IS 〜運命を切り裂く剣〜 説明会/彼の目的
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             トライアルEを倒した後、

 

 一真が、セシリアが怪我をしていたので、彼女をお姫様抱っこしながら保健室へ運ぶ途中、千冬と若干驚いている一夏に会い、明日、今日の事を保健室にいるセシリアのところで、話すことをが決定した。

 

 

                 次の日、

 

 保健室には、セシリア、一真、一夏、千冬の4人が集まっていた。

 

 「で、昨日のことについて話をするんだけど、何か質問はあるかい?」

 

 「「ハイ!!!」」

 

 「じゃ、じゃあ最初は、一夏君から。」

 

 「あの怪物はなんですか?」

 

 「あの怪物ってトライアルEのことか…。」

 

 「「トライアルE?」」

 

 「剣崎、それは私も気になっていたことだ。

  話せ。」

 

 「言われなくても…。

  トライアルEとは、トライアルシリーズの中の1体だ。

  昔、広瀬義人が作っていた人間データとアンデッドの細胞を合わせて作った実験体だ。」

 

 「ちょっと待ってくださいまして。

  アンデッドとは一体何ですの?」

 

 「あぁ、そうだったな。

  アンデッドとは、1万年に1度行われるバトルファイトだ。

  彼らは、自らの種の繁栄を賭けて戦っている。

  以前のバトルファイトではヒューマンアンデッドのおかげで人類の繁栄が成り立ったわけだ。」

 

 「ということは、剣崎。

  私たちがこの世界にいられるのは、そのヒューマンアンデッドのおかげだというのか?」

 

 「その通りです。」

 

 「あと、剣崎先生。

  あの剣崎先生の姿はなんですの?

  あれは、ISですの?」

 

 「あれは、ISじゃないよセシリアちゃん。

  あれは、ライダーシステム。

  アンデッドを封印するためのものだ。」

 

 すると、今度は、一夏が疑問に思ったことを聞いた。

 

 「封印っていうと?」

 

 「アンデッドは、細胞のひとかけらまで消し去らないと不死身だ。

  だから、それを一定のダメージを与えて封印しなければならない。」

 

 「で、あの戦闘で使ってたトランプみたいなカードは?」

 

 「あれは、アンデッドを封印したカードだよ、一夏くん。

  封印したアンデッドの能力を使って、変身したり攻撃したりするんだよ。」

 

 「へぇ、でも、なんで剣崎先生が?」

 

 「あぁ、俺は適合率が高かったから。

  ISもそうだろう?

  適合率が高くなければ使うことができない。」

 

 「で、でもいきなり戦えって言われたら戸惑うでしょ。」

 

 「それが仕事だったから。

  それに、その仕事に誇りだってあった。

  それを通して、初めての友達を作れたし、仲間だって作れた。」

 「怖いけど、優しい上司。

  牛乳好きな、小説家見習い。

  頼りがいのある先輩。

  仲間のために戦った後輩。

  そして、無愛想だったけど、人類のために戦った親友。」

 「だから、この仕事を続けられたんだ。」

 

 それを聞いた2人は感動した。

 

 「へぇ、すごいなぁ。」

 

 「そうですわね。」

 

 「で、なんでその剣崎先生がここにいるの?」

 

 「それは、君を守るためなんだ。

  一夏君。」

 

 「お、俺を!?」

 

 「そうだ。

  今は詳しく言えないけど、君はとある組織に狙われている。

  だから、それを防ぐために俺はここにいるんだ。」

 

 「そうだったの!?

  千冬ねぇ「織斑先生と呼べ。」…織斑先生は知ってたのか?」

 

 「あぁ。」

 

 「なら何でおれに!「お前に言うと、いつも単独行動をとろうとする。それに、勉強にも集中できんだろ。」うぅ…一里…ある。」

 

 「じゃあ、これで終わりだ。

  このことは、他の生徒には内緒にしてもらえるかな?」

 

 「「わかりました。」」

 

 「では、これにて解散!」

説明
ISを唯一使える男がいた。
運命を変えた一人の男がいた。
この二人が出会うとき、何かが起こる!
運命の切り札を掴み取れ!part9
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仮面ライダー剣 主人公2人は鈍感 IS 200年後の世界 

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