IS〜インフィニットストラトス―ディケイドの力を宿す者 ― 三話
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セシリアと接触した翌日の朝

 

ちなみに寮では原作とは違い、一人部屋だった

 

……べ、別に箒と相部屋がよかったわけじゃないんだからねっ!

 

で、朝飯食いに食堂に行く途中で箒とばったり

一緒に朝飯を食いにいったのはいいんだけど……

 

「士君、隣いいかな?」

 

三人組の女子が話しかけてきた。

 

「ん、別にいいよ」

 

それを了承したのが俺のミス

めっさ箒機嫌悪いですやん……

 

「あ、士君って朝すっごい食べるんだ」

 

「男の子だね」

 

「女子は朝それだけしか食べなくて大丈夫なのか?」

 

すると気まずそうに 

 

「あ、はは〜 私たちはねぇ」

 

「う、うん 平気かな」

 

それと笑顔で

 

「お菓子よく食べるし」

 

などと話していると

 

「私は先に行くぞ」

 

機嫌悪そうに箒が去っていく

 

やっちまったなー

 

なんて事思っていると

 

 

パンパン

 

 

「いつまで食べている 食事は迅速に効率よくとれ私は1年の寮長だ 遅刻したらグラウンド10週させるぞ」

 

手をたたく音と同時に千冬姉が怒鳴る

 

ごちそうさま……

 

 

 

 

 

今クラス対抗戦に出る代表者を決めようとしている

 

んなめんどくさいもんに出るもんか

 

とりあえず推薦という形になった

 

「自薦他薦でもかまわない誰かいないか」

 

 

すると1人の女子が

 

「はいっ!神谷君を推薦します!」

 

「私もそれが良いと思います!」

 

おいこら  貴様らなんてこと言いやがる……そんなこと言ったら  

 

「私も神谷くんがいいとおもいます」

 

ほらー、皆言い出すじゃん

 

 

「さて、他にはいないのか?いないのならこのまま神谷がクラス代表だぞ」

 

待てよここで断れば「ちなみに他薦されたものに拒否権などない」

 

ははは……知ってるか?

他薦されたものに拒否権などないらしいよ?

 

なんでやねん……

 

 

「待ってください!納得がいきませんわ!」

 

オルコットが納得いかないらしく抗議し始めた

 

いいぞー この際お前がなってしまえ

 

「そのような選出は認められません!大体、男が‥‥‥‥クラス代表だなんていい恥曝しですわ!実力から行けばわたくしがクラス代表になるのは必然。それを、物珍しいからという理由で極東の猿とこの人にされては困ります!いいですか!?クラス代表は実力トップがなるべき、そしてそれはわたくしですわ!」

 

おお、しゃべるねー

 

「だ、大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛で―――」

 

「―――ちょっと待ってくれ。流石に言いすぎでしょ

俺の侮辱ならまだしもここにいる日本人まで馬鹿にするのは……ねえ?」

 

ああ!面倒なこと言ってしまった

 

「あら、言葉を発せたのかしら?」

 

なんか、腹立つなー

こっちが低く対応してたらいい気になりやがって

 

「そっちも紅茶ぐらいしかしか自慢できるのないでしょ?日本にダメなところがあるようにイギリスにもあーるの

だから―――」

 

「―――あっ、あっ、あなたねえ!わたくしの祖国を侮辱しますの!?」

 

面倒くせーーーーーーー!

 

「決闘ですわ!」

 

「なんでだよ!面倒だな!」

 

「士!」

 

今度は誰だ!

 

……あ、箒だ

 

「どした?」

 

「お前は許せても私は許せん!……日本はともかく士にまで……」

 

いや、最後の方聞こえなかったけど要するにむかついたと

 

「えーと、俺が箒の代わりに鬱憤を晴らせと……?」

 

「そうだ!」

 

「はあ……まあ、幼馴染の頼みだし……

しゃあ!一丁やるか!……織斑先生」

 

「なんだ?」

 

「オルコットとの決闘ですが受けてたつことにしますんで許可がほしいんですが……」

 

「うむ、それでは勝負は一週間後の月曜。放課後、第三アリーナで行う。神谷とオルコットはそれぞれ用意をしておくように」

 

「うっす」「はい!」

 

声が重なる

 

息ぴったーり

 

……箒とオルコットに睨まれた

 

 

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三話
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