番外編 なのはが暴走??? |
アニスサイド
〜なのはの部屋〜
「……あ〜、あはは……どうしたのかな、なのはちゃん……」
「……アニス君ってさ……」
「……うん」
「……本当に男の子?」
何故かなのははいきなり、俺の体をペタペタと触り始めた……何これシュール。
どうも、へ?何でいきなりこんな事になってるのかって?HAHAHA!俺が知りたいくらいだよそんなの……まぁ、良いんじゃないかな?知らなくても。
たぶん、禄でもない理由に決まっている。
「男だよ?生物学上は」
「……やっぱり信じられないの!」
「えぇ〜、じゃあ俺はどうしたら良いのさ〜」
「……一緒にお風呂に入れば判明するよ!」
「おい、待て!何がお風呂だ!入るわけなかろうが!」
「でも、そうでもしないと本当に男の子なのか分からないし……」
「いや、他にも試す物はあるでしょ。後は確認するとことか」
「確認する所……」
そう言って、なのはは俺の股間を凝視する……。
おい、そこの変態。俺の股間を見るな、まだ精通はしてないから何も感じねぇけど、それは立派な視姦何だよ……やめなさい、はしたない。
「あの、そんなにジロジロ見られたら恥ずかしいよ……」
「……ア、アニス君……今のは反則だよ……」ポタポタ
なのはは鼻血を出しながら苦笑している。
最近の女の子は鼻血を出すのがデフォなのだろうか?否!断じて否!そんな女の子は見たくない!
というかそんな奴!某幻想郷に出てくる完璧で瀟洒な従者みたいに、忠義心は鼻から出るがごとく出さないでよ!
「な、なのはちゃん、鼻血鼻血」
「ありゃ、本当だ……」
なのはちゃんはティッシュを持ってきて鼻を抑える。
本当にこの世界の主人公なのだろうか……威厳の欠片も無い……。
て言うか酷い絵面だな……俺は、こんななのは、見とうなかった!!
「それにしても、何で俺はなのはちゃんの部屋に来たんだっけ?」
「私と一緒に遊ぶためだよ♪」
「あれ?そうだっけ?」
「そうだよ!」
「……よし、帰ろう」
「何で!?」
「いや……何か後ろに、縄とか見えたから……」
気のせいであってほしいが、何故か見えてしまったものは仕方ない。
後なのは、今更隠してももう遅い、見えてしまったのだからな……。
「あ、あはは……これはその……」
「……なのはちゃんはその縄で、何をしようとしたの?ねぇ、教えてほしいな☆」
「……ごめんなさい……」
「うん、分かればよろしい」
とにかく謝ってほしかったのは確かだし、それでナニかされたら溜まった物じゃないしね。
全く、何でいきなりこんな貞操のピンチに直面してんだろう俺。
「それより、何して遊ぶの?」
「それじゃあ……アニス君、おいで〜」
「……何故?」
なのはは両手を開いて俺においでと言う。
完全に膝に乗っける気まんまんだろこいつ。だが、俺がそんな物に釣られクマー!!
「わーい」
釣られちゃいました(笑)
「うわー、アニス君軽い。これじゃ本当に男の子なのか分からないよ。それに、髪もサラサラだし、私より手入れ行き届いてるし……」
「あはは、特にこれと言って手入れしてるわけじゃないんだけどね」
お母さんが無理やり手入れしてくるし、この世界でははやてがその肩代わりしてみたいなものだしね……。
「アニス君の首筋……ハァハァ……」
「ちょっ、なのはちゃん?」
何か後ろで変態がハァハァしてんだけど!?
というか、鼻息が首筋に掛かって……。
「ふぁっ、なのはちゃっ……くすぐった……いゃっ……」
「……あぁ、アニス君……可愛いよ〜」
あぁ!?なのはが何かしらんがレナ化した!?これはヤバい!お持ち帰りされる!
誰か!誰か助けてぇぇぇぇぇ!
「アニス君……良い匂いなの……」
「いやっ、匂い嗅がないで……恥ずかしいし、くすぐったいよ。あうあうあう〜」
「アニス君〜」
「ひゃっ!おかしいよ!手がおかしい!何処触っt、やめっ!け、獣!いやぁ!止めて!洒落になってないって!」
「大丈夫だよ、優しくするから。お母さんが言ってたの。「アニス君は絶対に競争率が高いから、今の内に骨抜きにして手籠めにしちゃいなさい!」って」
おぉぉぉぉいい!桃子さぁぁぁぁぁぁぁん!あんた一体何やってんだ!
実の娘に!まだ九歳の子供にナニを教えてんだ!って、なのは!?そこ駄目!
「ひぅっ!?む、胸は……駄目……くすぐってt、あはははは!駄目!さ、触らないで!あはははは!く、くすぐったいよ!あはははははは!」
何でみんな俺の胸ばかり揉むのさ!
最近胸が痛いのは絶対お前達のせいだ!
「アニス君、可愛いよ……」
「そ、それは……男の台詞なのでは……ひゃっ!」
「あにふふーん……」
なのははいきなり俺の首を甘噛みしてくる。
きゃっ!噛みながら喋らないで!振動でくすぐったい!
「はぅ!ひぅ!あぅ!ふぅ!」
俺は変な声が出ているのに気づき、慌てて口を押えるが、それが更になのはの攻めに拍車を掛けてしまったようだ……。
「アニス君の声……もっと聞かせて?」
なのはは俺をそのままベッドに押し倒し、俺の両手を抑え、今度は俺を仰向けの状態で甘噛みを始める。
「いっゃ!ひぅ!あぅ!はぁっ!」
「カプカプ……」
「ひぃ!あっ!ふぅっ!」
「……ふぅ……」
「……ハァ、ハァ……」
賢者タイム……だと……と、とにかく、落ち着いた様だ。
た、助かった〜。
「っと、思ったでしょ?」
「へっ?いやぁぁぁぁ!」
なのはは俺の上の服をいきなり脱がし始めた。
くっ!この!振りほどけない!というかなのはの力ヤバい!何で振りほどけないの!?
っ!そうか!俺、今身体強化とかしてないんだ!体型が小さいだけあって、この運動神経皆無ななのはの力でも、裕に俺を抑えれるんだ!?
「いっゃ……やだよぉ……今のなのはちゃっ……怖い……」
「はぅっ……その涙目で訴えるの……凄くそそるの……」
うわぁぁぁ!逆効果だったぁぁぁぁぁぁぁ!
というかなのはがSに覚醒したぁぁぁぁぁぁぁ!
「その顔、ゾクゾクしちゃうよ」
「やだぁ、なのは……許して……」
「何を許してほしいの?アニス君は何も悪い事してないんだよ?」
「それ……でも……もぅ、許して……」
「ふふふ、だーめ」
クリッッ……。
「ひぅ!?」
なのはが唐突に、俺の……その……胸の突起物をこねくり回す……。
その瞬間、俺の体に電流が走るような感覚に陥る。
「ひ……あ……!」
声も出なくなって来た……これは本当にヤバい……どうしたら……。
「アニス君、アニス君、アニス君、アニス君」
壊れたラジオみたいに、連続して俺の名前を呼ぶなのは。
あぁ、どうしよう……本当にこれ、詰んだかもしれない……。
「に、にゃの……ひゃ……」
もう呂律も回らなくなっている……。
体も熱くて、思考も覚束なくなってきている。
「アニス君……大好きだよ……」
ゾクゾクゾク……。
なのはに耳元で囁かれる。
その時、体がゾクゾクして、完全に思考が追い付かなくなった……。
「にゃのひゃ……もう、らめぇ……これいひょうは……」
「駄目なの。アニス君にはもっともーっと、気持ちよくなってもらわないと……」
それはまさに死刑宣告。今の俺にとっては、もう快楽を感じたくない。
なのに、体は正直だ。それを望んでいるらしい……。
「ひゃぁ……もふ……かえらひて……」
「それも却下なの。さぁ、続きをするの」
そう言って、なのはは俺の唇に……自分の唇を……。
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「んだぁぁぁぁぁぁぁぁ!こりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「……高町さんとアニスの、濡れ場」
「おいムッツリーニ!貴様は何を!何を書いているのだ!」
「そうですよ、ムッツリーニさん。どうせならここは、アンク×アニスを書くべきです」
「貴女も何を言ってるの!?仁紫園さん!」
「……でもこれ……俺が書くのは苦労した……」ボタボタ
あぁ、鼻血がたくさん出て、ヤバかったんですね。
本編のムッツリーニは妄想しただけで鼻血を出して倒れる奴なのに、この世界のムッツリーニは些か根性があるようだ。
「では、今度はこちらも読んでくれませんか?」
「何々……?」
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「アニス……ここが良いのか?」
「アンクぅ……ハァハァ……ここが、切ないよぉ……」
俺は、アンクに見えるように、自分の穴を……。
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「はい!アウトォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!はぁ、はぁ……」
「そうですか?あれ、ムッツリーニさん、どうしました?」
「………俺には、少し刺激が……」ブシャァァァァァァ!
いや、お前にとってどれも刺激にしかなりえないだろ……。
それにしても、この二人に呼ばれたので来てみたら、自作の俺の同人誌を見せたいって……。
俺、一応九歳なんですけど?犯罪だよ?しかもこいつら、中学生だから、一応お前らも駄目な気がするんだが……。
「それにしても、たくさん描いたんだね〜」
「えぇ、私の趣味ですし。やっぱり、被写体が良いって言うのもあります」
「……同意……」
「はぁ……もう、帰っていいですかね?一応俺は九歳なんで、今度からは自重していただけると嬉しいんですけど?」
「「それは出来ない(ません)」」
「二人して否定しないで!?」
とにかく、これから俺の受難は続くようだ……はぁ。
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