とある【正義】を持っているヒーロー 第24話
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【女子寮 管理人室 特殊空間状態】

 

裕奈・アキラ・楓とともに戦闘のための特訓を始めようとしていた……

 

    「まずはじめに聞くが、俺とともにこれからも一緒に戦ってくれるのか?」

    「何を今更きくでござるか」

    「そんなの当たり前じゃん!」

    「あのときから決心はついてます」

    「そうか……さすがは俺の女達だ」

 

その時また時間が止まるが前回ほどではなかった……

 

    「……まぁとりあえず特訓だが、服はこの修行着に着替えてだな……」

    「これに?」

    「まぁ、制服のまま言うのも無理な話だからな……」

 

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【数時間後】

 

特殊空間の中なので外ではまだ一時間もたってないのだが

 

    「ふふっ。戦い方がなかなか様になってきたものだ……」

 

たった数時間で……

契約者になったのも理由だろう。

 

    「ふふっ、どれ……おーいお前ら。そろそろライダーでの戦闘練習を始めるぞ」

 

と言うわけで練習は一時中断となった

 

    「とりあえず面々には変身してもらって……うん、あと一人いればそれぞれで戦わせるが……」

    「覚殿が残ったものと戦えばいいのでは?」

    「う〜ん、手を抜けるかな……」

    

覚は悩む……

 

    「そうだ、俺の召喚したやつらを相手にしろ、そしてかって見せろ。変身!」

 

『ディディディェェンド』

 

    「ほらほら、行くよ」

    「えっと、変身!」

    「変身!」

    「変身でござる」

 

と言うわけでそれぞれが変身する

 

    「楓は変身しなくても少しばかりはアンノウンやらが現れた場合でも戦えるかもしれんな……」

 

ならなぁ……と考えながら……

 

    「まずはアギト(裕奈)に対してはこれ…龍騎(アキラ)にはこれで、響鬼(楓)にはこれ……」

 

『カメンライダーカード G-3!インペラー!威吹鬼!』

 

    「まぁ、特殊攻撃はしないようになってるから。戦ってみろ」

 

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それぞれがそれぞれの相手と戦っている。

 

    「たぁっ」

    「…」

    「う〜ん……無言の相手と戦うのもなぁ」

    「えーと、このカードをここに……『ソードベント』わわっ、この剣で……」

 

裕奈とアキラは前回の初戦闘よりはましになっている

 

    「てりゃでござる!」

    「!」

 

楓はうまい事戦えている。

動きは楓もともとの動きで何とかなるからだ。

音撃棒の使い方もうまく、うまい事戦えている。

 

    「やはり運動能力はよくても戦い方を知らないと、な……」

 

裕奈はストームフォームにフォームチェンジし、何とかG-3を倒した。

アキラはストライクベントやソードベントなどを駆使し同じく何とかインペラーを倒した。

楓は上記の通り音撃棒をうまく使い、音撃打によって威吹鬼を倒している。

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【戦闘後】

 

全員変身は解除して、覚以外は正座している。

 

    「まぁなんだ、楓については今までどうりに特訓すれば問題ないかも知れんな……」

    「ニンニン♪」

    「裕奈にしてはこの棒で敵に攻撃する練習をしてだな」

    「うん」

    「アキラは剣の使い方とカードの使いどころを考える練習と」

    「わかりました」

    「と言う感じかな。まぁ今回の特訓はここまでだな……」

 

一応もう一日たつんじゃないかという時間だが、外ではまだ一時間もたっていないだろう。

そして空間が元に戻る。

 

    「さて、今回は特別に俺の作った料理をご馳走してやるぜ。無論持ち帰り用つきで!」

 

そんなこんなで和やかな一日が過ぎていく。

特訓の必要性もないかのように……

 

次回に続く

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