とある【正義】を持っているヒーロー 第17話
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覚が絶対に勝つ。と、心に誓った時。

そのとき覚の後方で光が現れる。

楓たちが倒れていた方向である。

 

   「光が!?」

 

辺りの光が消えた時、そこには三人の少女が立っていた。

 

   「楓!裕奈!アキラ!」

 

三人の少女の手にはそれぞれ、『響鬼』『アギト』『龍騎』のカードを持っていた。

そしてそれぞれの変身アイテムへと姿を変える。

 

 「「「変身!」」」

 

その言葉とともにそこにいたのは3人の仮面ライダーだった……

 

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   「仮面ライダー……アギト・龍騎・響鬼……」

 

3人が復活し、覚との契約のもとにライダーとして復活した……

 

   「……なにこれ!」

   「な、なにがどうなって……」

   「これが覚殿の望んでいたものでござるか……」

 

正気に戻ったのか3人は三者三様の反応をする。

 

   「よかった……っと!今はそんな場合じゃねぇんだ!」

 

近寄ってくる三体のアンノウン達

 

   「しかし、今のおれにはこいつらなんて余裕……ん?んん!?」

 

さらに目の前に現れる光。

その中からはふとったメガネの男がいた。

 

   「な、何だお前は!」

   「知ったことか!俺もお前を知らないんだ!というか君はヒーローか!」

   「え、あ、正義のヒーローだぞ!」

   「なら戦え!」

   「はぁ!?」

 

突然現れたなにともわからぬ男は怪物に変身し、襲いかかってきた。

 

   「な、何なんだ!今はそういう状況じゃ!」

   「何かを守りたいんなら戦えよ!ヒーローなんだろ!そして僕は送り込まれた敵なんだろ!」

   「うあっ!わかんねぇ!意味わかんねぇ!」

   「何しゃべってんだよ!守りたいもののために戦えよ!」

 

覚が戸惑い、突然現れた怪物と戦闘をしている間に

アンノウン達は後方にいる変身した裕奈たちに襲いかかる。

 

 

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   「わわっ!何か怪物がくるよ!どうすれば!」

 

アギトに変身した裕奈がそう叫ぶ。

 

   「でも、なんでか戦い方がわかる気がする……」

 

龍騎に変身したアキラはそう言う。

 

   「拙者らは戦うだけでござるよ。覚殿のために……」

 

 

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後方でアンノウンと3人の戦いが始まっていたが

覚はこちらのほうの戦闘にかかりっきりで状況も確認できない。

 

   「こんちくしょぉぉぉおおおぉぉぉ!俺は3人を守る!」

   「よくぞ言ったぞ正義のヒーロー!僕の弱点はこの球だぁ!」

   「うぉぉぉおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉおおぉぉぉぉ!」

 

覚は結われたとおりの弱点を打ち抜く。

 

   「それでこそ……ヒーローだ!」

 

そう言いながら怪物は爆発し、消滅した。

 

   「はぁはぁ……何だったんだよ……この戦いの意味って何なんだ……」

 

それは誰にもわからないし、誰も理解できない。

 

   「!あいつらは!」

 

覚が後ろを振り向いたとき戦い話終わりを迎えていた。

 

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   「はぁぁぁぁぁ!とりゃぁぁぁ!」

 

アギトのキックによりアンノウンの一体は消滅する。

 

[ファイナルベント]

 

   「えぇぇぇぇぇい!」

 

龍騎のドラゴンキックによりさらにアンノウンガ一体消滅する。

 

   「音撃打 火炎連打の型!」

 

そして最後の一体も消滅する。

 

   「お前ら……マジでやっちまったのか……」

 

覚は変身をとき、3人に話しかける。

 

   「よくわからないけど……わかったの!」

 

3人の変身が解ける。

 

   「よくわからないのによくわかったかぁ……ははっ」

   

覚は苦笑いをする。

 

   「まぁいい……管理人室へ行こう。歪みも収まりつつあるようだからな……」

 

 

 

次回に続く

説明
にじファンより
詳しくはプロローグ1作品説明にて
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