IS?インフィニット・ストラトス?三種のISを操る者? |
Story4 俺ともう一人以外はクラスメイト全員女
そして、一週間が過ぎた・・・・
ここはIS学園・・・・
そこの一年一組。
「では、SHRを始めます」
と、教卓に山田先生が立っていた。
目の前には、生徒たちが席に座っていた。
一人を除いて、全員女子であった。
その一人が、世界で初めてISを動かした男子・・・・『織斑一夏』である。
「まず一つとして、昨日言いました生徒が今日来ましたので、紹介します。・・・では、入ってきて下さい!」
と、教室の戸が開き、IS学園の制服を身に纏ったレイが入ってきた。
すると、一部を除き、女子陣がどよめいた。
そして、レイは教卓の横で止まり、前を向いた。
「・・・一日遅れで入学しました・・・・レイ・ラングレンです。これからよろしくお願いします。」
と、何か余計な一言を言って、レイは自己紹介した。
「きゃぁぁ!!男子がもう一人入ってきた!!」
「しかもイケメン!!」
「かっこいい!!」
と、一部を除き、ほとんどの女子が叫んだ。
「では、ラングレン君はあそこの席です」
と、山田先生が指した方へ、レイは歩いていった。
そこは窓側で、後ろから三番目の席であった。
レイは席にかけた。
「ラングレン君は、少し特殊な事情でIS学園に入ってきましたが、みんな仲良くして下さい」
そして、女子のほとんどは「はーい!」と返事をした・・・。
そして、SHRが終わり、休み時間・・・・
レイの席の周りには、女子が群がっていた。
「ねぇねぇ・・ラングレン君もISが使えるから学園に入ったの?」
と、茜色のショートヘアーをした女子が聞いてきた。
「・・・まぁ・・そんなところだな・・」
「どういうこと?」
「山田先生も言っていただろ・・・・俺は特殊な事情で学園に入ったんだ。」
「ふーん・・・。でも、ラングレン君・・・それって・・・」
と、レイの左腕にある待機状態のISを指した。
「あぁ・・・これか・・。確かに、ISだ。」
えぇぇぇ!!!・・・と、周りの女子が叫んだ。
「もしかして、ラングレン君って、学園に入る前に、どっかでISを貰っていたの?!」
「・・・そんなところかな・・」
と、きっぱりと言った。
「そ、そんな簡単に言うものかな・・・」
「・・・・・・」
と、レイは何か悩んでいた。
そして、レイは立ち上がって、ある者の所に行った。
それは、織斑一夏であった。
「君が織斑一夏・・・だな?」
「・・あぁ。そうだぜ」
「君のことは、ニュースで見たよ。」
「そうか・・。結構知られていたんだな・・」
「・・あぁ。・・・改めて、レイ・ラングレンだ・・・よろしくな」
「・・・あぁ。こちらこそ」
と、二人は握手した。
「ちょっとよろしくて?」
「ん?」
それからして四時限目前の休み時間になると、一人の女子生徒がレイの前にやってきた。
金髪のロールを掛けたロングヘアー碧眼の女子で、頭には青と白いレースの付いたカチューシャをつけていた。彼女の制服は普通とは異なって、ロングスカートになっていた。ちなみにIS学園の制服は個人好みにカスタマイズしてもいいのだ(派手や過激なものでなければ)。
「何か用か?」
「まぁ、何ですのその態度は」
「・・・・?」
「このわたくしが話しかけていると言うのに―――」
「・・・名前を知らないのにそう言われてもな・・・。まぁお前がイギリスの代表候補生だっていうのは知っているけど」
「あら、そこは知っていたのですね・・。ほめて差し上げますわ。しかし、それが何を意味していると思われますの?」
「・・・代表候補生だって言うから、それなりの実力者なんだろ」
「その通りですわ。まさにエリート中のエリートなのですわ。だからこのわたくし『セシリア・オルコット』と一緒のクラスになれただけでも光栄なことなのですわ」
「・・・それを自分で言うか?」
と、レイはボソッと呟く。
「何かおっしゃいましたか?」
「いいや・・・」
「・・まぁいいですわ。しかし織斑さんとくらべればまだマシなほうですわね」
「・・・・・・」
「では、わたくしはこれで・・」
そうしてセシリアは自分の席に帰っていった・・・
「・・面倒くさいやつだ・・全く」
と、レイは呆れ半分で息を吐く・・・
そうして時間が過ぎて放課後・・・・・
「・・・部屋・・ですか?」
レイは山田先生に呼ばれていた。
「はい。まだ部屋の整理ができていないので、仕方がなく女子と一緒の部屋になります」
「なるほど・・・」
「では、これが部屋の鍵となります・・。すでにルームメイトとなる生徒がいますので、仲良くして下さいね」
と、山田先生はルームキーと部屋番号が書かれたメモをレイに渡す。
レイはメモを確認すると、『1550』と書かれていた。
「それと、まで設備が完全ではありませんので、男子は大浴場が使えないんです」
「大浴場が?ではシャワーだけとなるのですか?」
「そうなりますね・・・。えぇと、ラングレン君は・・まさか女子と一緒にお風呂に入りたいとか思っているのですか?」
「・・それ・・冗談で言っているんですよね?」
と、レイは少し不機嫌そうに山田先生に問いかける。
「ひぃ!?ち、違いますよ!?で、でももしのことがありますので・・・」
と、山田先生はビクッとしておどおどとした。
「・・ありませんよ・・。それに、自分は冗談が少し嫌いですので」
「は、はいぃ・・」
と、山田先生は息が抜けたような返事をした。
「教師を脅すな馬鹿者」
と、いつの間にか来ていた千冬が出席簿でレイの頭をバシーン!・・と、叩く。
「お、脅していませんよ・・」
「私にはそう見えたが?」
「・・すみません」
「全く・・・。お前の言うとおり、設備がまだ完全じゃない。なにせ元はといえばIS学園は女しか通わない、言わば女子高として建設されている。設備が完全に整うまではシャワーで我慢しろと言うことだ」
「・・はい」
そうしてレイは千冬と山田先生に頭を下げて、教室を出た・・・・
そして、レイは荷物を持って寮の通路を通っていた。
「えぇと・・ここ・・・だな?」
と、手に持つメモを見ながら、ドアの上にある札を見た。
そこには、メモに書かれてある『1550』と同じ数字であった。
「・・・しかし・・一人のほうがよかったな・・」
そしてレイは一応誰かがいると思って、ドアをノックして、ポケットから鍵を取り出して鍵をあけてドアを開けて中に入った。
部屋の中は、ベッドが二つあり、テレビが壁にひとつあり、IS学園の寮は海に面しているので、海が一望できた。
「ふぅ・・」
と、一息吐いて部屋の中を進むと・・・・
「・・誰?」
するとシャワールームのドアが開いて、中から一人の女子が出てきた。
「っ!?」
「!?」
そしてレイとその女子は目を合わすと、驚いた。
女子の姿と言うのが・・・シャワーを浴びた後で、バスタオルを身体に巻きつけただけの姿だった。
「す、すまない!?まさかシャワーを浴びていたとは思っていなかったんだ!?」
と、レイは顔を赤くしてとっさに後ろを向いた。
(うぅ・・・いきなりこれじゃ今後がかなり気まずい・・・)
と、レイは後悔していたが・・・・
「・・・・あ、あの・・」
すると、弱々しく女子が問いかけてきた。
「・・・こっちを・・・向いて」
「え・・?」
予想外の言葉に、レイは呆然とする。
「・・・で、でも・・・君の姿って・・・」
「もう・・・服着たから・・・」
「・・・・・」
レイは恐る恐る振り向いてみる。
女子は顔を赤くしながらも、レイの顔を見る。水色のショートヘアーをしており、シャワー上がりなので髪はしっとりとしていた。背はレイの胸ぐらいあった。ちなみに服はベッドに置いてあった制服を着ていたが、どうもあの状態では下着を着けていないように見えたので、たぶんその場しのぎの格好と思う・・・
(・・あれ・・?この子どこかで・・・)
と、レオはその女子の顔に見覚えがあった。
「・・・あ、あの・・・私の事・・・覚えていますか・・?」
「え・・・?」
「・・い、一年ほど前・・・私が・・男性に絡まれたときに・・・あなたが・・・」
「・・・・も、もしかして・・・あの時の女の子・・?」
そしてレイは目の前にいる女子のことを思い出した。
「・・思い出して・・くれました?」
「あ、あぁ・・・」
すると、女子の目に涙が溜まり、レイに抱きついた。
「っ!?」
「あ、あの時は・・・ありがとう・・」
「あ、あぁ・・・別にいいんだ・・。当たり前のことをしただけだから・・」
と、レイは顔を赤らめながら言う。恐らく下着をつけてない状態で抱き着かれているので少なくとも胸の感触が少しある。
「・・あ、あのさ・・離れてくれるかな・・?色々とやることがあるからさ」
「・・・・・?」
そして女子は何かを思い出したのか、顔を赤らめてレイから離れる。
「・・・ま、まぁ・・改めてよろしくな」
「う、うん・・」
そうして女子は下着を着けてパジャマに着替えて、レイは左側のベッドに腰掛けて女子と向かい側に座る。
「それにしても、あの時の女の子とここで再会するとはな・・・思ってもみなかったよ」
「う、うん・・・。私も・・・あなたとここで・・・会うとは思ってもみなかった・・・」
と、女子は頬を少し赤らめて言う。ちなみに今は眼鏡を掛けているが、簡易型ディスプレイのようである。
「じゃぁ、改めて・・・・俺の名前はレイ・ラングレンだ。普通にレイって呼んでくれ」
「・・・私は・・・更識・・・簪」
と、簪という女子は恥ずかしそうに自己紹介する。
「簪って言うのか・・・。しかしあの時ちゃんとお礼も聞けずに行ってしまって、すまないな」
「ううん・・・。助けてもらってだけでも・・・嬉しかったから・・・」
「そ、そうか・・・。・・・ん?・・更識?」
レイは簪の名字に何かが引っかかる。
「・・・・・」
「・・・まぁ・・いいか。これからもよろしくな、簪」
「う、うん」
そうして二人はしばらく話をしあった・・・・
そして次の日の朝・・・・
目覚ましが鳴って、レイが起きると、簪も起きた。
レイと簪が向かったのは、学園内の食堂であった。
朝食時間と言うこともあり、生徒や教師が朝食をとっていた。
レイと簪はカウンターに行き、レイはざるソバ、簪はクロワッサンを頼んで、少し待った。
辺りを見て、座れるところを探していると、ざるソバができて、レイはトレイを持って、簪もトレイを持って空いている席に向かった。
空いている席に座り、二人とも朝食を取った。
(・・・若干視線を感じる・・・いや、かなり感じる)
周りでは他の生徒がレイをちらほら見ていた。
そして、辺りを見ていると、一夏を発見した。
その隣には、一人の女子がいた。
髪は背中まで伸ばしており、根元で結んでおり、ポニーテールであった。胸は年齢の割には大きいような?・・・・まぁそんなことはともかく、何やら一夏に怒りを向けているかのようだった。
(あれが一夏が言っていた・・『篠ノ之箒』か。束さんの妹か・・・だが、何か怒っているような気がするな・・・・何でだ?)
と、頭の中で色々と考えながら、そばを食べていると、簪が一夏のほうをちらほら見ていた。
最初は気になっているのかと思ったが、なにやら憎しみを感じる。
(そういえば・・・簪の専用機は一夏の登場で完成が遅れているって言っていたな)
と、レイは昨日簪と話した内容を思い出しながらそばをすする・・・
朝食を終えて、レイは簪と別れて教室に行き、自分の席に着いた。
そこからしばらくの間に、生徒たちが入って行き、そしてSHRの始まりのチャイムが鳴った途端、山田先生が教室に駆け込んできた。
「遅くなりました!」
と、教卓に着くと、息を整えていた。
そんな時に、千冬が入ってきた。
「全く・・・では、SHRを始める・・・。・・まず最初に、一つ決めることがある。」
(・・・・・・・・)
「再来週、学園で行われる『クラス対抗戦』の代表を決めなければならない・・」
(クラス対抗戦か・・・・)
「はいっ。織斑君を推薦します!」
「私はラングレン君を推薦します!」
「あっ、私も!」
と、自分と一夏を女子達が推薦してきた。
「はい・・?」
レイは予想外なことを言われて一瞬理解できなかった・・・・・大体予想できていたけど・・・
「お、俺もかよ!?」
一夏も、驚いていた様子・・・。
「織斑とラングレンか・・・・では、他に推薦するものは居るか?」
と、千冬が言うと・・・・
「異議ありですわ!」
と、二つ横の席から、誰かが異議を掛けてきた。
「なぜ代表者が私ではなく、男子なのですか!実力から見れば、この『セシリア・オルコット』が代表になるのが決まりですわ!!」
と、セシリアは怒りを表し、異論を唱えていた。
「物珍しいからと、極東の猿などに任せるなど、笑止千万ですわ!」
少し意味が違うような・・・と、言うことはともかく、レイは少しむっとした。
「実力からして、この私が代表に相応しいのですわ!!」
言っていくごとに、どんどんヒートアップしているように見えた。
「大体、文化として、後進的な国に暮らさないといけないと言うこと自体、私には苦痛で―――」
カチンっ×2
「イギリスだって大してお国自慢ないだろう。世界一まずい料理で何年覇者だよ!!」
「古いのがとりえだけの国が調子に乗るな!!」
と、切れた一夏とレイが席を立って悪口を言い放った。
「なっ・・!?」
セシリアはその発言を聞いて、顔が見る見るうちに赤くなっていった。
「あ、あなたたち・・・私の祖国を侮辱するのですか!?」
もはや怒り・・・ではなく、激怒に足しているだろう・・。
「決闘ですわ!」
と、セシリアは一夏とレイに指をビシッと指す。
「あぁいいぜ」
「上等だ」
と、レイと一夏はセシリアに言い放つ。
「決まりだな・・。では来週第三アリーナにて代表候補を決める。それぞれ準備を進めておくように」
と、千冬が言っている間にも、レイとセシリアは火花を散らしながら席に座る。
「さて、いきなりだが、織斑」
「は、はい」
「政府からの伝達だ。お前に専用機が与えられるようになった」
「・・・はい?」
一夏は分からなかったが、周りの女子陣が、ざわついた。
「専用機を?!しかも一年の時から?!」
「やっぱり政府からの支援があるの?」
「いいなぁ。私も専用機が欲しい!」
と、女子は騒いでいた。
「え・・・と、専用機って?」
一夏はまだ分かっていない様子・・・
「教科書六ページを読め!」
と、織斑先生は一夏の頭を出席簿で叩いた。
「は、はい・・・えっと・・・・・・・・・・」
長いので簡単に言えば・・・・
・ISのコアは437機しか作られていない
・専用機は国家の代表もしくは候補生、そして企業の所属のものしか持つことができない
「つまりはそういうことだ・・。本来ならIS専用機は国家・・・もしくは企業の所属の者にしか与えられない・・・・だが、お前は状況が状況だ・・・データ収集を目的として、与えられることになった・・・・これで分かったか?」
「はい・・・大体・・」
「織斑先生。ラングレン君もその一環で専用機があるのですか?」
と、茜色のショートヘアーの女子が聞いてきた。
「・・・そんなところだ・・・」
本当のことは言わず、一夏と同じ理由とした。
(・・・・専用機か・・・・そんなにすごいものなんだな・・・)
と、レイは改めて専用機の凄さを実感した・・・。
その夜・・・・
「・・・はぁ」
と、レイはため息を吐いてベッドに腰掛ける。
「・・・大変なことに・・・なったね」
と、簪が水の入ったコップをレイに渡す。
「あぁ・・・。全くだよ」
レイは簪からコップを受け取ると、水を飲む。
「そういえばさ、簪のISって、今はどういう状態なんだ?」
「え・・?」
「ほら、何パーセント完成しているのかとか、どの部分まで完成しているとか、色々あるだろ?」
「う、うん・・。でも、どうして?」
「そりゃ・・・気になるからな・・。せっかく専用機持ちだっていうのに、専用機がないのはおかしいだろ?」
「それは・・・そうだけど・・・」
と、簪の表情は曇る。
「・・まぁ、見せてるだけ見せてくれないか?俺にどこまでできるか分からないけど、簪の手伝いぐらいしたいよ」
「・・・・・・」
簪は少し考えてから、ISのコンソールを呼び出してデータをレイに見せた。
「・・ふむ・・・打鉄をベースにした改良機なのか?」
「うん・・。『打鉄弐式』っていうの。最新技術を取り入れてバージョンアップした第三世代型なの」
「なるほどな・・・。でも、データを見る限り機体は完成しているように見えるが?」
と、データの弐式の姿は確かに機体の形状は出来上がっているように見える。
「う、うん・・・ボディーは出来上がっている・・・でも、武装がまだ・・」
「なるほどな・・・。・・・うーん」
と、レイは弐式のデータを見続けた。
「・・・ここをこうしたらいいんじゃないか?」
「え・・・?でも、それじゃ―――」
と、簪はレイが言ったことを改めて考えて、データを見る。
「・・あっ・・・でも・・・いい案かも・・」
「だろ?これなら最低でも浮遊ユニットの武装は完成する。それなら最低でも戦えるだろ?その後は少しずつ作り上げて行けばいいんじゃないか?最低でもISを使った行事までには間に合うだろ?」
「・・確かに・・。でも、よく思いついたね・・・」
「まぁな。IS学園に入る前に先生から渡されたISの参考書を見て全部覚えたのさ」
「で、でも・・・その参考書・・・かなりの厚さがあるんだよ?それを全部・・?」
「俺は一度見たものは忘れないんだよ。一日掛けて参考書を読んで、その中でISの整備法やカスタマイズ法を覚えた」
「す、凄い・・・」
「俺も手伝うよ・・・。簪はその代わり、俺にISのことを教えてくれないかな?」
「ISのこと?」
「あぁ。例えば動きとか、テクニックとか、武器の特性などを教えて欲しいんだよ。俺は専用機を持っているって言っても、そんなに動かしたわけじゃないから少し未熟なところがあるんだ。だから、来週の代表候補決めまでは少しでもそれなりの動きを身に付けておきたいんだよ」
「・・そう・・。う、うん・・分かった・・私が教えれる範囲・・教える」
「助かるよ・・。じゃぁ明日から早速教えてくれ。その後に君のISの作成を手伝うよ」
「・・うん」
簪は少し笑みを浮かべた・・・・
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“女性にしか反応しない”、世界最強の兵器「インフィニット・ストラトス」、通称「IS」(アイエス)の出現後、男女の社会的パワーバランスが一変し、女尊男卑が当たり前になってしまった時代。 そんな中ISを動かした男が現れて、常識が覆された。そして一人の少年レイ・ラングレンもまた、ISを起動させた。だが、それが一つの長きにわたる戦いの始まりだった・・・・ |
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