第一次月面戦争勃発の数年前。玉兎の一部部隊が蜂起した。曰く「いつまで餅をついていればいいのだ。そんなことよりおうどん食べたい。」という意味不明なことを要求し、一個中隊総勢200名が指揮を離れた。事態を重く見た玉兎首脳部は事実を秘匿。鎮圧に3個中隊600余名を出動させる事を決定。命令はいたってシンプル。「殲滅せよ」捕虜を認めず、叛乱部隊は抹殺されることになった。鎮圧部隊には鈴仙・イナバの指揮する小隊も含まれていた。結果として、戦闘は僅か数時間で終結する。生き残りは無論いない。突然の叛乱だったため事の発端は不明だったが、ある奇妙な噂が流れた。地上の妖怪が、叛乱を起こした玉兎をそそのかしたのだ、と。しかし、噂はあくまで噂であり、生存者がいないため真相を知る方法はすでになく、またこの反乱事件が極秘扱いになっているため公に調べることも出来ず仕舞いとなってしまっている。だがこの事件の後、鈴仙・イナバは戦闘に対する姿勢が変わる。そして、第一次月面戦争で指揮する小隊が全滅したのをきっかけに脱走する。事件そのものは秘匿できても、心の傷は決して隠せないのだ。 とまァ、重い感じのキャプションでしたが、出てる血を鼻血と思えばあら不思議。一気にギャグになる。最近赤面絵ばっかだったしいいかなー、と。優曇華の地上への逃避行の時期は結構曖昧らしいですね。wikiにそう書いてあったし、そこは自由でいいかなーと。本人は月面戦争勃発前に逃げたとか言ってるらしいけども。小隊全滅の話も紫は完全敗北したとか言ってるけど、儚月抄で「戦闘要員の兎も減った〜」とか綿月姉妹が仰ってるし、ちょっとは損害が出たんだろうということで。 |