真・機動戦士ガンダムSEED 古の鉄の巨人に乗る介入者 |
「キョウさん!出撃お願いします!」
アルトのコクピットの中で操縦桿を握り締め発進の時を待っていた
そして眼を開きアルトを歩かせる
通信モニターを見ると制服を身に纏ったミリアリアがいた
「ミリアリアか?何故そんな恰好をしている?」
『私がこれよりMSの管制通信を担当する事になりました、宜しくね!』
「ああ頼むぞ」
そう言ってる間にカタパルトまで来たようだ
『進路クリアー発進どうぞ!』
「アルトアイゼン・リーゼ、キョウスケ・ナンブ出る!」
俺は暗黒の宇宙へと飛び出していった
機体を反転させ後方のXナンバーへと向かった
すかさず通信回線を開きキラと通信する
「キラ、艦から離れすぎるなよそれと敵から通信があっても無視しろ」
『了解です無視っていうか回線を開きませんよ』
「それでいい」
そしてXナンバーの3機
デュエル、バスター、ブリッツが見えてきた
「お前の相手など俺だけで十分だ」
腰からライフルを引き抜き放つ
アルトのように赤いビームは真っ直ぐにデュエルに向かう
「当たるかよ!!」
イザークは鼻で笑い軽く避けて見せるが
アルトは爆発的な加速を見せ息をつく間もなくデュエルの懐に飛び込んでいた
「何!?」
「この距離・・・俺向きだ・・・!」
アルトは右手でデュエルの頭部を潰さんばかりに掴み
左腕をコクピットに押し付けトリガーを引く
本来は牽制が目的のチェーンガンだが近距離で放たれれば絶大な破壊力を誇る
銃口から弾が吐き出されそれは寸分違わずデュエルのコクピットに吸い込まれていく
PS装甲で持ちはするがバッテリーがどんどん削られていく
「うわぁああああ!!」
「イザーク!」
「こいつ!離れろ!!」
ブリッツとバスターはライフルを構えアルトに向けて発射する
アルトは機体を捻りビームを軽く避けデュエルを蹴りその勢いも利用し
斬艦刀を抜き放ちブリッツとバスターを切りつける
ダメージはないが機体に大きな衝撃を与えた
「この武器は雪崩の名を持つ、天災にどこまで逆らえる!クレイモア!!!」
肩のコンテナのような部位のハッチが開き近距離指向性・近接戦闘用炸裂弾M180A3を打ち出す
その発射範囲は広くデュエル、バスター、ブリッツはクレイモアの嵐に呑まれていく
3機のPS装甲はダウンし撤退していく
キョウスケはオルゴンクラウドの超高速移動を使用しキラの救援に向かった
「キラァア!!」
「来るな気持ち悪い!!」
「・・・」
キョウスケが眼にしたのはあまりにシュール過ぎる光景だった
ストライクはスラスターを全開しMA状態のイージスから逃げ回っている
しかもイージスの爪のような手足は閉じたり開いたりしている音にして・・・
「ガシャン!ガシャン!ガシャン!」
・・・気持ち悪いな・・・
「キィィラァアア!!お前は利用されているんだぁ!!
俺と行こう!俺と楽しかった日々を送ろう!!
お、お前が望むのならそれ先でもいいぞ!///」
「何コイツ!?気持ち悪!!キョウさ?ん!!助けて?!!!!」
じゃあ助けよう
バンカーを構えイージスが手足を開いた瞬間にスキュラの発射口に押し込みイージスを吹き飛ばす
「あぁあああああああああ!!!!!!!!!!!」
叫んで吹き飛ぶイージス
ストライクはアルトの横につく
『はぁはぁ・・・助かりましたよ・・・キョウさん・・・』
「気にするな、だがアレは何だ?」
『ただの変態です』
「過去に何かあったのか?」
キョウスケはキラに聞く
モニターの中で嫌そうな顔するが口を開くキラ
『アイツのおかげで服は破けるし、川に落ちるし、成績は下がりそうになったし
おまけにいっつも僕にしつこくベタベタしてくるしおかげでホモ扱いされる所でしたよ
だからトリィを受け取ってから距離を置いて父さん達に頼んでヘリオポリスに来たんです
トリィも捨てようかなって思ったんですけどよく考えたらトリィには罪はないので
ボディを僕が1から作ってデータを移植したんです・・・っと言うことです』
「キラ・・・早めにあいつは俺が殺そう」
『有り難う御座います・・・グスッ」
キラは軽く泣きアークエンジェルにアルトと共に戻った
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