番外編 なのはが暴走???
[全1ページ]

アニスサイド

 

 

〜なのはの部屋〜

 

 

「……あ〜、あはは……どうしたのかな、なのはちゃん……」

 

 

「……アニス君ってさ……」

 

 

「……うん」

 

 

「……本当に男の子?」

 

 

何故かなのははいきなり、俺の体をペタペタと触り始めた……何これシュール。

 

 

どうも、へ?何でいきなりこんな事になってるのかって?HAHAHA!俺が知りたいくらいだよそんなの……まぁ、良いんじゃないかな?知らなくても。

たぶん、禄でもない理由に決まっている。

 

 

「男だよ?生物学上は」

 

 

「……やっぱり信じられないの!」

 

 

「えぇ〜、じゃあ俺はどうしたら良いのさ〜」

 

 

「……一緒にお風呂に入れば判明するよ!」

 

 

「おい、待て!何がお風呂だ!入るわけなかろうが!」

 

 

「でも、そうでもしないと本当に男の子なのか分からないし……」

 

 

「いや、他にも試す物はあるでしょ。後は確認するとことか」

 

 

「確認する所……」

 

 

そう言って、なのはは俺の股間を凝視する……。

おい、そこの変態。俺の股間を見るな、まだ精通はしてないから何も感じねぇけど、それは立派な視姦何だよ……やめなさい、はしたない。

 

 

「あの、そんなにジロジロ見られたら恥ずかしいよ……」

 

 

「……ア、アニス君……今のは反則だよ……」ポタポタ

 

 

なのはは鼻血を出しながら苦笑している。

最近の女の子は鼻血を出すのがデフォなのだろうか?否!断じて否!そんな女の子は見たくない!

というかそんな奴!某幻想郷に出てくる完璧で瀟洒な従者みたいに、忠義心は鼻から出るがごとく出さないでよ!

 

 

「な、なのはちゃん、鼻血鼻血」

 

 

「ありゃ、本当だ……」

 

 

なのはちゃんはティッシュを持ってきて鼻を抑える。

本当にこの世界の主人公なのだろうか……威厳の欠片も無い……。

て言うか酷い絵面だな……俺は、こんななのは、見とうなかった!!

 

 

「それにしても、何で俺はなのはちゃんの部屋に来たんだっけ?」

 

 

「私と一緒に遊ぶためだよ♪」

 

 

「あれ?そうだっけ?」

 

 

「そうだよ!」

 

 

「……よし、帰ろう」

 

 

「何で!?」

 

 

「いや……何か後ろに、縄とか見えたから……」

 

 

気のせいであってほしいが、何故か見えてしまったものは仕方ない。

後なのは、今更隠してももう遅い、見えてしまったのだからな……。

 

 

「あ、あはは……これはその……」

 

 

「……なのはちゃんはその縄で、何をしようとしたの?ねぇ、教えてほしいな☆」

 

 

「……ごめんなさい……」

 

 

「うん、分かればよろしい」

 

 

とにかく謝ってほしかったのは確かだし、それでナニかされたら溜まった物じゃないしね。

全く、何でいきなりこんな貞操のピンチに直面してんだろう俺。

 

 

「それより、何して遊ぶの?」

 

 

「それじゃあ……アニス君、おいで〜」

 

 

「……何故?」

 

 

なのはは両手を開いて俺においでと言う。

完全に膝に乗っける気まんまんだろこいつ。だが、俺がそんな物に釣られクマー!!

 

 

「わーい」

 

 

釣られちゃいました(笑)

 

 

「うわー、アニス君軽い。これじゃ本当に男の子なのか分からないよ。それに、髪もサラサラだし、私より手入れ行き届いてるし……」

 

 

「あはは、特にこれと言って手入れしてるわけじゃないんだけどね」

 

 

お母さんが無理やり手入れしてくるし、この世界でははやてがその肩代わりしてみたいなものだしね……。

 

 

「アニス君の首筋……ハァハァ……」

 

 

「ちょっ、なのはちゃん?」

 

 

何か後ろで変態がハァハァしてんだけど!?

というか、鼻息が首筋に掛かって……。

 

 

「ふぁっ、なのはちゃっ……くすぐった……いゃっ……」

 

 

「……あぁ、アニス君……可愛いよ〜」

 

 

あぁ!?なのはが何かしらんがレナ化した!?これはヤバい!お持ち帰りされる!

誰か!誰か助けてぇぇぇぇぇ!

 

 

「アニス君……良い匂いなの……」

 

 

「いやっ、匂い嗅がないで……恥ずかしいし、くすぐったいよ。あうあうあう〜」

 

 

「アニス君〜」

 

 

「ひゃっ!おかしいよ!手がおかしい!何処触っt、やめっ!け、獣!いやぁ!止めて!洒落になってないって!」

 

 

「大丈夫だよ、優しくするから。お母さんが言ってたの。「アニス君は絶対に競争率が高いから、今の内に骨抜きにして手籠めにしちゃいなさい!」って」

 

 

おぉぉぉぉいい!桃子さぁぁぁぁぁぁぁん!あんた一体何やってんだ!

実の娘に!まだ九歳の子供にナニを教えてんだ!って、なのは!?そこ駄目!

 

 

「ひぅっ!?む、胸は……駄目……くすぐってt、あはははは!駄目!さ、触らないで!あはははは!く、くすぐったいよ!あはははははは!」

 

 

何でみんな俺の胸ばかり揉むのさ!

最近胸が痛いのは絶対お前達のせいだ!

 

 

「アニス君、可愛いよ……」

 

 

「そ、それは……男の台詞なのでは……ひゃっ!」

 

 

「あにふふーん……」

 

 

なのははいきなり俺の首を甘噛みしてくる。

きゃっ!噛みながら喋らないで!振動でくすぐったい!

 

 

「はぅ!ひぅ!あぅ!ふぅ!」

 

 

俺は変な声が出ているのに気づき、慌てて口を押えるが、それが更になのはの攻めに拍車を掛けてしまったようだ……。

 

 

「アニス君の声……もっと聞かせて?」

 

 

なのはは俺をそのままベッドに押し倒し、俺の両手を抑え、今度は俺を仰向けの状態で甘噛みを始める。

 

 

「いっゃ!ひぅ!あぅ!はぁっ!」

 

 

「カプカプ……」

 

 

「ひぃ!あっ!ふぅっ!」

 

 

「……ふぅ……」

 

 

「……ハァ、ハァ……」

 

 

賢者タイム……だと……と、とにかく、落ち着いた様だ。

た、助かった〜。

 

 

「っと、思ったでしょ?」

 

 

「へっ?いやぁぁぁぁ!」

 

 

なのはは俺の上の服をいきなり脱がし始めた。

くっ!この!振りほどけない!というかなのはの力ヤバい!何で振りほどけないの!?

っ!そうか!俺、今身体強化とかしてないんだ!体型が小さいだけあって、この運動神経皆無ななのはの力でも、裕に俺を抑えれるんだ!?

 

 

「いっゃ……やだよぉ……今のなのはちゃっ……怖い……」

 

 

「はぅっ……その涙目で訴えるの……凄くそそるの……」

 

 

うわぁぁぁ!逆効果だったぁぁぁぁぁぁぁ!

というかなのはがSに覚醒したぁぁぁぁぁぁぁ!

 

 

「その顔、ゾクゾクしちゃうよ」

 

 

「やだぁ、なのは……許して……」

 

 

「何を許してほしいの?アニス君は何も悪い事してないんだよ?」

 

 

「それ……でも……もぅ、許して……」

 

 

「ふふふ、だーめ」

 

 

クリッッ……。

 

 

「ひぅ!?」

 

 

なのはが唐突に、俺の……その……胸の突起物をこねくり回す……。

その瞬間、俺の体に電流が走るような感覚に陥る。

 

 

「ひ……あ……!」

 

 

声も出なくなって来た……これは本当にヤバい……どうしたら……。

 

 

「アニス君、アニス君、アニス君、アニス君」

 

 

壊れたラジオみたいに、連続して俺の名前を呼ぶなのは。

あぁ、どうしよう……本当にこれ、詰んだかもしれない……。

 

 

「に、にゃの……ひゃ……」

 

 

もう呂律も回らなくなっている……。

体も熱くて、思考も覚束なくなってきている。

 

 

「アニス君……大好きだよ……」

 

 

ゾクゾクゾク……。

 

 

なのはに耳元で囁かれる。

その時、体がゾクゾクして、完全に思考が追い付かなくなった……。

 

 

「にゃのひゃ……もう、らめぇ……これいひょうは……」

 

 

「駄目なの。アニス君にはもっともーっと、気持ちよくなってもらわないと……」

 

 

それはまさに死刑宣告。今の俺にとっては、もう快楽を感じたくない。

なのに、体は正直だ。それを望んでいるらしい……。

 

 

「ひゃぁ……もふ……かえらひて……」

 

 

「それも却下なの。さぁ、続きをするの」

 

 

そう言って、なのはは俺の唇に……自分の唇を……。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

「んだぁぁぁぁぁぁぁぁ!こりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

「……高町さんとアニスの、濡れ場」

 

 

「おいムッツリーニ!貴様は何を!何を書いているのだ!」

 

 

「そうですよ、ムッツリーニさん。どうせならここは、アンク×アニスを書くべきです」

 

 

「貴女も何を言ってるの!?仁紫園さん!」

 

 

「……でもこれ……俺が書くのは苦労した……」ボタボタ

 

 

あぁ、鼻血がたくさん出て、ヤバかったんですね。

本編のムッツリーニは妄想しただけで鼻血を出して倒れる奴なのに、この世界のムッツリーニは些か根性があるようだ。

 

 

「では、今度はこちらも読んでくれませんか?」

 

 

「何々……?」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

「アニス……ここが良いのか?」

 

 

「アンクぅ……ハァハァ……ここが、切ないよぉ……」

 

 

俺は、アンクに見えるように、自分の穴を……。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

「はい!アウトォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!はぁ、はぁ……」

 

 

「そうですか?あれ、ムッツリーニさん、どうしました?」

 

 

「………俺には、少し刺激が……」ブシャァァァァァァ!

 

 

いや、お前にとってどれも刺激にしかなりえないだろ……。

それにしても、この二人に呼ばれたので来てみたら、自作の俺の同人誌を見せたいって……。

俺、一応九歳なんですけど?犯罪だよ?しかもこいつら、中学生だから、一応お前らも駄目な気がするんだが……。

 

 

「それにしても、たくさん描いたんだね〜」

 

 

「えぇ、私の趣味ですし。やっぱり、被写体が良いって言うのもあります」

 

 

「……同意……」

 

 

「はぁ……もう、帰っていいですかね?一応俺は九歳なんで、今度からは自重していただけると嬉しいんですけど?」

 

 

「「それは出来ない(ません)」」

 

 

「二人して否定しないで!?」

 

 

とにかく、これから俺の受難は続くようだ……はぁ。

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