第5話 放課後 |
「それでわ、今日の授業を終わります!」
「起立!礼!」
『有り難うございました!』
「ふぅ〜……
久々の授業で少し疲れたよ……」
僕は帰る準備を手早く済ました
あれ?(・ω・)
こんな、キーホルダー付いてたっけ?
しかも、僕とお姉ちゃん達まで作られてる……
……? 鞄の中に手紙が入ってる……?
何々……?
『命ちゃんへ
どうも!この作品の作者で〜す
そのキーホルダーは学校へ行ってる命ちゃんが寂しくない様に
ユーザーの八雲さん家の食事当番さんの所の龍夜さんが命ちゃんの為に
特別に作ってくれた物ですよ〜♪
大事にしてあげてね!他の子達にも上げたので
心配ないですよ!でわ、学校頑張って下さいね!
神夜 晶より』
って……お姉ちゃん!? でも、この作品って何だろう……?
細かい事はいっか……それにしてもよく出来てる……
うん……これなら頑張れそう!
そう思ってる内に高町なのはさんから声が掛かった
「ねぇねぇ、命君!」
「……? 何ですか……?」
「一緒に帰ろう!」
「う〜ん……
ちょっと用事があるので一緒には帰れないです……
すみません……」
「ううん!大丈夫だよ〜
私の方こそ急に誘ってごめんね?」
「いえ……
大丈夫ですよ……また今度誘って下さい……」
「うん!また今度ね!
ばいば〜い♪」
「はい……さようなら……」
ふぅ〜……
やっぱり、人と話すのは緊張するね!
よし!先生に言って音楽室に入って良いか聞いてこよう♪
そうなると……職員室に行こう!
トテトテトテトテ!!!(走る音)
着いた〜♪先生居るかな……?
「失礼しま〜す……」
「あら? 神羅君どうしたの?」
「はい、音楽室に入りたくて聞きに来ました……」
「音楽室に? 何故?」
「ちょっと楽器を使ってみたくて……」
「へぇ〜……楽器使えるの?」
「はい、少々やってまして……
どこまで出来るかやってみたいのです……」
「そっか〜……
分かったわ!ちょっと待ってて?」
「はい……有り難うございます……」
「いえいえ〜♪」
先生が上機嫌にそう言うと音楽室と思われる鍵を取りに行った
そして、戻ってきて……
「はい、これが音楽室の鍵ですよ!
失くしちゃ駄目よ? 終わったらまた返しに来てね?」
「はい……お借りします……!」
「どうぞ♪いつか先生にも聴かせてね?」
「機会があればお聴かせします……」
「楽しみにしてるわ!」
「でわ、失礼します……」
やっぱり職員室の雰囲気は慣れないよぉ〜……
さてと!音楽室行ってエレクトーン出して
あの名曲達を弾こう!
カチャ!カチ!
命は音楽室の扉を開けた!
ここが音楽室……
さてと……誰も居ないよね……?
キョロ( 「・ω・ )キョロ( 「・ω・)キョロ
僕は、辺りを見回し音楽室の扉を閉める
鍵は閉めたら駄目だから扉だけを閉めておこう!
そして、僕は虹色に光るエレクトーンを出した
「う〜ん……まずは何弾こうかな〜……」
色々弾きたいのがあるから迷うね〜
う〜ん……そうだ!生前にやってたゲームで
僕が感動したあの曲を弾こう!
でわ、いきます……!
(ここからは頭の中でお楽しみ下さい……w)
〜♪〜♪〜♪
「ふぅ……弾くのも結構疲れるね……
次は絆-kizunairo-色を歌おうかな!」
『〜♪〜♪〜♪』
歌ったけどやっぱりこの歌良いね!
今何時かな……? う〜ん……
まだ4時だからもう1曲いけるかな……?
次は色は匂へど 散りぬるを歌おう!
『〜♪〜♪〜♪』
「ふぅ〜……」
パチ!パチ!パチ!パチ!
ひゃう!? 拍手が聞こえたと思い横を向いたら
原作キャラの3人と担任の先生が居ました……
さっき帰ったんじゃなかったの!?
ぁぅぁぅ……聴かれちゃった……///
「命君!とっても上手だったの!
見入っちゃったの……///」
「勝手に聴かせてもらったけど
中々良い曲だったわ!」
「うん……とっても良い曲だったよ?」
「う〜ん……神羅君はあんな声出せちゃうなんて
凄いわね〜」
「あの……
どうして此処に……?」
「ああ、この子達が神羅君が何処に行くのか
気になって後を付けたらしいわ!
私が音楽室って教えて気になって私も一緒に来たのよ!」
「「「ちょ、ちょっと先生……///」」」
「ふふふ……青春ね〜♪
神羅君、結局の所どうなの?
3人の内誰が好みのタイプなのかしら?」
「な、何聞いてるんですか!先生!?」
「あら〜? 良いじゃない
減るものでもないし
貴方達も気になるでしょ?」
「「「そ、それは……///」」」
何これ……?
勝手に盛り上がってますけど……
僕は家に居る3人とお姉ちゃん以外は好きになるつもりは無いのに……
でも、それは言えないし……
どうしよう? 悪いけど適当に理由付けて誤魔化そう……
「それで……神羅君どうなのかしら?」
「僕は……」
「「「……(((ドキドキ)))」」」
「僕は今の所学校内では好みの子は居ません……
それ以前に僕を好きになってくれる子なんて居ませんよ……
それに、僕には絶対に言えない秘密がありますので
その秘密を誰にも言わない内は恋愛とか出来ませんので……
3人共ごめんなさい……(´・ω・`)ペコリン」
「「「え……?」」」
「あちゃ〜……見事に振られちゃったわね、貴女達……
次があるわ!元気出して!」
この先生乗り乗りだね……
それにしても原作キャラの3人は石みたいに固まってるし……
何この修羅場? 僕こういうの苦手……(汗)
「先生、すみませんが帰りますね……
さようなら……」
「はい♪さようなら!」
こうして、僕は家へと帰った……
けど、家で阿修羅が待ち構えてるとは思わなかった……
視点〜なのは〜
「それでわ、今日の授業を終わります!」
「起立!礼!」
『有り難うございました!』
やっと長い1日が終わりそうです!
隣の命君は疲れた様子、いつ見ても可愛いの!
命君の鞄に数体のキーホルダーが付いてる
命ちゃん似のキーホルダーもあるの……
どこで売ってるのかな!? 欲しいの!
そう思ってる内にアリサちゃんとすずかちゃんがやって来たの……
「なのは!一緒に帰りましょう!」
「なのはちゃん、一緒に帰ろう?」
「うん!命君も誘って良いかな……?」
「まぁ、なのはが良いなら良いんじゃない?」
「そうだね……私も良いよ!」
「二人共有り難うなの!ちょっと待っててね!」
「「うん(ええ)!!」」
「ねぇねぇ、命君!」
「……? 何ですか……?」
「一緒に帰ろう!」
「う〜ん……
ちょっと用事があるので一緒には帰れないです……
すみません……」
「ううん!大丈夫だよ〜
私の方こそ急に誘ってごめんね?」
「いえ……
大丈夫ですよ……また今度誘って下さい……」
「うん!また今度ね!
ばいば〜い♪」
「はい……さようなら……」
命君は、そう言うと鞄を置いてどっかへ行っちゃったの
何処行くんだろう? 行ってみよう!
「二人共、命君帰れないって……」
「そう……
じゃあ、私達だけで帰りましょう!」
「そうだね……なのはちゃん帰ろう?」
「うん、帰るんだけどね……
命君鞄おいてどっか行っちゃったみたいで
気になるから後付いて行ってみようかなって!」
「え〜……
ほっときましょうよ!」
「私はどっちでも良いよ?」
「アリサちゃん行ってみようよ〜!」
「う〜……
分かったわよ……」
「やったの!じゃあ、後追いかけよう!」
「「ええ(うん)!!」」
私達は命君が向かったであろう方角へと走り出す
着いたのは職員室だった
「「「何故、職員室……?」」」
「まぁ、良いわ!
入って聞いてみましょう!」
「「うん!!」」
「「「失礼しまーす!!!」」」
「あら? 今日は随分とお客さんが多いようね?」
「という事は、命も来たんですか?」
「ええ、数分前音楽室へ行くとか言って出てったわよ?
先生も一緒に行くわ!」
何で、音楽室なんだろう?
ピアノでも弾くのかな?
「そうですか……じゃあ、一緒に行きましょう!」
こうして、私達は先生と一緒に音楽室へと足を運んだ
そして、音楽室へ着いた
中から女の人の歌声が聞こえてきたの!
「綺麗な声なの……」
「そうね……」
「でも、誰が歌ってるのかな……?」
「「「さぁ……?」」」
「命君も可愛い声だったけど
これは女の人の声だよね?」
「そうね……
入ってみれば分かるわ!入ってみましょう!」
「「「うん(ええ)!!!」」」
ガラ!
『〜♪〜♪〜♪』
命君とても上手なの!上手すぎて見入っちゃったの……///
でも、どうしてあの声を出せたんだろう?
不思議なの……でも、今は細かい事は気にしないの!
拍手してあげなくちゃなの!
パチ!パチ!パチ!パチ!
「命君!とっても上手だったの!
見入っちゃったの……///」
「勝手に聴かせてもらったけど
中々良い曲だったわ!」
「うん……とっても良い曲だったよ?」
「う〜ん……神羅君はあんな声出せちゃうなんて
凄いわね〜」
「あの……
どうして此処に……?」
「ああ、この子達が神羅君が何処に行くのか
気になって後を付けたらしいわ!
私が音楽室って教えて気になって私も一緒に来たのよ!」
「「「ちょ、ちょっと先生……///」」」
「ふふふ……青春ね〜♪
神羅君、結局の所どうなの?
3人の内誰が好みのタイプなのかしら?」
「な、何聞いてるんですか!先生!?」
先生ナイスなの!
命君のタイプ物凄く気になるの……
「あら〜? 良いじゃない
減るものでもないし
貴方達も気になるでしょ?」
「「「そ、それは……///」」」
「それで……神羅君どうなのかしら?」
「僕は……」
「「「……(((ドキドキ)))」」」
「僕は今の所学校内では好みの子は居ません……
それ以前に僕を好きになってくれる子なんて居ませんよ……
それに、僕には絶対に言えない秘密がありますので
その秘密を誰にも言わない内は恋愛とか出来ませんので……
3人共ごめんなさい……(´・ω・`)ペコリン」
その言葉を聞いた瞬間私の心のどこかで
ガラスが割れた様な音がしたの……
「「「え……?」」」
「あちゃ〜……見事に振られちゃったわね、貴女達……
次があるわ!元気出して!」
先生……酷いの……(泣)
でも、誰にも言えない秘密って何だろう?
教えてほしいな〜……
そう考えてる内に命君は帰っちゃったの
「さ!貴女達も帰りなさい!
とっくに下校時刻過ぎてるわよ?」
見たら4時半だったの……
早く帰らないとお母さん達に怒られる!
「二人共急ぐの!」
「「ええ(うん)!!」」
こうして、私達は急いで家へと戻っていった
怒られはしなかったけど注意はされました……
視点〜なのは〜終了
〜おまけ〜
『ごちそうさまでした!』
「あ〜……
いつ食べても命ちゃんの御飯は美味しいわね!」
「そうですわね!」
「流石私のお嫁さんね!」
「お姉ちゃん達……
有り難うございます!
美味しいって言ってくれて僕も嬉しいよ……///」
「照れちゃって可愛いわね〜♪
ところで命ちゃん?」
「はい?」
「何故、私達でさえ命ちゃんの歌を聴くのはまだなのに
あの娘達には聴かせたのかしら?
どういう事か聞かせてくれるかしら♪?」
「「何ですって……?」」
Σ(゜Д゜;)ギクッ
な、何で紫お姉ちゃんが歌った事知ってるの!?
でも、あれは聴かせたんじゃなくて聴かれただけなのに……
「何で、知ってるの? って顔ね?
それはね? 能力を使って気付かれない様にして
スキマを覗いていたの……
命ちゃんに悪い虫が付かない様にね……?」
「あ、あわわ……
それはそのぉ〜……
お姉ちゃんに頼んで歌える様にしてもらったから
早く確かめたくて……」
「それは、学校じゃなくても出来た筈よ?」
「ぁぅぁぅ……
ご、ごめんなさい……(泣)」
僕は余りの怖さに泣き出してしまった
確かに学校じゃなくても良かったよね……
「ハァ……
今日の所は許すけど……
良い? 次にこんな事したら……」
「したら……? どうなるの……?」
「おしりペンペン100回に毎日屈辱的な事をするわ!」
「おしりペンペンは嫌だぁ〜……
屈辱的な事って何……?」
「ふふふ……
それは、その時のお楽しみよ……♪」
「……ガタガタガタ」
何とか許してもらえたけど……
次があると思うと怖いです……
こうして僕のお仕置き? の予定が決まり空は闇に包まれていった……
説明 | ||
どうも〜神夜晶です! まだ原作は見終えておりません>< 執筆する時に見て書こうかと思ってます! でわ、今回はお昼の続きで放課後になっております・・・ 原作は〜・・・w まだですが近いうちに突入させようと思います! 更新もストーリーも遅くてすみません・・・>< でわ、どうぞ! |
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