ISジャーナリスト戦記 CHAPTER01 宣戦布告
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はい、どうも。野次馬根性バリバリの男こと、睦月灯夜です。お陰様で赤ちゃんから人生をやり直すことになり、二度目の幼稚園・小学校・中学校・高校、そして大学を経験することになりました。頭脳とか小さい頃から発揮して下手に注目されたくはなかったのでひっそりと一般人として暮らしています。今のところはそこそこ金持ちの実家の支援を受けて大学生活を歩んでいるわけでして、ISが発表される時に気をつけながら友人達といずれ終わる男女平等の社会を噛み締めています。

 

いやね、丁寧語で言ったわけだけど本当にこんなに楽しい日々が終焉を迎えるなんて巫山戯んなって話だよ。友人達と生前よりも増して馬鹿騒ぎしてきたから、その思い出が汚されるような気がしてならない。もし、仲の良かったクラスメイトが、幼馴染がISの狂信者になっていたらどうする?想像しただけでも腸が煮えくり返るだろう。

 

「・・・ったく、人間関係まで崩すかもしれないってことに気づけよ」

 

昼休みに一人自動販売機の前でコーヒー(無糖)を購入してちびちびと飲んでいた俺は騒がしい周りの音に紛れさせるように小声で毒づいた。昼食もとっくに済ませたことだし、次の講義は特にないので気晴らしに自身が所属しているサークル『考現学研究会』の一室へと足を運ぶことにした。

 

その道中で偶然、小学校からの幼馴染で同じサークルに所属している膝まで長い青いカーディガン姿の女性に出くわす。

 

「おっ、灯夜じゃないか・・・もう昼食は食堂で済ませてきたのか?」

 

「いや、今日は残念ながら手作り弁当だよ慧音。懐が少し寂しいから節約、節約」

 

彼女の名は上白沢慧音。本来は東方キャラで寺子屋で先生をしている半獣の女性なのだが、この世界では何と違うらしい。至って普通の女性でワーハクタクになったりはしない、ただの似た人間である。

 

「撮影の機材ばかり買っているからそうなるんだ。たまには自重してあるもので我慢しろ」

 

仕方ないだろう、お値段が異常な友人に頼んでいるんだから。費やす俺も悪いが。

 

「・・・へ〜い。で、慧音もこれからサークルに行くのか?先輩達は次は確か講義があるからその後にならないと来られないって聞いているけど」

 

「ま、暇を潰しにな。レポートは既に全て提出したし特に今やることがない」

 

「流石は教育学部の精鋭の一人。そこに痺れる憧れるぅー!!(棒)」

 

糸目になりつつ、巫山戯て茶化す。すると突如として右の頭部へ衝撃が走った。まるで鈍器に殴られたような痛みが駆け抜ける。

 

「―――棒読みで言うな。痺れて憧れるならそれ相応の態度で言え、わかったな?」

 

「相変わらず沸点が低いよお前!?そして連続ヘッドは止めてくれ!!」

 

俺の肩に片手を添えてアルカイックスマイルの如き笑みで威圧し、再度頭突きを繰り出そうと慧音。彼女は昔からキレると人が変わったように攻撃的になる。というか、二重人格らしく感情によって人格の切り替えが行われるようだ。で、彼女の頭突きはかれこれ三百回以上に及ぶので慣れているので耐性が俺にはついているから気絶はしたりしない。けれども、痛いものは痛いのだ。

 

「断るっ!!」

 

「ならば逃げるまでっ!!」

 

獲物を付け狙うハンターと化した慧音の驚異の疾走から逃れるべく、こんな状況で本来使うべきではない≪風を操る程度の能力≫で加速し俺は廊下を駆けた。汗が全身が吹き出るほど駆けた。

 

 

 

されど、目的地は二人共同じ。先に逃げ込んだ灯夜は備え付けのロッカーの中で彼女の気がおさまるまで怯えることとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まったく、慧音さんはもう少し自分を自制できるように心がけなさい。でないとこの先教育者として問題を起こしますよ」

 

「は、はい・・・」

 

「それに灯夜君も・・・死に急ぐようなことは止めなさい。いくら慣れているからといっていつも大丈夫とは限らないんですから」

 

「・・・おっしゃるとおりです、四季先輩」

 

慧音の怒りが収まったその後、講義が早く終わった4年生の背の小さい四季先輩と背が高い小野塚先輩が入室してきた。その際、自分は汗だくでパイプ椅子に背を寄りかかせるようにして休んでいたので何をだらけているんですかとおとがめを食らった。そうなった事情を説明した結果、慧音が怒られているわけだが何か俺にかける言葉が哀れんでいるように見えてならない。そして、小野塚先輩も今回もよく生きていられたなと肩をポンポン叩いてこないでください。

 

 

主要メンバーがある程度揃うまで適当に世間話で駄弁りながら、ポカリを一口煽り失われた水分を取り戻していると備え付けのテレビをガン見する四季先輩こと四季映姫の姿が目に入った。テレビの内容は国会の生中継・・・彼女が学んでいる政治学の先にある世界の映像だ。ちなみに彼女の父親の四季映司は中規模の野党の党首だったりする。何度か会って話したことがあるが、やっぱり先輩の父親だなって思うほど真面目であった。

 

「・・・また予算云々の話ですか内容は?」

 

「ええ、税率引き上げておいてまた下らない事にお金を使うみたいでね。メリットのない、デメリットだらけの部分を排除せよって言い争ってるわ」

 

「あらま。景気が回復したと思ったらこれだよ・・・いい加減学習したらどうなんですかね、頭の固い人たちは」

 

国民から巻き上げた金はあんたらが好き勝手やるためのモンじゃないんだぞー、って面と向かって言ってやりたいよ。本当に・・・

 

「これだから今の国会は駄目なのよ。許されるのなら突撃して白黒はっきりさせてやりたいわ」

 

「その気持ちわかります。曖昧な部分がありまくりですから余計にそう感じますよね。(ま、結局今は学生として力を蓄えるしかないんだよな。出来ることも限られていることだし。ISが登場してからはもっとその準備もしていかなければならないと考えると何かこう精神的にくるものがあるな。)」

 

何時ものように高校時代の友人に改造を施してもらった機材一式を一つ一つ点検しレンズを磨くことぐらいしか、今の自分にできるISの対策に成り得ないもどかしさに内心腹を立てつつも今後のスケジュールを組み立てる灯夜。かれこれ幾重にも繰り返してきた動作故にどこぞの職人ばりにテキパキと作業が行われていく。

 

「(現時点でさほど有名ではないというか、ただの一般人である織斑一夏はまだ小学生。幼馴染の篠ノ之箒もまだ何も知らずに彼と同じ学校に通っている。IS発表から保護プログラムによって行方をくらませ、二人目の幼馴染であえる鳳鈴音が転校してくる事と三年に一度の世界大会の時期、原作開始時の代表候補生等の事を踏まえて考えてみると今年中に何かあるのは確定だ。ただし、月日が不明であることから午後に行われることはわかっても上手く動きようがない。)」

 

いつでも飛び出せるよう心掛けてはいるものの、そこらへんの情報が不足している以上作業は毎回同じところでストップしてしまう。バックに機材を整理整頓して入れ直した後俺は軽く欠伸をし、購買部で何か菓子でも買ってこようかと椅子から立ち上がった。真っ直ぐドアへと向かいドアノブをゆっくりと捻ると、廊下から強い風が吹き込んだ。

 

 

 

―――その時だった。

 

 

国会を中継していたはずのテレビの映像が別の映像の割り込みを受けて、突如としてニュース番組へと変更した。

 

『―――たった今入ってきたニュースです。落ち着いて聞いてください。先程、各国の基地から一斉に日本へ向けてミサイルが発射された模様です』

 

「「「「―――はっ!?」」」」

 

唐突すぎる、その巫山戯た情報に俺達は・・・否、日本国民は驚愕を露わにした。下手すれば放送事故とも取れなくもないその報道に誰もが注目する。

 

『各国からは緊急の会見が開かれ、基地の軍事コンピュータがいずれも何者かによって同時にハッキングされたとコメント。推進剤の量から換算しておよそ2000発のミサイルが太平洋側に接近するようです。政府はこれに対し、迎撃部隊を編成し――――』

 

この先は聞くまでもなかった。部隊が対処するといった後に避難指示が飛ばされるのであろう。ましてや此処は太平洋側に位置する海から数キロ離れている程度の大学『東方大学』、真っ先に安全な陸地か地下施設に避難しろと通達されるに違いない。

 

「(ちぃ、このタイミングで白騎士事件だと!?なら、既に一か月前にはISの発表は行われていったって事かよ!!)」

 

「小町、早く仕度して逃げますよ!!」

 

「は、はい!!」

 

「ほら、灯夜も行くぞ!!逃げ遅れたらどうなるかわからないんだからな!!」

 

慧音の手が立ったまま動かない灯夜の腕を掴み揺さぶり動かす。しかし、彼は彼女の努力の末にようやく動いたかと思えばバックから先程手入れしていたカメラ等を取り出し身に付け始めた。

 

「何やっているんだ灯夜・・・そんなことをしている場合か!!」

 

「・・・逃げるんだったら、俺に構わず先に行ってくれ。悪いがやることが出来ちまったんだ」

 

市販のデジカメをその言葉と共に彼女へ放り投げると、灯夜は首や腰に構えてドアを一人目指した。

 

「何処へ行こうというんだ・・・?」

 

「・・・・・・。・・・とんでもないことを仕出かした大馬鹿野郎の所さ。避難状況の写真を適当に収めておいてくれ、頼んだぞ」

 

じゃなっ、と部屋から飛び出して行く灯夜。そんな彼を追いかけるように慧音も数秒遅れて廊下に出る。だが、既に何処にも彼の姿はなく避難指示を出している顧問の声だけが響いていた。

 

「上白沢さん!何をぼーっとしているんですか、早く下に降りてください!」

 

「あっ、はい!すみません稗田教授・・・」

 

 

灯夜が何処へ行ったかが気になりつつも促されるままに慧音は階段を下りた。が、彼女は知らなかった。彼が向かった先で待ち受ける一人の騎士の存在によって世界が・・・混沌の時代へと移り変わって行くことになるということを。

 

廊下に風を吹き抜かせていた窓の先には、景色に紛れて飛んでいく男の姿があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空を飛ぶ能力に付け加え風を操る能力がある以上、彼の飛ぶ速さは余裕でISの瞬間加速を凌駕する。さらに光を屈折させている為、その姿形さえ誰にも捉えることなど不可能に等しい。サーモグラフィーを用いれれば何とかなるやもしれないが、たとえその機能で姿を見つけても生身で空を飛べる存在などいるはずもない。ただの戯言か冗談として受け取られるであろう。

 

大学の窓から一直線上にある海へ危険を冒してまで向かった灯夜は、携帯の電話帳から現状の確認に躍起になっているであろう人物を選び海上で只管応答を待つ。コール音が静かに響く中で息を落ち着かせると漸く相手と電話が繋がった。

 

『も、もしもし灯夜・・・ごめん、さっきまで立て込んじゃってて!!』

 

「いや、いいよにとり。それよりもミサイルの状況はどうなっている、何か詳しいことがわかったか?」

 

『ニュースじゃまだ同じことを言っているよ。けど、私なりに調べてわかったことが幾つかあるよ』

 

高校からの付き合いである機械いじり好き少女、河城にとりは俺にとって魔改造屋だけではなく情報屋でもある。知らないことがあったらまず彼女に聞くというのが今の俺のスタンスだった。

 

『ミサイルは正確には2341発で、とある地点を中心として集まってきている。大陸にまず直撃する恐れはない』

 

「俺の大学からその地点までどのぐらい距離がある?出来れば方角まで知りたい」

 

現在位置をはっきりと伝えて広がる青い海を見渡す。今いる地点では流石に地上に影響を及ぼしてしまう恐れがあった。ならば、もっと進んだ何もない場所なのだろう。

 

『・・・・・・うん、今君がいる地点から北東へ向けてさらに五キロ程度だね。けど、本当に撮影できるギリギリの範囲だよ。大丈夫なのかい?』

 

「まあな、気合でどうにかする。それにミサイルによる命の危険はまずないだろうしな。思う存分撮影に集中できるだろう」

 

『・・・その根拠は?』

 

「ただ単に日本を攻撃するならば、ミサイルなんか発射せずに済む方法がいくらでもある。それこそ核や生物兵器を不正に入手して落とせばパーだからな。なのに、12ヶ国からわざわざハッキングでミサイルを発射させた・・・・・・恐らく、犯人の狙いは敢えて『危機的状況』を作り出すことだ」

 

つまり、その言葉が意味するところは『何者かがミサイルの日本への接近を阻止する』ということ。誰かのシナリオに今、世界は踊らされているのだ。

 

「にとり、俺がこれから撮ることになる写真の管理・・・お前に任せてもいいか」

 

『オリジナルは勘弁して欲しいけどね。複製なら別に構わないさ』

 

「じゃ、そういうことで宜しく頼む。帰りに戦利品持っていくから覚悟しておいてくれ」

 

通話を切って懐に携帯を入れると北東へ向けて灯夜は再び飛ぶ。その手には首から下げられた大きなカメラがしっかりと握られており、その先で待ち受ける世界を変革させる存在を捉えんと睨みつけていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・いやがった」

 

この世界を女尊男卑の世界へと塗り替えてしまう原因となるIS(インフィニット・ストラトス)、通称『白騎士』と呼ばれるそれ(・・)はひと足早く日本へと辿り着いたミサイルを片手に握った剣で薙ぎ払い破壊していた。かなりの剣術の使い手らしく動きに無駄がない、装着者は生身でも相当な腕なのだろうと思われる。今度は横一列にまとまって接近してきたミサイル群を一気に叩き斬って解体するという荒業までやっていた。

 

あらゆる角度から撮影しその動きを観察することにした灯夜は何時までも同じ場所に留まっているのを止めてミサイルに接触しないよう、白騎士の攻撃に巻き込まれないよう間々を駆け抜ける。同時に腰に備え付けた爆発の余波で映像が乱れないよう改造したビデオカメラで映像を記録し静止画と動画、二つの面から記録していく。

 

「(ははっ・・・こりゃ、ある意味弾幕避けだな。実際に体験してみると結構ハードだ)」

 

苦笑しつつシャッターを切っている間にもミサイルは次々と降り注いでくる。これが2341発分続くというのだから長期戦になるとことは確定事項であった。

 

 

 

 

 

 

〜青年回避中〜

 

 

 

 

 

 

2341発がちょうど全て撃破された頃だったか・・・呆然と事態を見守っていた各国の部隊が到着し、条約なんぞ当然無視で偵察・分析・捕獲・撃滅を開始し始めた。まるで、古の時代から蘇った怪獣に対して奮闘しているようにも受け取れるその姿は思わず見入ってしまったほどだ。

 

しかし、どの国も夢叶わず戦力的に有利であるはずにもかかわらず(本来なら絶望してもいいぐらいなのに)次々と薙ぎ倒されていく。そしてあろうことか、次世代型を含めて戦闘機207機・巡洋艦7隻・空母5隻に続いて監視衛星8基まで白騎士は破壊尽くしてしまった。

 

幸いにも死者はおらず隊員はみな脱出できていたのは良かったが、幾ら何でもやりすぎなのではないだろうかと途中から俺はそう思い始めた。何せ、今回失われたモノは国を守るために時間をかけて造られたモノだ。それをこうもあっさりと攻撃されたからといって破壊してもいいのだろうか。

 

正当防衛かもしれないが俺から言わせれば過剰防衛にもみてとれた。さらに、死者こそ出さなかったが少なからず怪我人は出ている。海に浮かぶボートには包帯を巻きつけた人間がちらほらと見受けられた。命が助かったのだからマシだろうと、言われるかもしれないが果たしてそれで納得できる出来事であったであろうか。

 

肉体的な死よりも精神的な死の方がある意味怖いとある人は言う。危惧するのはPTSDという深いトラウマ状態に今回の事件でなった人間がいるかどうかだ。

 

「(この時点で不幸になった・・・いや、運命を変えられてしまった人間がいるのか)」

 

現存の兵器で勇敢な軍人達はISに勝つことができなかった・・・この事実は世界を駆け巡り世界の社会構造をこれから覆してしまうのだろう。かつて男尊女卑の時代に人類が犯した過ちを男女平等の社会で償い食い止めてきたというのに、今日この日世界は女尊男卑という形でまた過ちを繰り返すことになる。

 

一人の天災と白き騎士は果たしてそうなることを理解していたのだろうかと、ただ疑問が残るばかりであった。

 

 

 

夕暮れと共に元凶たる白騎士は光に紛れて静かにその場を去ろうとする。暴れるだけ暴れていって残された者達には目もくれずに・・・・・・

 

 

「(・・・調子に乗るなよ、篠ノ之束。いつかこのツケは払わさせてやる)」

 

今後社会的に不利になる男性を代表して、戦意をなくしている海上のボートの人間達の代わりに灯夜は一矢報いることを決意する。あいにく、銃火器や刃物は持っていやしないが不意打ち程度には十分なモノを彼は所持していた。

 

見えない事を利用してギリギリの距離を取り、投手がボールを投げる容量で獲物を強く握り構えを取る。

 

 

「(お前らが世界に売った喧嘩はこの俺が買ってやる、だからな―――――)」

 

 

高く足を上げて投球のフォームを作り、風を足場代わりとして踏み込む。そして勢い良く右手に握られた蛍光色のボールを白騎士の背中へ目掛けて容赦も躊躇もなく彼はぶつけた。・・・瞬間、白騎士の背中は鮮血のように紅くその跡を残す。

 

 

『―――?』

 

 

ぶつけられた本人は即座に辺りを見回すも灯夜の姿は捉えられない。また、当たったのがカラーボールだとわかると気にすることもなく去っていく。そんな白騎士へ向けて彼は最後の言葉を紡いだ。

 

 

 

 

 

 

「―――――そう簡単に、逃げられると思うなよ?」

 

 

かくして白騎士事件を機に睦月灯夜という男によってISへの宣戦布告がなされた。それと同時に、ISを受け入れる者たちと受け入れない者たちが生まれることになるのだがそれはまた別の話である。

 

説明
いきなり東方キャラ(全員、普通の人間)登場でスマソ。
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タグ
チートな仲間たち 睦月灯夜 織斑一夏 東方Project ISジャーナリスト戦記 IS インフィニット・ストラトス Dアストレイ 

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