武・神・乱・心 |
エレキを使いこなし、ステイツチェンジの力を手にいれた昴。
昴は格闘だけでなく剣術も鍛える必要があると判断。
そこで後輩ながら川神四天王の名を手にしている由紀江に頼み込んで稽古を付けてもらいつつスイッチテストも行っていた。
今日は新スイッチのテスト。
川神学園・校舎裏
「今日は二種類テストを行う。まずはこれ。スパイクスイッチだ。」
「うん。」
フォーゼは大和からスパイクスイッチを受けとりドリルとスパイクを入れ換える。
(スパイク)
そしてスイッチオン。
(スパイク・オン)
左足にスパイクユニットが装着。
足をあげ下ろすと・・。
ズドーン!
その重量で左足が地面にめり込む。
それを見て一子たちが声を張り上げる。
「ちょっと!私たちに穴を開ける気!?」
「危なかった・・。」
「あはは、ゴメンね。じゃじゃ馬だけど僕のスタイルに合ってるかな。」
「重い一撃を求める時にいいんじゃないか?」
足を引き抜いたフォーゼは簡単な感想を述べてスイッチをオフにする。
「次はスモークだ。」
「スモーク。何か嫌な予感がするのは気のせいかな・・?」
フォーゼは大和からスモークスイッチを受けとりランチャーと入れ換える。
(スモーク)
そしてスイッチオン。
(スモーク・オン)
右足に煙幕発生ユニットが装着。
すると・・。
ブシャーーー!
煙幕が放たれ、卓也たちは混乱。
「ゲホッ、こっち向けんな!」
「ケホッ、スバル!早くスイッチ切りなさ〜い!」
「はわわ、ごめんなさ〜い!」
フォーゼは慌てながらもスイッチをオフにする。
スモークスイッチを手に取り・・。
「このスイッチも、暴れ馬でした・・。」
そう言った後、トランスイッチを全て上に上げて変身を解く。
京はスモークを手に取り有効性を発見する。
「だけど撹乱や撤退する時には有効かも。」
「だな。時間もちょうどいいし今日はここまでにしよう。」
大和は時間の切りが付いたので今日の活動を切り上げる。
これが仮面ライダー部のドタバタだけど楽しい日常。
週末・駅前
百代が退屈そうに駅前を歩いていた。
「あ〜。退屈だな。」
ガシャーン!
「ん?何やら強い奴と戦えそうな予感・・!」
百代は口角を吊り上げ音のした場所へと向かう。
百代がたどり着いた場所ではハウンドゾディアーツが暴れていた。
百代はそれを見て戦いを挑み始める。
「見つけた!さあ私と戦え!」
「武神か!?武神といえどただの人間がこの俺に敵うか!」
百代はハウンドと戦い始める。
少し遅れて卓也と京が到着。
「モモ先輩!?」
「まずいわ、スバル急いで・・!」
百代は武神だが人間なのでゾディアーツであるハウンドに大したダメージを与えられていない。
次第にハウンドが有利になっていく。
「楽しくなってきた・・!私の攻撃が通らないとはな・・!」
「気は無限ではあるまい。回復や攻撃にも使ってるならなおさらだ。」
百代は再びハウンドに立ち向かおうとするが上からフォーゼが飛び降りてきた。
「宇宙/><\キターーー!\>д</」
「何だお前!?仮面ライダー!?」
「そう!仮面ライダーフォーゼ!タイマン張らせてもらうよ!」
フォーゼはハウンドに例の名乗りを上げて立ち向かう。
その場に残された百代は・・。
「あれは私の獲物だ・・!邪魔はさせん・・!」
フォーゼとハウンドの戦いはすばやい動きで翻弄するハウンドに手が出せずにいた。
「くぅ、どうしよう・・?」
「スバル!スモークで撹乱できない!?」
「なるほど。」
フォーゼはランチャーとスモークを入れ換えスイッチオン。
(スモーク・オン)
「グォ!?こざかしい真似を!」
ハウンドに煙幕を当てて動きを封じる。
「次はトゲトゲで!」
「お任せってね!」
スモークスイッチをオフにする。
次にドリルとスパイクを入れ換えてスイッチオン。
(スパイク・オン)
左足にスパイクユニットが装着。
「ふっ、はっ!」
「うわぁ痛そう・・。」
ヒットさせるとトゲが伸び、もし当たっていたら・・と顔をしかめる卓也と京。
「こ、ここでやられるわけには!」
「逃がさないよ!」
ハウンドは逃走しようとするがフォーゼはそれを許さない。
あらかじめセットしておいたウインチをオンにする。
(ウインチ・オン)
左腕にドラム式のウインチが装着。
先端を飛ばして捕縛する。
「うわぁウインチ便利!次はビリビリで!」
「オッケー!」
フォーゼはロケットとエレキを入れ換えスイッチオン。
(エレキ)
(エレキ・オン)
エレキギターをかき鳴らす音と共にフォーゼはエレキステイツにステイツチェンジ。
ゆっくりとした動作でプラグを左側に挿す。
「ライダー・・電気ショック!」
「あぎゃぁぁ!」
ロッドから流れる高圧電流がワイヤーを伝って流れハウンドを痺れさせる。
「まんま過ぎないかな?」
「まぁそれは置いといて一気に決めちゃえ!スバル!」
卓也の言葉にフォーゼはスイッチをロッドに挿し込む。
「待っててね。今元に戻して上げるから。」
警報音が鳴り響き電子音声が響く。
(リミットブレイク)
「まゆっち直伝!ライダー百億ボルトうわあっ!」
駆け出そうとしたフォーゼのロッドを持つ手に何かが当りロッドを放してしまい、さらにスイッチもオフになり白のベースステイツに戻ってしまう。
飛んできた方向を見ると気弾を飛ばした百代がいた。
「「モモ先輩!?」」
「そいつは私の獲物だ!邪魔をするな!」
その隙にハウンドはウインチのワイヤーを切って逃走しようとする。
「今はそんな事を言ってる場合じゃないのに!」
フォーゼはロケットを挿し込みオンにする。
(ロケット・オン)
「逃がさないよ!」
フォーゼはロケットを装着して追いかけようとするが百代が飛び付きバランスが崩れる。
「ちょっと!離して!危ないって!」
「うるさい!あれは私の獲物だ!」
「よくわからないが喰らえ!」
ハウンドは光弾のようなものを放ちそれはフォーゼたちに直撃。
「「うわぁぁー!」」
二人は空中で大爆発を起こす。
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IS・・ 回し蹴りを放つフォーゼBS 一閃を決めるフォーゼES このあとすぐ・・! |
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