ネギま〜スキル持ちの夜天の王〜第7話 |
〜アスカside〜
学園長達に宣戦布告した後、俺とアインは学園長に用意してもらった家に地図を見ながら向かった。
「へぇ〜。かなりぼろいと思っていたけどそうでもないな。」
「そうですね。どちらかと言うと趣きがある雰囲気の古さですね。」
学園長が用意した家はセキレイの出雲荘見たいな外観のアパートだった。
「じゃぁ。中に入るか。」
「はい。」
そう言って中に入ると中も外観通りのものだった。
「中も少し埃とか在るけど普通に綺麗だな。」
「そうですね。このアパート結構前に無人になったような言い方でしたが少し埃が落ちている程度ですね。」
「たぶん学園長が経費で掃除させたりぼろい所を直させたりしたんだろうよ。」
「そうですね。」
「それより、みんなを出すか。アイン結界を頼む。」
「わかりました主。」
そう言ってアインは家を覆うように認識阻害と魔力隠蔽の効果のある結界を張った。
「主。用意出来ました。」
「うん。ありがとう。じゃぁ、始めるか。」
そう言ってアスカは夜天の書を開いた。
「リンカーコア装填。我は夜天の書の主アスカ・スプリングフィールド。
我が呼びかけに騎士の契約の元、我の前に集え我が愛しき騎士達よ!!」
そうすると、俺の足元にベルカの魔法陣が現れ、俺を囲う様にシグナム達が現れた。
最初にシグナムが、
「夜天の書の守護騎士システムの起動を確認しました。」
そしてザフィーラが
「夜天の主の元に集いし雲。」
次にシャマルが、
「我ら、夜天の王を護る守護騎士。」
最後にヴィータが
「ヴォルケンリッター。何なりと命令を。」
その言葉を聞いて、
「うん。またよろしくねみんな。」
「「「「「「「はい!」」」」」」
「早速で悪いんだけど、この家の掃除をして家具とか必要なものを置こうか。」
そう言って俺たちは掃除を開始した。
〜アスカside end〜
〜千雨side〜
私は今日発売の漫画とCDと切らしていたシャー芯を買いに外に出ていた。
私は外に出るのが余り好きではない。だって外に出ると行く先々で“異常”な光景を見てしまうからだ。
「漫画にCD、シャー芯も買ったしさっさと帰るか。」
そう言って青になった横断歩道を渡っていると
プ〜〜〜〜〜〜〜!!
とクラクションを鳴らしてトラックが突っ込んできた。私は目を瞑って「あ、死んだな。」と何故か冷静に考えていた。だけど私はフワっと浮いたかと思うとトラックの進行方向から外れていた。
「え?」
『あは。大丈夫?』
そこには独特な喋り方をする子供が居た。
〜千雨side end〜
〜第三者side〜
アスカは守護騎士達が家の掃除などをしている間に、外へ買出しに出た。
『え〜っと、食材は卵に野菜、肉、各種調味料買って、その他の必要な物も買ったし帰りますか。』
プ〜〜〜〜〜〜〜!!
とクラクションの音がしたので見てみるとトラックが青信号の横断歩道に突っ込んで女の子を轢き殺そうとしていたので、アスカは急いで((光化静翔|テーマソング))で女の子の元に向かって行って、女の子を引っ張ってトラックの進行方向から外した。
「え?」
アスカが女の子は良く見ると2-Aの長谷川千雨だった。アスカは長谷川千雨に、
『あは。大丈夫?』
と訊いた。
「大丈夫です。」
『そう。本当に怪我とかない?それと何で年下に敬語?』
そうアスカが訊いて千雨が答えようとしたとき、トラックから運転手が降りてきた。
「おっと。ゴメンよ嬢ちゃん怪我は無い様だな。がははは、運が良いね嬢ちゃん!」
とまったく悪びれた様子も無く運転手は謝った。
「なっ!」
アスカは運転手が悪びれた様子も無かった事にイラッとして千雨が怒鳴ろうとしているのを止め、運転手の心を折る事にした。
『ねえ。』
『おじさん。』
『人を殺しかけてたってのに全然悪びれた様子も無いのは、死んでないから謝れば如何にでもなるって思ってるからなのかな?』
『駄目ですよ〜ちゃんと自分が犯そうとした罪を見つめなきゃ。』
『情けなくて、みっともなくて、恥ずかしい。なーんにもできない、役立たずの弱い奴』
『なのに、四天王で言えば3番目に登場しそうな風格があるんですから(笑)』
運転手が何か言う前にアスカは、
『あ、ところで』
『話は変わりますけど、あなたの大切な人達は元気ですか?』
そう訊き答える様に絶対交渉のスキルを応用して使うと運転手は答えた。
「なっ!お前、京子と健夫をしっているのか・・・っ?」
『いや、全然』
『僕は貴方の名前すら知りませんよ』
『でも、ふぅーーーーん』
『貴方の大切な人は京子と健夫っていうんだ』
『おぼえとこーーっと。』
「・・・・・!」
運転手は呆気に取られていた。
『あっ、そうだ』
『今回のこの事は貴方には迷惑をかけない様に』
『貴方の大切な人か同じ名前の人に何かをして晴らすとするね。』
『あっ、でも安心してください』
『暴力なんて振るいませんよ。』
『まあ、不慮の事故で大変な目に遭うかも知れませんが。』
そう言いもっと続けようとしたが、
「おい、そのくらいにしとけ。」
と千雨に止められた。
『えー。僕はただ貴方の代わりにやってるだけなのに〜。』
「良いから来い!」
そう言って千雨はアスカを引っ張って場所を人気の無い公園に移した。
「で、どうしてあんな事をしたんだ?」
『あんな事?』
「運転手に色々言ってた事だよ。」
『ああ、それは運転手が余りにも悪びれた様子も無かった事にイラッとしてやっちゃった。』
「やっちゃったって。はあ〜。」
『どうしたの?あんまり溜め息をつくと幸せが逃げるよ?』
「なあ、その喋り方は地なのか?」
『ううん。』
『キャラ付けだよ。』
『だってこの学園は変だからね。』
『これくらいしないと馴染めないでしょ?』
「その喋り方は余計と馴染めないような気がするけど。・・・・・・って、今この学園が変だって言わなかったか?!」
『言ったよ』
『だって、あんな大きな樹があるのに誰も変に思わないし、人は吹っ飛んでるし、さっき物凄く人間に似た人型ロボットも見たし、さっきのだってそうでしょ?』
『あげれば限が無いよ?』
「そうだよな!変だよな!」
『何か溜め込んでそうだね?』
『僕に話してみれば?』
『聞く位ならするよ?』
「そうか?」
そう言って千雨は今まで溜め込んでたモノを吐き出す様にアスカに話した。
『大変そうだね貴方も。』
「ああ、それと私の事は千雨で良いよ。」
『そう?じゃあ、僕はアスカで良いよ?』
「わかった、アスカ。」
『そういえば。もしかして千雨ってネットアイドルのちう?』
「なっ!どうして?!」
千雨はビックリして言った。
『いや、何か見たことあるな〜って考えたら浮かんで。』
『もしかしてあたり?』
「まじか。頼む!誰にも言わないでくれ!!」
『いいけど』
『その代り。今度コスプレとか見せて?それと地で話して?』
「わかった。だから誰にも言うなよ!」
『うん。』
そう返事をすると、千雨は思い出したかのように、
「そう言えば私の話を聞き終わった後、貴方もっていたよな如何いう意味だ?」
『それはですね〜。』
アスカは魔法に関係する事を伏せ話した。
「マジか?!」
『マジだよ。』
『多分、千雨のクラスだよ。』
「何で分かるんだ?」
そう千雨が訊くのでアスカは原作を知っているからとは言えず、魔法関係抜きで魔法関係の事をにおわす様に憶測を話した。
「お前、異常側の人間かよ。」
『うん』
『だから、何故千雨を抜いたこの麻帆良の人達が“異常”を“異常”と認識しないのかも知ってるよ。』
「なっ!そうなのか?だったら・・・」
『考えもせず迂闊に訊くのは辞めといた方が良いよ。』
「何でだ?」
『訊いてしまったら戻れないから。』
そうアスカが言うと千雨は少し考えて言った。
「そうだな。ありがとうアスカ。」
『お礼は良いよ。』
『でも、巻き込まれる可能性があるからこれあげるよ。』
そう言ってアスカは障壁と結界、それに送信の術式が入った指輪の入ったお守り袋を渡した。
「これは?」
『それは守りだよ。』
『何かあれば僕が分かるようになっているから。』
『出来るだけ肌身放さず持っていて?』
「わかった。ありがとう。」
『うん』
『じゃ、僕は行くけどこれ僕の携帯番号とメアド、何かあったり愚痴りたいとき何時でも掛けてね。』
「わかった。これは、私の番号だ私も愚痴とかなら聞くよ。」
『ありがとう』
『んじゃ』
『また今度とか!』
そう言ってアスカは家に帰った。
〜第三者side end〜
〜千雨side〜
アスカが行った後、私も寮に帰ってベットに飛び込み寝転んだ。
「は〜あ。今日は色々あったな。」
そう言って私はアスカに貰ったお守りを見ながらアスカの事を考えていた。
その後ブログを更新して、ブログの更新をした後、考える事はアスカの事ばかりだった。
〜千雨side end〜
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※初めて読む方は過度な期待はしないで下さい。(大変ガッカリする恐れがあります。) 基本駄文なので誤字などは受け付けますが、罵詈雑言の感想は受け付けません。 |
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コメント | ||
魔法使いたちをアンチして一般キャラとエヴァをハーレムに引き入れるんですね。わかります。……ロリコン(ボソ)(トッシー) | ||
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