IS〜インフィニットストラトス―ディケイドの力を宿す者 ― 二十四話
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ここはまた例の研究室である

 

ウサミミが着いているカチューシャをしている

-篠ノ之 束-はディスプレイを操作していた

 

すると

 

♪〜♪〜♪〜

 

独特な着信音がなり、コンパクトにたたまれていた束のウサミミがピーンと立ち、

 

「おっ!!こ、この着信音はぁ!」

 

「もすもす、終日(ひねもす)〜?皆のアイドル、篠ノ之束さんだよ〜」

 

 

電話をかけた箒は苛立ちのあまり電話を切ろうとしたが

 

「って待って待って!切らないで箒ちゃ〜ん!」

 

「姉さん.......」

 

 

「やぁやぁやぁ。我が妹さんよ〜。うんうん。用件は分かっているよ〜欲しいんだよね〜?君だけの専用機が」

 

 

 

「!!何故、それを!?」

 

「お姉ちゃんの愛の力なのだ!そして勿論、用意してあるよ♪最高性能にして規格外、白があればいいのになぁ〜とかは思っちゃいけない!その期待の名前はぁ〜」

 

 

 

「『紅椿』(あかつばき)ッ!!」

 

 

 

 

 

士side-

 

おはよーございます、神谷 士です

 

気持ちのいい日曜日の朝ですねー

 

休息がとれる日曜日の朝……目を覚まし、ふとなにか感触があると思い見てみると足が出ていて

 

 

嫌な……いや、またかと思い、布団をめくり確認してみるとやはり、服を一切着ていないラウラがいた

 

「おい!起きんしゃい!」

 

「ん?なんだ.....もう朝か....」

 

なんだ?じゃないよ……

 

「い、いつの間に入ってきたんだ?というか服着ろって何回言わせんだ!!」

 

こいつは……

 

そう、このラウラさん

結構な確立で俺の部屋に忍び込んでは裸で寝ている

 

もう、若干慣れてきたけどな……

 

慣れってこえー

 

 

「まったく……夫婦とは互いに包み隠さぬものとクラリッサが言っていたと言ってるではないか……

物分りが悪いぞ嫁よ」

 

「まだ、嫁とか言ってんのか……」

 

 

「日本では気に入った相手を俺の嫁とか、自分の嫁とか言うらしい……クラリッサが-――」

 

 

「言ってたならつれて来い、説教だ」

 

 

と言い指をさそうとしたら、腕を絡め取られて

 

 

「お前はもう少し寝技の訓練をすべきだな……ま、まあ……寝技を磨きたいというなら私が相手になってやらんでもないぞ////」

 

 

 

顔を赤らめるなってか聞けやーーー!

 

どんだけ面倒くさいんだ

 

脱出に20分かかりました

 

……疲れた

 

 

 

 

今俺は、シャルロットと臨海学校の準備をするため街に繰り出していた

 

 

「はぁ〜、疲れた……つらいよー」

 

 

「あのさ、どうして僕だけ誘ってくれたの?/////」

 

「本当は一人で行こうかなーって思ってたんだけど、前にお前女子用の水着持っていないって言ってたからな。よかったら一緒に行こうかと思って。迷惑じゃなかったか?」

 

「べ、別に迷惑だなんて全然思ってないよ////........逆にちょうどよかったよ」

 

 

「ん?なんか言ったか?」

 

 

「えっ!?べ、別に気にしないで!」

 

 

「まぁ、いいんだけどな」

 

 

目的の駅に着き、降りるとシャルロットが

 

 

「あ、あの……さ、手繋いでもいいかな?////」

 

「?まぁそのくらいならいいが」

 

 

そして手を繋ぎ

 

 

「ほい、んじゃ行くぞ」

 

 

「う、うん////………でも、案外普通に対応してきたって事はあんまり意識されてないよね……」

 

ん?なんか、ブツブツ言ってるけど、どうしたんだ?

 

まあ……大丈夫かな

 

 

 

 

 

 

しかし士は知らなかった

 

自分の状況が全然大丈夫じゃないことを……

 

士達の後ろでずっと隠れながら二人を見ている人物-セシリア-と-鈴-がいることを

 

 

「ねぇ……」

 

「なんですの……」

 

「あれって手握ってない?……」

 

 

「握ってますわね……」

 

「そっか、見間違いでもなく、白昼夢でもなく、やっぱりそっか。―――よし殺そう」

 

「まっ……て!」

 

ISを部分展開して襲い掛かろうとした鈴を止めたのは……簪だった

 

「あら、更識さん……」

 

「邪魔しようっての……」

 

殺気漂う二人を簪は

 

「落ち、着い……て」

 

と、なだめる

 

「未知数、の敵……と戦うには、まず……情報収集、が先決……ここは、追跡の後……ふたりの、関係が……どのような状態に、あるのか……を、見極める、べき……」

 

「そ、それも」

 

「そうですわね」

 

ということで

 

日本、中国、イギリスという謎の三国同盟?結ばれた

 

 

 

 

 

「あ、シャルロット」

 

「ん?どうしたの?」

 

手をつなぎ

ながら歩くシャルロットに声をかける

 

「シャルロットってのも結構長い名前だからさ……俺、考えたんだけど……シャルって呼んでもいいか?

お前からしたら、お母さんからもらった大事な名前だとは思うけどさ……」

 

「う、うん!僕もそう呼んで欲しい……」

(やったーー!!これって少しは特別な存在だよね//)

 

 

 

とまぁ……こんなこともありまずは自分の水着を買うために別れることになり、一応気に入ったのがあったのでそれを買った

 

いやー、良い青色してるぜ

 

「おっと……」

 

忘れてた箒にプレゼント買わないと……確か誕生日だったよな……

 

いやー、原作知識って必要ねーー

 

えっと、白いリボンだっけか……

 

おっと、これこれ

 

そして買い終わった後、電話がありシャルのもとに向かうとまだ買っていないみたいだった……

 

「えっとね、ちょっと、士に選ぶの手伝って欲しいなぁ〜と思って」

 

「俺?まぁいいけど.......」

 

そして店の中に入ったけど……超アウェーなんですけどー

 

それでも、シャルの水着を選ぶのを手伝いどうにか買うのを決めたらしい

 

とりあえず俺は外で待とうとしたら

 

 

「士ちょっと来て!」

 

 

急にシャルが俺の手を引き、更衣室に連れ込んだ

 

 

「いきなりどした?」

 

 

最もな疑問をシャルにぶつけると

 

「いや、その.....選んだ水着が似合ってるか見てもらいたくて」

(今外に出たらあの三人組みにバレちゃうし)

 

そう更衣室の外にはさっき尾行していたセシリア、鈴、簪がいるのである

 

せっかく二人っきりの時間なのにバレたら絶対に邪魔されてしまう。

なので強引にだが無理やり隠れるため、更衣室に入ったのである

 

 

「だからって更衣室に入れる必要ないでしょーに」

 

外に出ようとしたら

 

 

「ま、待って!すぐに終わらせるから」

(うぅ....勢いでこんなことしちゃったけど、どうしよう)

 

シャルが急に着替え始める……って、ええええええええ!?

 

 

おいおいシャレになってねぇぞ!

バレたら相当やばいだろ

 

けど

 

さ、さすがに今出たところを見られたら勘違いされそうだし

 

 

だがここにいるわけにもいかないし...............あぁーーーーーどうすればいいんだ!!!!!

 

 

士が悩んでいる間にも着替えは続いている

 

な、なにか……ないのか

 

「もういいよ.....」

 

 

着替え終わったらしく振り返るとシャルの水着は、セパレートとワンピースの中間の様な水着、色は夏を意識した鮮やかなイエロー。しかも正面は胸をの谷間を強調するような作りになっている。

 

 

「変...かな?」

 

 

「え〜と、変なとこなんてないぞ。むしろ、すげー似合ってる……//」

 

 

てか、早くこの空間から抜け出したい.......

 

 

「じゃあ、これにするね」

 

 

ふ〜なんとか無事にすんd「お客様?」

 

 

外から店員の声が聞こえてきた

 

 

ま、まずいよ.............

 

そして

 

 

「ん?今の声......もしや」

 

そして

 

 

 

ちふy……織斑先生がカーテンをめくる

 

 

 

「か、神谷君!?デュノアさん!?」

 

 

「何をしている....」

 

 

バレた.....

 

ってか、織斑先生……山田先生……

 

顔が怖いですよー

 

 

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