転生物語 第1章 遊戯王GX編 第1部 セブンスターズ×■■■■■編 第4話 我流サイバー流 VS万丈目 準 遊輝編
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第4話 我流サイバー流 VS万丈目 準 遊輝編

Side遊輝

 

「「デュエル!!」」

 

「と、そのまえに…」

 

「なんだ?この俺様にビビったのか?」

 

「まさか、そんなことあるわけないだろう

俺がするのは、観客を呼ぶことさ!!!」

 

「観客だと!?」

 

「何のことっすか!?」

 

「どういう事なの?」

 

まあ、普通は疑問に思うよな

すぐにその疑問を解消してやろう

 

「お前たち変に思わなかったか?

何故、こんな長い間此処にいるのに警備員が来ないのか?」

 

「あ?まさかあなた、最初からこうなることを予想して…」

 

「そのとおりさ、校長先生出てきてください!!

俺の予想通りだったでしょう」

 

「そうですね、君が私のもとを訪ねてきたときは驚きましたよ

なんていっても夜間のデュエルリンクの使用を許してくださいでしたからね」

 

そう、俺が明日香たちとの出会いの後寄ったのは校長室

全てがこのための布石、万丈目たちは最初から積んでいたのさ

俺たちをここに呼んだ時からな

 

「何故…何故ここに校長があ!!!」

 

「それについては俺から話そうじゃないか!

そう、これはお前たちと別れた後の話だ

 

俺はあの時こう思ったのさ

 

「あのエリート主義たちがこのまま引き下がるのか?」

 

それに対しての俺の答えはこうさ

 

「否!そんなことはありえない!!

あいつらは間違いなく近いうちに再度接触してくるはず!

もしかしたら今夜接触してくるかもしれない

犯罪なんて気づかれなければ成立しない、それと同様に校則も破ったのがばれなきゃ学校からの罰なんてないんだからな」

 

…ってな

それからの俺の行動は早かったぜ

俺はすぐに校長室に向かった、寮に帰る途中にな

そこでな…

 

「夜間、デュエルリンクを借りたいと?

どうしてですか?なにも夜間でなくてもいいと思うんですが」

 

「実は先ほどオベリスク・ブルーの生徒に絡まれまして

自称エリートの万丈目 準とその取巻き二人です

その時の流れを考えるなかでおそらく近くにふたたび、もしくは今夜にでもよびだされるんでは?と

普通に考えれば放っておけばいいとも思いました

だが、だがしかし!俺はデュエリストです

デュエルから逃げるなんてもってのほか!!それにもし逃げたらそれこそさらに調子に乗られる

だから、借りるときは連絡を入れるので夜間の使用を許可していただけないでしょうか?」

 

「うむ、君の言い分はよく分かりました

確かにデュエリストとしてデュエルから逃げるのは一生の恥です

夜間のデュエルリンクの使用を許可しましょう」

 

「ありがt「ただし、条件があります」条件ですか?」

 

「そうひとつ条件があります

そのデュエルの時私を呼んでくれませんか?

君は確かに入学試験の時、バーンで勝ちました

ですが、それに対し1ターンで最上級モンスターである真紅眼の黒竜《レッドアイズ・ブラックドラゴン》を召喚しました

君の本当の力を見てみたいのです、ワクワクしていますよ」

 

「分かりました、その時は連絡するので隠れててもらえませんか?

校長がいるということで逃げるかもしれませんので、やるならやるでとことんやりたいので俺が言うまで隠れててもらえませんか?」

 

「いいでしょう、分かりました

寮の歓迎会もあるでしょうしそろそろ寮に戻ってはどうでしょうか?」

 

「分かりました、ありがとうございました!!」

 

…ってことがあったんだよ

そしてここに来るまでに俺が連絡したのさ、具体的にはビデオメールが来たすぐ後にな

分かったか?つまりはそうゆうことだ

お前がさんざん馬鹿にしていたオシリス・レッドに負けたという事実も!!お前が校則で禁止されているアンティールールのデュエルをしようとしていたことも!!!

校長に!!全て!!!!まるっと!!!!!!AllClear!!!!!!!!お見通しだってことだよ!!!!!!!!!!」

 

どこぞの似非手品師のセリフを使わせてもらったぞ

決まったぜ!

それにしても万丈目の顔が恐怖?絶望?とにかくそんなのに染まっているな

これが俺流の返しだ!馬鹿にするなら…

 

「馬鹿にするなら相手を選べ!!万丈目!!!」

 

俺は指を鳴らしながら万丈目に指先を向けながら言う

そうすると…

 

「ま、まま、万丈目さんだ!!!

要はお前に勝てばまだ名誉返上、汚名挽回は出来る!!

デュエルだ!!石崎 遊輝!!!」

 

ほおう、まだやる気があるのか

その気力傑作だなあ

だったら、殺して解して並べて揃えて晒してやんよ!!!!

 

「(しっかり撮ってろよダイヤ、すぐに奴の絶望した顔を見せてやる!)」

 

【(マスター、分かりました!!

あの野郎の鼻っ柱を追ってやってください!!!】

 

勿論だ!最初から全力全壊で行くぜ!!

 

「「デュエル!!」」

 

「俺のターンからだ!カード、ドロー!!

地獄戦士(ヘルソルジャー)を召喚!カードを伏せてターンエンドだ!」

 

やっぱりそいつか

確かにそいつの能力はアマゾネスの剣士の下位互換と言え厄介だ

だがな、そんな呪詛(のろい)は俺には関係ねえんだよ!!

 

「俺のターン、ドロー!

このカードは俺のフィールドにモンスターがいなく相手フィールドにのみモンスターが存在するとき特殊召喚できる

来い、サイバー流の申し子!サイバー・ドラゴン!!」

 

「サイバー・ドラゴンだと!?」

 

「何故、お前なんかが持っているんだ!」

 

取巻き1も調子に乗りやがって!

まあいいだろ、説明してやろうか

 

「確かにこのカードはサイバー流のカードだ

だが、一般支給されてないわけじゃないんだよ!

俺が持っててもおかしくないだろ?

続きをやらせてもらうぜ!行くぜ!!

サイバー・フェニックスを通常召喚!

行け、サイバー・ドラゴン!地獄戦士(ヘルソルジャー)に攻撃だ!

エボリューション・バーストオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

サイバー・ドラゴンの口からビームが放たれる

そのビームが地獄戦士(ヘルソルジャー)を飲み込むと地獄戦士(ヘルソルジャー)は破壊される

だが…

 

4000−(2100−1200)=3100

 

「ふはははははは!!もう忘れたのか?

流石オシリス・レッドの屑だ!

地獄戦士(ヘルソルジャー)が破壊された時プレイヤーが受けたダメージを相手にも与える効果があるのをな!!」

 

「そうよ、万丈目君の言う通りよ!

それだったら同じ攻撃力のサイバー・フェニックスで攻撃すべきよ」

 

「それは違う!速攻魔法発動!!呪詛返(のろいがえ)しのヒトガタ!!!」

 

俺が発動した魔法カードから白い巨大なヒトガタが現れる

それが俺に向かって飛んできた地獄戦士(ヘルソルジャー)の剣を吸い込む

そして巨大な白いヒトガタが黒く小さな大量のヒトガタに変わり万丈目に降り注ぐ

 

「なんだ!?」

 

3100−900=2200

 

「どうなってるの?万丈目君のライフが900ポイント減ってるのに遊輝君のライフはダメージ0」

 

「貴様!何をしたんだ!?今のカードはなんだ!」

 

まあ、知らなくてもしょうがない

俺もこのカードをこの時代で見つけた時は驚いたぜ

5D’sででてきたアニメオリカだったからな

流石秘法デッキのカード、と言うべきか…

 

「呪詛返(のろいがえ)しのヒトガタ

効果によって発生したダメージを0にしてその数値分のダメージを相手に与えるカードさ

まあ、マイナーだから知らないのもしょうがないがな」

 

「うまいっす!

これで地獄戦士(ヘルソルジャー)の効果によるダメージを回避した!!」

 

「くう、やっぱ強(つえ)えぜ遊輝

明日、俺とデュエルしようぜ!」

 

さすが十代だな、その向上心

強い奴とデュエルしたいという強い気持ち

俺にはできねえことだ!そこに痺れるし憧れるぜ!!

だが、負ける気はねえぞ

だが、今はこいつの料理だな

 

「更にサイバー・フェニックスでダイレクトアタックだ!

サイバー・フレア・ストライク!!」

 

2200−1200=1000

 

「うわあああああああ!」

 

「俺はターンエンドだ!」

 

「くそが!俺がオシリス・レッドに二度も負けるだと?

そんな事ある訳がない!ある訳がないんだあああああああ!!

カード!!ドローーーーーーーー!!!

ふふふ、ふはははは、はっはっはっはっはっは!!!

やはり天は俺に味方をするな!やはりエリートの俺にこそ勝利はふさわしい!!」

 

どうしたんだあいつ?急に悪役三段笑いしやがって

ついにおかしくなった…ってことも無さそうだしな

良いカードでも引いたのか?

 

「俺は手札からエレクトリック・ワームを捨てお前のサイバー・ドラゴンのコントロールをもらう」

 

成程、エレクトリック・ワームか

大体、俺が真紅眼の黒竜《レッドアイズ・ブラックドラゴン》を入学試験で使っていたからメタとして入れておいたんだろ

 

「どういう事っすか!?

どうして遊輝君のサイバー・ドラゴンが奪われたんすか!?」

 

「それはなエレクトリック・ワームの効果だ

このカードを手札から捨てることで相手フィールド上に存在する機械族もしくはドラゴン族のコントロールを得る、それがエレクトリック・ワームの効果だ」

 

「その通りだ!オシリス・レッドの割に勤勉じゃないか!

お前が入学試験で真紅眼の黒竜《レッドアイズ・ブラックドラゴン》を使ってたから入れておいたがこんなところで役に立つとは思わなかったぜ!

どうやらお前は残り1%の運にも見放されてるみたいだな!!

さっきのようなマグレは二度はないんだよ!二度は!!

俺はさらにリビングデッドの呼び声を発動!!

さっきも使ったが馬鹿なオシリス・レッドのお前のために教えてやる

このカードは自分の墓地からモンスターを1体選び攻撃表示で特殊召喚する!来い地獄戦士(ヘルソルジャー)!!」

 

成程、確かにふつうに考えたら大ダメージだな

サイバー・ドラゴンでサイバー・フェニックスに攻撃し超過ダメージで900

更に地獄戦士(ヘルソルジャー)のダイレクトアタックで1200

合計2000のダメージだ、普通に考えたらな

そう、普通(・・)に考えたらだ

 

「そして2体を生け贄に見せてやろう!

これが権力!エリートが持つべき最強モンスターだ!!

お前らのようなドロップ・アウト・ボーイには手が届かないな!

来い!エメラルド・ドラゴン!!」

 

2体のモンスターが合わさって行きそこが虹色に輝く

俺の魔力光と同じ色か

虹色と言うことはパラレルレアか!?

 

「ぱ、パラレルレアですって!!」

 

「流石万丈目さんだ!あんな凡人じゃ手に入らないカードを持っている!!」

 

はあ、たかがエメラルド・ドラゴンが?

俺はこんなカード40枚持っているよ…

海馬はダイヤモンド・ドラゴンで36枚持ってるよってやってたけどな

だけどさ、万丈目馬鹿じゃねえか?

普通にバラで攻撃した方がダメージでかかったのにな

 

「パラレルレアとかただの眼に悪いカードだろ、さっさと動きな」

 

「ふ、ビビってるのをごまかしてるのか?

まあいい、エメラルド・ドラゴンでサイバー・フェニックスに攻撃だ!

エメラルド・フレイム!!」

 

虹色に輝くエメラルド・ドラゴン、もはやエメラルド・ドラゴンって言っていいのか怪しいドラゴンが口の中で火を溜める

そしてそれをサイバー・フェニックスに向けて放つ

 

4000−(2400−1200)=2800

 

「ふはははははははは!!どうだ、これがエリー「その瞬間、手札のモンスターの効果発動!!このカードは俺が戦闘ダメージを受けた時特殊召喚できる!!

来い!悲劇(トラゴエディア)!!!」」

 

俺から禍々しい気が現れそれがフィールド上に集まって行く

それは大きな化物の形を成していく

蜘蛛のような下半身、禍々しいボディー、憎しみに染まった顔

悲劇の名を持つ漫画版GXのラスボス

それがこいつ、トラゴエディアだ

 

「更に破壊されたサイバー・フェニックスの効果発動!

表側表示のこのカードが戦闘で破壊された時自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる、ドロー!

そしてトラゴエディアの攻撃力は上がる

トラゴエディアの攻撃力は手札の枚数×600ポイントになる

今の俺の手札は3枚、よって攻撃力1800だ」

 

「くそが!次のターンでエメラルド・ドラゴンと攻撃力が並ぶだと!!

俺はターンエンドだ!」

 

このターンで決めて見せるぜ

デッキよ俺にこたえて見せろ!行くぜ!!

 

「俺のターン、ドロー!!

ふ、俺は永続魔法 未来融合―フューチャー・フュージョンを発動!!

デッキのサイバー・ドラゴンを含む12体の機械族モンスターを墓地に送る!

更にオーバーロード・フュージョンを発動!!

墓地のサイバードラゴン3体、サイバー・フェニックス2体、サイバー・ドラゴン・ツヴァイ3体、サイバー・ラーバァ3体、サイバー・ジラフ3体を除外し

現れよ、すべてを破壊する破壊の権化の機械竜

キメラテック・オーバー・ドラゴン!!!!」

 

「何あれ?首が14本?融合素材にしたモンスターと同じ本数?」

 

「それに遊輝君の場のカードがキメラテック・オーバー・ドラゴンだけになっているっす」

 

「そう、このカードはすべての破壊の権化

このカードが現れた時自分フィールド上のすべてのカードを破壊する

だが、こいつの効果は凶悪だぞ!

コイツの元々の攻撃力は融合素材にしたモンスター×800だ

よってコイツの攻撃力は11200!!」

 

「11200だと!!」

 

「まだだ!こいつは融合素材にしたモンスターの数だけ相手モンスターを攻撃する事ができる

速攻魔法発動 ハーフ・シャット!!

万丈目!お前のエメラルド・ドラゴンにこのカードの効果を使用!!

このカードの効果は表側表示のモンスターを1体選択しこのターン、戦闘では破壊されないという効果を与えるというものだ

さあ、Let’s showtime!エヴォリューション・レザルト・バースト!!

否、これが俺の全力全壊だ!!スターライト…」

 

「まさかのネタっすか!?」

 

「遊輝君、貴方は魔砲少女じゃないわ!」

 

「ブレイカーーーーーーーーーーーーーーー14連打ァアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

本来のビームではなく管理局の魔王のようにピンク色の光がそれぞれの首に集束されていく

その光の集束が臨界点を迎えた時一斉に万丈目に発射された

 

「うわあああああああああああああああああああああ!!!!!!」

 

その光は万丈目を包み込み吹き飛ばす

その様子はフェイトを包み込んだスターライトブレイカーのようだった

そう、後に残るものはPTSDのみの凶悪な集束魔法のようだった

技名もスターライトブレイカーなんだが…

 

1000−(11200−2400)×14=−122200

 

「ほんとに言い切ったっす」

 

「ある意味凄いわね

それに万丈目君、最初に敗北フラグを立ててたわね」

 

ああ…

名誉返上と汚名挽回か

逆だもんな名誉挽回と汚名返上だし

 

「遊輝君、君のデュエルは本当にすごいものでした

良いデュエルを見れてうれしかったですよ

ただ、万丈目君たちの言動には目に余るものがありましたね

罰としてレポート用紙30枚です

それに代わり十代君、遊輝君

あなた達には迷惑をかけました、何か一つだけ頼みを聞きましょう」

 

「それだったら俺は宿題免除がうれしいな」

 

「俺はオシリス・レッド寮の改善ですかね

具体的に言うと食事の改善及び寮をもう少し大きくしてくれると嬉しいですね」

 

「分かりました、前向きに検討しますよ

では、みなさん、もう遅いですので気を付けて帰ってください」

 

「どうだ、我流サイバー流の俺にも負けたんだ

その程度で学園最強を名乗るなんて片腹痛いわ!」

 

俺はそう言い残しこの場を離れる

そして俺たちはそれから別れ寮に帰って行った

その後…

 

「で、どうよダイヤ

俺の活躍はうまく取れたか?」

 

【勿論ですよ、マスターのかっこいいところをキチンと取れました

これから反省会ですか?それとも魔法の修業ですか?】

 

「そうだなあ…

よしスキマ擬きに行って時間の流れを外の1時間を10時間に変更

ひと眠りした後に反省会、その後修行だ

修行内容は魔法剣の修業、最上級魔法の魔法剣の修業だ」

 

あらゆる時空を超える程度の能力で最近一つできるようになったことがある

時間や空間、世界の壁を超えるだけでなく

時間や空間を歪めることもできた、要するにはディアルガとパルキアを足したような能力だった

本当にチートな能力もらえたな、そう思えてしょうがない近頃だった

 

Sideout

 

Side万丈目

 

くそ!くそ!!

この俺が!この俺様がオシリス・レッド相手に2敗だと!!

ふざけるな!あんなのインチキに決まってる

きっとデュエルディスクに細工をしていたんだ!!

次は絶対に勝ってやる!!!

 

Sideout

万丈目を我流サイバー流デッキで打倒した遊輝

その数日後、遊輝たち?に更なる脅威が襲い掛かる

だが、その遊輝たちのメンバーは魔改造されていた

 

さて次回は 遊城 十代 VS 天上院 明日香

 

説明
前回の続きです
前回よりかなり短い、前回が異常に長かったんだけど…
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タグ
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