かのマリ/おかしのいえ |
観音(かのん):(たぶん)ごく普通の女子中学生
真鈴(まりん):(ちょっとオタクな)普通の女子中学生
真鈴「観音ちゃん、観音ちゃん!」
観音「・・・いつも思ってるんだけど、なんで名前を2回呼ぶん?」
真鈴「え?え〜と・・・なんでだろ?」
観音「ま、いいんだけど、で、今回はナニ〜?」
真鈴「今年のバレンタインのチョコはどんなのがいいかな〜と思って・・・」
観音「”手作り用チョコ”じゃなければ、なんでもいい(笑)」
真鈴「大丈夫!今年はマジメなチョコをあげるよ!」
観音「マジメなチョコねぇ・・・それなら”お菓子の家”がいいかも!」
真鈴「お、おかしのいえ〜?!さすがにそれは無理かも・・・(汗)」
観音「あれ?知らない?今、バレンタイン用に手作りの”お菓子の家”キットみたいなのが売ってるの!」
真鈴「え!うそ!おかしの家だよ?ヘンゼルとグレーテルがいったという・・・」
観音「あ、もちろん、童話に出てくるようなヤツじゃなくて、作れるのはむっちゃ小さい”お菓子の家”だけどね〜、でも、なんか作るのも楽しそうじゃない?」
真鈴「ゆ、夢のおかしの家が・・・スゴすぎる〜っ!」
観音「感動しすぎ(笑)でも、ベースになる”家”が千円ぐらいするし、デコレーションに使うお菓子代もいれたら結構な値段になっちゃうからな〜(^^;」
真鈴「夢のおかしの家が作れちゃうなら、いくらでも出しちゃうかも!」
観音「さすが金持ち!」
真鈴「さっそく買いにいこうよ、観音ちゃん!」
観音「へ?い、今から?」
真鈴「当然!」
観音「いいけど、それって、うちにくれるバレンタインのプレゼントなんだよね?」
真鈴「そだよ〜」
観音「・・・じゃ、真鈴は食べられなくてもいいん?」
真鈴「あ!・・・か、観音ちゃんがわたしにくれるとか・・・?」
観音「それはムリ!うちの小遣いじゃ、とてもじゃないけど買えませ〜ん」
真鈴「お、お金ならわたしが出すから〜!!」
観音「自分でお金出して、バレンタインのプレゼントもらうなんて、ちょ〜むなしくない?(笑)」
真鈴「・・・お、おかしの家〜!あう〜(泣)」
観音「泣くなってば!(汗)・・・もう、別にバレンタインじゃなくてもいいんちゃうの?」
真鈴「・・・あ、そうか!普通におやつとして買えばいいんだ〜!さすが観音ちゃん、あったまいい〜!!」
観音「うちもちょっと興味あるし・・・作るの手伝ってもいい?」
真鈴「もちろん!一緒に作って、一緒に食べよ〜!」
観音「ありがと!」
おしまい
説明 | ||
一応、バレンタインネタです 毎年のことですが、お菓子メーカーもよく考えてるな〜と思います(^^ |
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