とある【正義】を持っているヒーロー 第19話 |
【数分後】
覚の一言により部屋の中はかなり静かになっていた
その時……
「おや?お前達の俺への恋愛感情はたしかなはずなんだが?」
「そ、それは一体どういうことでござるかな?」
「契約者は俺への恋愛感情が高いもののはずなんだよ」
「そっ、それって」
「まぁ、俺たち二人を隠れておってきたりとか、命かけて守ってくれたとか……普通の感情じゃぁ無理だろ」
愉快な事のように話す覚
「俺への恋愛度・信頼度が一番高いと契約はできる。時に裕奈よ……」
「な、何?」
「お前の親父さんへの恋心が親への信頼に変わっているようだな。やはりあの惚れ薬事件からか……」
「惚れ薬事件とな?」
「それってどういう事件なんです?」
「んだ、俺を襲って来た女らが記憶を欠落しているとは……今の状態なら、思い出そうとすれば思い出せるはずだ」
その瞬間裕奈は倒れた。
「裕奈殿!」
「気絶してる!?」
「ふっ……そりゃするわな」
【数分後】
「う、ううん……」
「目が覚めたようだな」
「はう!」
「あり?」
「また気絶したでござるよ」
「あ〜う〜」
【数分後】
「今度こそ大丈夫か?」
「大丈夫です。はい」
裕奈はめったに使わない敬語で話している。
「もう気絶するなよ、心配するから。それに、説明の途中なんだからな」
「は、はい」
「裕奈らしくない返事だがわかってくれたようだな」
「ならば話の続きをお願いするでござる」
「ん、まぁお前らが俺の事が大好きなのは俺は知ってるよ。と言う所まで話したんだよな」
「え、えと……はい」
「いなみに!さらに信頼度と恋愛度が上がるとライダーのパワーが上がるぞ」
「ほうほう」
「つまりは俺達がラブラブになればなるほど強くなっていくと言う……」
楓を除く二人はかなり大変な事になっている。
再び気絶しそうだ。今度は二人で。
「まぁ最後に重大な事だが、変身する前でもできるだけ戦闘できるようになってもらわないとな」
「なぜでござる?」
「変身する前に攻撃されたらやばいからだよ。わかるだろ?」
覚も変身するときに敵が近づいてくるときは相手を蹴り飛ばしたりしている。
覚は元から身体能力も高いのだが。
「生身のときは変身前よりは危険だからな、一応は。まぁ楓は必要なさそうだがな、変身しなくても普通に戦えそうだし」
「それほどでもないでござるよ!」
「まぁそういうわけで、特訓しなくちゃいけねぇだろ?」
「そ、そうだね」
「でも、どこで特訓するんですか?」
「ここだ」
「はて、この部屋では狭いのではござらんか?」
「くっくく……俺の力をなめるでない!スイッチ!ポチっとな」
すると辺り一体何もない広い空間に変わってしまった
「す、すごい!」
「この空間なら外にもなにも影響は出ない。」
なお無断改造である。
「この状態の部屋は外との時間の流れが違い1時間が一日となる」
「ほうほう」
「ま、端という端がないという虚無空間みたいな感じかねぇ」
そして覚は再びスイッチを押し、部屋は元の状態に戻った
「まぁとにもかくにも、明日だ。明日から特訓を始めよう」
と言うと女性陣は色々言うが覚にも色々あるので帰らせることにした
次回に続く
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