真・恋姫†無双〜萌将伝〜 愛紗が身籠(みごも)る
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  それは突然だった

 

あの日は星、翠と鍛錬してる時・・・

 

「せぇい」

私は気合を込め星に打ち込む。星は顔を歪めながら受け止める

「さすがにやるな」笑みを浮かべながら言う。

翠は私たちの鍛錬を見ている。

 

「ふふ・・今度はさらに強くいくぞ!」

「ふっ来い!」

このようなやり取りをしならがお互いに打ち込んでいく。

だがその途中に私は自分の違和感に気がついた。

(ん?何だ?急に体が重く・・)

一瞬だった。隙を見せてしまい、「はぁー!」星の突きが来る。

 

反応が遅れてしまい、青龍刀が私の後ろに飛ばされ

「ふっ私の勝ちだな」

「くっしまった」

この立会いを見ていた翠が「どうした?最後愛紗の動きが鈍ったようだったぞ」

「ふむ、それは私も気になっていた。いきなり隙が出来たからな」

星がそう言うと

「ああ、少し体重く感じて」

私が不思議そうに言うと翠が「病気じゃねーか?」

「ふん、そんな事はない。たぶん少し疲れていただけだ」

私はそのまま部屋へと戻った。

 

その場に取り残された二人は

「愛紗は何怒ってたんだ?」

「さぁ、よく分からん」

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 部屋に戻った私は違和感が何なのかと思ったが、疲れているだけと勝手に決め込み

数日間誰にも相談せずに過ごした。

 

だが日が経つにつれ、体が重いのが取れない。少し不安があるが何とか自分の仕事は出来る

範囲だから、もう少し経ては大丈夫だと思った

 

ある日ご主人様と桃香様と朱里とで政務をやっていた時だった

その日に限り、体調がいつもより悪く、ちょっとした事でイライラしていた。

 

その空気が皆に伝わったのかその場の空気はピリピリしていた。

(小声で)

「ねぇねぇご主人様?」

「ん?どうした桃香?」

「何で愛紗ちゃんイライラしてるの?」

「そんなの俺が聞きたいよ」

「ご主人様が何かしたんじゃないの?

「してないよ。」

「うそだー。」

「本当だよ」

 

私はその小声がよく聞き取れなかったが、無駄話だと分かり

 

「お二人とも無駄話をしているくらいなら仕事してください!!」

 

「ひゃん!?ご、ごめんなさい」

「す、すいません」

二人はすぐに政務に取り掛かった。

 

何でここまでイライラするのか私自身も分からなかった

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だがこの原因について答えをくれる人物が現れる。

 紫苑だった

「愛紗ちゃん、たぶん妊娠してるわ」

「えっ?えええぇぇぇぇ!?」

 

 それは少し前の事、私は急に気分が悪くなり

吐いてしまった。

「風邪なのか・・・うっ・・」

部屋に戻る途中体調が一気に悪くなりその場で座り込んだ。そこに通りかかったのが紫苑。

「愛紗ちゃん!?大丈夫?」

紫苑がすかさず私に近寄り、「だ、大丈夫だ紫苑。ただの風邪だと思うから」

 

紫苑は少し首を傾げて「風邪なの?」「あぁ心配する事ではない」

「だったらとにかく私の部屋に運ぶわね」

紫苑は私を抱えて紫苑の部屋行く

 

紫苑の部屋へ来てしばらく経って

「もうだいぶ良くなった。後は自分の部屋で休む。風邪をうつしても悪いからな」

「愛紗ちゃんちょっと待って」

紫苑の真剣な目に少し驚き

「な、何だ?」

「あなたどうして風邪だと思ったの?」

何を聞いてくるかと思ったら

「簡単な事だ。ここ最近体が重く、さっき吐いてしまったからだ。風邪などあまりひいた事がないが

症状ぐらいわかるさ」

その言葉を聞いて紫苑真剣に考え出す

「もう1ついいかしら?」

「何だ?」

少し間が空いてから

「最近いつきた?」

「なぁ!?何故そんな事を聞くのだ?」

「い・い・か・ら、答えて」

「うむぅ・・その最近は少し遅れているが・・だが遅れるのよくあることなんだ」

 

紫苑はやはりと言った顔でうなずく。

「愛紗ちゃん、たぶん妊娠しているわ」

「えっ?えええぇぇぇぇ!?」

 

(続く)

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 とくに書くことないんですけど、続き書くのでこの話が完結したら色々書きます

では続きをお楽しみ

説明
愛紗が妊娠したお話、短編集にして2〜3話ぐらい
続く物語にしようかなって思ってますが、今まだ未定です
終わり方は決まっているけど、どうしようかな?
素人が書くからそこら辺は適当、適当!!
連続で投稿すると思いますが、皆様が楽しく読めるように
頑張って書きます
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タグ
一刀 真・恋姫†無双 萌将伝 愛紗 

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