IS 〜運命を切り裂く剣〜 2時間前の助っ人/優勝者と怪物 |
時間をさかのぼり、2時間。
ブゥゥ〜〜ン……キキィーー!
「ここがIS学園かぁ〜。
にしても大きいなぁ。」
そういって、バイクを止めたのは、剣崎 一真だ。
「どうやって入ればいいんだ。」
そういって、ちょうど女性が門番のようにいたので聞いてみた。
「あのぉ〜、入らせてくれませんか?」
と、束からもらった偽造した教員免許を見せると、女性…織斑 千冬は驚いた素振りを見せると、「ついてこい。」と言い、IS学園の中に入っていったので、一真も入っていった。
「単刀直入に聞くが、お前の持っているその教員免許、偽造した物だな。」
とある一室に入らされた後、そういわれた。
「ギクゥ!」
(もうばれちゃったよ、どうしよう…。)
と、思った一真は、必死に逮捕されないように抵抗した。
「違うんです!これは、そのぅ…。
そう!これはその手違いでして、
間違えてっていうか「もういい!通報はしない!」へ?」
なぜ?と思った一真だったが、次のことを聞いてしっくりきた。
「お前のことは束から聞いている。
近々、偽造された教員免許を持ってくる男がいるから、
保護してくれとな。
で、なにが起きたんだ。」
そういわれ、一真はこの前束に言われたことを話した。
「そうか、私の弟が狙われていると。」
「私の弟?それってどういう…?」
「おぉ、まだ言ってなかったな。
私の名前は織斑 千冬。
織斑 一夏の実の姉だ。」
(えぇーと、なんか見たことあるなぁ。)
「あっ!思い出した!そういえばテレビで見たことがある!
確か、『モンドグロッソ』で優勝しt「うるさい!」…すみませんでした。」
「で、なんで束はこんなはしゃぐ男を送り込んできたのか分からん。」ハァ=3
「まぁ良い。あいつが選んだんだ。少しは手ごたえがあるか。」
(すごい言いぐさ…。)
「ところで、次からその偽装した教員免許を持ってくるのもいろいろと面倒だからな。」
「この教員免許を使え。」
と、言って出したのは『ちゃんとした』教員免許だった。
「これは?」
「次からはこれで、学園内に入れ。
一生他の教師にばれないという保障はないからな。
これなら、半永久的に教育実習生としてここに来れる。」
(前言撤回!やさしい人だった!)
と、心の中で涙ぐんでいた一真だった。
「では、今日から教育実習生として来てもらうぞ。」
「わかりました!って今日から!?」
「黙って来い!」
本日二度目だ。
「すいませんでした。」
こうして、彼の教員実習生生活が始まった。
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ISを唯一使える男がいた。 運命を変えた一人の男がいた。 この二人が出会うとき、何かが起こる! 運命の切り札を掴み取れ!part4 |
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