IS〜インフィニットストラトス―ディケイドの力を宿す者 ― 二話 |
まあ、なんやかんやで自己紹介も終わり
「諸君らにはこれからISの基礎知識を半月で覚えてもらう……その後実習だが、基本動作は半月で体に染み込ませろ。いいか、いいなら返事をしろ。よくなくても返事をしろ、私の言葉には返事をしろ」
『はい!』
うわ!びっくりした!
全員きれいに揃えて返事しやがって……
寿命縮むわ
その後、山田先生から軽いISの説明が終わり休み時間になった
しかし教室の中だけではなく、廊下でも俺(たぶん)のことを見ようとほかのクラスまたは学年から女子がかなり集まっていた
多いんだよ……廊下あふれかえっとる!
「(音楽聴きたいなー)」
とか考えてると
「士」
と呼ぶ声が、見てみると大和撫子という言葉がよく似合う女子がいた
お、箒か
「よお、箒。久しぶりー」
いやー
アニメで見るよりかなり可愛いなー
「ちょっといいか?」
「おう、いいぜ。ここじゃなんだし外行く?」
「あ、ああ」
なんか戸惑ってる?
まあ、流れがきれい過ぎるしなー
−屋上−
「ひっさしぶりだなー」
「あ、ああ、そうだな」
何だ?もじもじして
話すきっかけでもほしいのかな?
「そういや剣道の大会で優勝したんだっけ?おめでとう」
「な、なぜ知っている!?」
そんな顔真っ赤にしてどうした?
「いや、新聞読んだし」
「なぜ、新聞を読むんだ!」
……ダメなの?
そして都合よく鳴るチャイム
「まあまあ、戻ろうぜ。また織斑先生に怒られる」
「ああ……そ、そうだな」
「ではここまでで質問のある人はいますか?」
授業も一通り終わり山田先生が、質問した。
もちろん俺は神様のおかげで全てを理解している
流石やでー
「じゃあ、授業終わりますね」
そして休み時間次の授業の準備をしていると
「ちょっとよろしくて?」
お、セシリアか……
「ん?何?」
「まあ!なんですの、そのお返事。わたくしに話しかけられるだけでも光栄なのですから、それ相応の態度というものがあるんではないかしら?」
ああ……そういや
こんな話し方だったなこいつ
面倒くさーい
「ああ、ごめんね。俺、君誰か知らないんだ」
まあ知ってるけど……
「わたくしを知らない? このセシリア・オルコットを? イギリスの代表候補生にして、入試主席のこのわたくしを!?」
くそう!面倒だぜ!
「えーと、代表候補生だから、凄いんだね」
「そう! エリートなのですわ!本来ならわたくしのような選ばれた人間とは、クラスを同じくすることだけでも奇跡…幸運なのよ。その現実をもう少し理解していただける?」
エリートなんて一言も俺は言ってないぞ!くそ……
「えっと……そいつはスゲー、大したこった」
なんて言えばいいんだ
「馬鹿にしていますの?」
なんでやねん!
「あなただけが唯一男でISを操縦できると聞いていましたから、少しくらい知的さを感じさせるかと思っていましたけど、期待はずれですわね」
「とりあえず、なんかごめんね」
さっきから俺謝りすぎでしょ
「さっきから謝ってばかり……やっぱり男なんて……」
ん?親父さんのことでも思い出してんのか?
そしてまたまた都合よく鳴るチャイム
納得できていないようだがとりあえず席に戻っていくセシリア
いやオルコットの方がとりあえずいいのかな?
まあいいや
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二話です | ||
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