真・機動戦士ガンダムSEED 古の鉄の巨人に乗る介入者 |
俺はとりあえずアークエンジェルと連絡をとる事にした
「こちらアルト、アークエンジェル応答願う」
『こちらアークエンジェル、無事だったか、キョウスケ』
おお、ムウさんか、ナタルさんが出ると思ったけど
「ああ、だが気持ち悪くなった」
『はははは、それだけですめばいいほうだ』
「じゃあお前はどうだったんだ?」
『ん?俺か?俺はこんな経験した事ないからわからんな』
「そうか、では俺はキラに呼びかけてみる」
『ああ頼むよ、こっちはナスカ級を探す
にしてもナンブ財団の創始者様に働いてもらうとは少しが気が引けるね』
通信を切る、さてどうやってキラを探すか・・・
救命ポッドを拾うはずだがどこにいるのか・・・ピーピー、ん?通信?
コンソールを操作し再び通信回線を開く
「こちらキョウスケ」
『あ!キョウさん!良かった無事だったんですね!?』
キラからの通信だ
良く見れば前方からストライクがやってくる
「ああまあな、ところでなんで救命ポッドを持ってるんだ?」
『そ、それが、この救命ポッド推進部が壊れてるみたいなんです』
「なるほどな、だがバジルール少尉が認めるとは思えんが・・・」
『・・・』
「はあ??さてどうしたもんか・・「ピーピー」・・・通信か、はい」
『おいキョウスケ?どうした?』
ナイスタイミングといっていいのか・・・・これを・・・・
「いや・・・実は・・・」
『?』
この後、キラの行動を話したら案の定ナタルが切れ原作道理になった
因みに俺はフレイには会っていない、個人的にフレイはあまり好きではないからだ
今はブリッジでこれからの針路について話している
「状況が厳しいのは分かっていますでも、投降するつもりはありません
この艦とストライクは絶対にザフトには渡せません
我々は何としても、これを無事に大西洋連邦司令部へ持ち帰らねばならないんです」
「根性だけは達者だな」
「艦長、私はアルテミスへの入港を具申致します」
「アルテミス?ユーラシアの軍事要塞でしょ?」
「傘の、アルテミスか?」
「現在、本艦の位置から最も取りやすいコースにある友軍です」
モニターには中域図が出されアークエンジェルの進路が映し出される
「でも、Gもこの艦も、友軍の認識コードすら持っていない状態よ?それをユーラシアが・・・」
「アークエンジェルとストライクは、我が大西洋連邦の極秘機密だ
と言うことは無論私とて承知しておりますですが、このまま月に進路を取ったとて
途中戦闘もなくすんなり行けるとは、まさかお思いではありますまい
物資の搬入もままならず発進した我々には、早急に補給も必要です」
「分かってるわ・・・
「事態は、ユーラシアにも理解してもらえるものと思います
現状はなるべく戦闘を避け、アルテミスに入って補給を受け
そこで月本部との連絡を図るのが、今、最も現実的な策かと思いますが」
「アルテミスねぇ…そうこちらの思惑通りにいくかな?」
「いかんな100%」
キョウスケが口を開きそう言った
「貴様何を根拠に!」
キョウスケは本当に呆れたように溜め息を吐く
「Xー207『ブリッツ』そいつの性能を忘れたのか?
あいつにはミラージュコロイドが搭載されているはずだ」
それを聞いてナタルは顔を歪めた
「傘が開いている時に忍び込まれるだろうな
それを知ってアルテミスに行くのならアルテミスは壊滅だな」
「・・・」
「それに補給物資ならユニウスセブンで財団の艦を待機させているそこで物資は渡せる」
「ほんならアルテミスに行かなくいいんじゃないの?」
ムウが場を和ませようと軽い声で言う
「確かにそれでは被害を与えるだけだし
ストライクやこの艦を危険さらしてしまうし、それに貴方の機体にも手を出しそうだわ・・・」
顔を手で抑えながら言うマリュー
「十中八苦出すだろうな」
「ではそのようにデコイ用意、発射と同時に月本部への航路修正の為、メインエンジンの噴射を行う
後は艦が発見されるのを防ぐため、慣性航行に移行第二戦闘配備、艦の制御は最短時間内に留めよ!」
「サイレントランニングが出来るのは2時間ってとこか・・・後は運だな」
「俺はアルトで待機する」
キョウスケはブリッジを出て格納庫に向かった
決意それはそれぞれの正義
何を決意し少年達は何を選ぶ?
無音の闇を切り裂く砲火の前に、ストライクとアルトが虚無の宇宙を舞う
次回
真・機動戦士ガンダムSEED 古の鉄の巨人に乗る介入者
「宇宙に舞う巨人」
この宇宙を駆け抜け撃ち貫け!アルト!!
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