攻撃したり、野生の熊と戦わせたり、色々ありすぎてきりがない

勿論無傷ですむわけがない、攻撃を避けそこなって右目はズバッと斬られたり(奇跡的に大丈夫だった)父親・祖父同時に相手したとき何回死にかけたことか。まあそのおかげで親を凌駕するほどの力を得たわけだが

そんな鍛え上げてくれた親だが、少し前に亡くなった。あんなに異常な人といわれていたが、やはり人の子死ぬときは普通に死んでしまう。

亡くなる前に親は「自由にしろ」といわれた。その言葉どうり俺は自由に生きていた

鍛錬したり、本を読んだり、料理を覚えたりして自由に生きていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな日の夜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜清水家〜

「しばらく使ってないからだいぶ汚れてるな」

今、俺は家の家宝の手入れをしている。しばらく使っていなっかためだいぶ汚れていた。

「よし、これで終わり!」

綺麗に磨き上げ先ほどとは嘘のように輝いていた

「しかし、やっぱり武人の家系。家宝も武器とは・・・・」

そう親が残した家宝は三つの武器であった。正直これをもらってどうしろと?と思う

まだ世が戦争している時代ならまだしも、今は平和な世これらが使われるわけがない

「まあ、貰える物は貰っておくけど・・・」

それらを元の位置に戻しておく。

「ん、もうこんな時間か。」

ふと時計を見ると日がかわっていた。俺はこれ以上起きてもしょうがないので早々に寝ることとした。

ふと思う

「あの武器が存分に振るわれる世界があればなー」

そんな世界があるわけないといつも思うが、時々思う。自分の力がその時代どこまで通用するかを

「ま、思っててもしかたない寝よ寝よ」

そうして俺は夢の世界へ旅立った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今度目を覚ました時、まさかあんな事になるとは、知るよしもない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここ、どこ?」

 

可笑しい。俺たしかに自分の部屋で寝たはずなのに

「なぜに荒野?」

そう目の前に広がるのは広い空、そびえ立つ山、そして荒野。うんどう考えても俺の家じゃないない

「しかもなんで私服に着替えてるんだ?」

俺確かに寝巻きで寝たんだが・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

は!?まさか新手の誘拐?!

「おい兄ちゃん」

いやいや、まてまてだいだいここまでしたら気配できずくはず

「おい聞いてんのかガキ!」

そしたらそいつはかなりの実力。ふ〜む世の中は広いね〜

「いい加減にしやがれこのクソガキ!」

うるさいな〜人があれこれ考えてるのに誰だよいったい

そう思い声のするほうへ振り向くと、

「「・・・・・・・・・」」

俺の目に映ったのは、小汚い服を着た

「山賊?」

だよなアレ、どうみても

「やっと気づきやがったか」

「おいガキその珍しい服を俺たちに寄越しな」

「よこせなんだな」

と言う三人組み。背の高い男、小さい男、なにやら色々背負っているデブ。

うん本当になにこれ

「いやいや意味が分からん」

「いいからとっとと寄越しな、死にたくなかったらな」

そう言う背の大きい男。なんでこんなどこにでもある服をほしがるんだろ?

「こんな服どこにでもあるだろ?」

「なに分け分かんねーことを」

「兄貴もう人思いにやっちまいましょうぜ」

と小さい男が鞘から剣をとりだした。

(本物?)

奴がとりだした剣、どうみても斬れる剣だ。しかしあんな形みたことないな

「服は汚すなよ、チビ」

「分かってますぜ兄貴。へへ悪く思うなよ」

そう言われチビが構えながら近付いてくる。ふむ・・・・・

「死にな!!」

そして一気に詰め俺の頭部を狙ってきた。俺は慌てることなく最小限の動作で避け相手の顔面に拳を

「メガトンパーンチ」「ごはぁ!」

おー綺麗にはいったな、チビがふっとんでいっちゃたよ

「ち、チビ!おいデブいけ!」

む、今度はデブかこっちにくるなりいきなり腕を振り下ろしてきたよ。

じゃその力利用してやるか、そのまま相手の腕つかみ

「一本背負い!」   「ぶふ!」

すごい音をたて、デブ背中からダイブ。あ〜〜いたそ

「な、でデブまでなんて「さてと」ひ!」

チビが使ってた剣をアニキという奴の首筋にあてる

「俺の勝ちだねお兄さん」

「くそなんなんだてめぇは」

そう言われてもな~、人っていっても信用してくれそうにないしなー、おっとそんなことよりも

「俺の質問に答えてくれるかな、そしたら命はとらないから」

「・・・・・・本当だろうな」

よし、これで情報が聞けるな。さてなにを聞くかな・・・・・

 

 

 

「・・・・・」

うーん聞けば聞くほどありないな。ここは揚州と言われる場所で向こうに見えるのは寿春成といわれここを治めている袁術がいること、今の時代が後漢で零帝が治めていること。

これらのワードから導き出される答えは、

「三国時代かよ・・・」

三国時代、蜀の劉備・呉の孫権・魏の曹操が己の理想のために民のために争った時代

そんな時代に自分がいる。え、なにこれタイムスリップなのこれ

「大丈夫か?兄ちゃん」

む、賊に心配されてしまった

「大丈夫、受け入れがたい現実から逃げてるだけだから」

「?????」

「他に何か噂話とかある?」

とりあえず話しを変えてみる。

「?そうだな、管亥の占い・武器くらいかな」

管亥の占いか・・・興味がないからパスとして

「武器?」

「ああ、結構な業物らしくてな普通の人じゃ扱えないらしい」

・・・・あれー、なんでだろー非常に俺その武器知ってるような気がする

「ちなみに特徴は?」

「たしか袁術のところにあるって噂だったな、たしか手甲のような・・・・」

うんやっぱりだよ。なんでアレもこっちにきてるんだよしかも伝説化してるし・・・ということは後二つも来てるなこりゃ

「た、頼む兄ちゃん見逃してくれ。もうこんな事しないからよ」

「はーー、分かったどこにでもいっていいよ。もし次みかけたら容赦しないからね」

首に当てていた剣を下げ、アニキを解放する

「あ、ありがとよ兄ちゃん。もう悪さはしねーよ、おいチビ・デブいくぞ!」

アニキが他を起こしてさっていった、いろんな荷物をおいて。そういえば俺この国の金とかなかったな

「悪い気がするが、もらっておこう。こんなとこで死にたくないしな」

腰に剣・お金・食料をもち、マントみたいなものを羽織った

「とりあえず寿春成とやらにいってみますか、いろいろ情報も聞きたいし」

そしてそのまま目的地にむかって歩き出した。しかしなぁ〜まさか昨日言ったことが現実になるとはね

ま、とりあえず頑張ってみますか闘って生き残って、平和な世界を築きあげるそんなとこかな〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普通ならそう言うだろうけどね。まあ俺は自分の信念を大事にしますよ

そのまま俺は寿春へ向かった

説明
これは本郷一刀ともう一人のお話
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北郷一刀 恋姫†無双 オリ主 

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