超次元ゲイムネプテューヌ ~Mystic World~ 第一話:ここはどこ? |
「うわあああぁああーー!」
「きゃあああぁぁぁーー!」
ポータルに入った後、突然の異常現象にパープルシスターズは悲鳴を漏らした。いや、ネプテューヌは楽しそうに叫んでいるように見えたんだけど。
「いったたた……。」
「ここ…どこなの?」
ネプギアが周りを見渡す。
「さあ…見た目は普通の部屋みたいけど…。」
初めて見る文字が壁に書かれていたし、ハンガーには数枚の服がかかっていたし、それ以外はプラネテューヌで見かけそうな物のように見えるものだけだった。
「な、何だお前ら!?」
後ろからある男性のびっくりした声が聞こえた。
「?」
二人は顔を振り向いで声の発信地を見た。そこにはある青年が椅子に座ったままこっちを指して震えながら見ていた。
「お、お前ら一体何者だ!?」
- * -
「みんな~、こっちよ──!」
彼女達が入ったダンジョンの最深部の秘密通路を発見したユニがノワール、ベール、ブラン、ロム、ラムを呼んだ。
「あら、ここにこんな通路ありました?」
イストワールとネプテューヌ、ネプギアが戻って来なかったからプラネテューヌの教員長がほかの女神たちに助けを要請した。その話を聞いてすぐ走って来た女神達は古代の神殿に入って二人の跡を捜していた。
「…私も初めて見る。普通神殿にもこんなのはあるけど…何か違う…。」
ベールとブランも不思議そうにあれを見ている。
「昔に来た時は開かなかったけど、どうやって…。」
ノワールがツインテールの髪を指ですっと通した。
「でも仕方ないから入って見ようよ!この中にいるかも知れないよ!」
ユニの提案以外には何の考えもなかった女神達は中に入ることにした。
「うわあぁ…なにこれ?」
「文字…ですよね?でもこの世界では使われない文字みたいですわ。」
「…独特な文字。」
そう驚きながらしばらくの間。あの空間の中央にあるポータルを見てちょっとびっくりしたが、平静心を取り戻して周りを見まわす。
「……ない。」
「もう、どこに行ったの?」
分かれてほかの所を捜していたロムとラムが首を横に振った。どこを捜しても二人の姿は見えなかった。
「やっぱりあのポータルに入ったのかな?」
「そうみたいけど、何か嫌な予感がするわ。私達が知っているあれと違う気もするし…。」
「とりあえず入って見た方がどう?失敗しても元々だから。」
「…そうね。」
神界と下界を移動するときに使うポータルと似ていたんだが、女神達は何かの不安感で入りたくなかった。でも、あの二人を捜さなきゃいけない。
「それじゃ私から入る!」
で、ユニを初めて女神達はポータルに入った。そしてポータルはまるでその場に最初からなっかたのように消えた。
- * -
「お、お前らいったい何者だぁ!?」
「え…わ、私はネプギア、こっちは私の姉のネプテューヌです。それよりここは…どこですか?」
「こ、ここ?俺の家だけど…。」
青年はまだ驚いてる声で答えた。無理もない。自分の部屋に女の子二人が現れるなんて普通はあり得ないことだから。
「ふ─ん、そう?」
ネプテューヌが生返事してから部屋の窓に近づいて外の景色を眺めた。
「ねぷっ!?ここどこなの!?」
「お姉ちゃんどうしたーーええっ!?」
外の景色は彼女達が知っているゲイムギョウ界じゃなかった。あちこちには同じ建物があって、人々がどこかに忙しく行く姿が見えた。ここはプラネプテューヌ、ラステイション、リンボックス、ルウィ―、どんな大陸でも見たことがない所だった。
「ここどこなの!?プラネプテューヌも、ラステイションも、リンボックスも、ルウィ―もないよ!」
「私も分からないの!あの、ここどこですか!?」
彼女達の姿に口をただポカーンとして頬を?きながら言った。
「ぷ、プラネプテューヌか何か知らねぇが、この国は大韓民国だ。略して韓国。そしてここはこの国の中間ぐらいにいる都市なんだ。首都はないけど。」
「大韓民国…?始めて聞きますね…。」
「いや、今のような時代に韓国を知らないなんて…。」
青年は呆れた表情で二人を眺めた。この姉妹はどこから来たのか?
「そうだ、あなたはーー」
ネプテューヌが青年に聞こうとした瞬間、再び部屋の中心にあの青い光が輝いた。そしてその中からは先までダンジョンの秘密空間にいた女神達が現れた。
「いたったた…、なんと不親切なポータルですわ。」
「あうう…お尻が痛い…。」
「みんな大丈夫?」
「…うん。で、ここは…?」
二人がポータルから出たときと同じく、お尻をもみながら顔をちょっとだけしかめた。
「み、みんな…!?」
「あー!ネプギア!ここにいたんた!」
ユニがネプギアを見て、安堵の笑顔でネプギアを抱きしめた。
「ずっと捜したのよ。怪我とかないの?」
「うん。ところでどうやってここに来たの?」
「プラネプテューヌの教員長が私たちに連絡をしたの。それでみんな揃って捜しに来たわけ。」
再会した喜びでみんな和気藹々な雰囲気で話を続いていた。しばらくしてから、じっと見ていた青年が立ち上がって、てを打ってみんなを静かにさせた。
「さ、話はここまで~。再会を邪魔して悪いが、事情を話してくれないか?お前らが誰か、そして何かあったのか。な?」
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あ、プロローグと間違えっちゃった……。 修正して再アップロードしました;; |
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