ゲイム業界を駆ける炎の獅子 第4話 偶然 |
アイエフと自己紹介し合った後、すぐに、アイエフの友達だろう二人の少女がやってきた。
「あいちゃ?ん。さっき何か水が弾ける音したけど、何かあった?って、その人誰?」
「それに、どうして二人共濡れてるですか?」
一人は、紫色の髪の少女。
もう一人は、桃色の髪の少女、この娘は他の二人と比べて.....デ、デカい......取り敢えず何が、かは伏せておく。
「俺が湖で溺れていた所を助けて貰ったんだよ........かなづちでね、俺」
と、俺は桃髪の娘に説明る。
「そうだったんですか」
桃髪の娘とそんな話をしていると、
「へくちっ」
隣に座っているアイエフが可愛らしいくしゃみを放った。
「///////」
他の俺を含む三人が一斉にアイエフの方を向くと、アイエフは顔を赤くして俯いてしまった。
「.........まぁ?、取り敢えず暖まらないとな......濡れたままじゃ風邪を引く」
俺はそう言い、アイエフと俺の間の地面に右手を持っていき”パチンッ”と指を鳴らす。
すると、火花が立ち、何も無い空間に丁度良い大きさの炎の玉が出現する。
.......ん?どうした?.....三人が唖然としている..........もしや失敗したか!!
しまった、てっきり、この世界じゃ魔法は常識かと........。
俺が心の中で焦っている、そんな時、紫髪の娘が口を開いた。
「すっご?い、火属性の魔法を使えるんだね!?」
「あ、あぁ」
「でも、いくら魔法でも、さすがにここまで出来ないわよ」
紫髪の娘の次にアイエフが口を開く。
よかった、どうやら魔法は常識で合っているらしいな。
「遺伝でね、産まれつき持ってた力なんだよ」
「へ?」
そう言って紫髪の娘は炎の前に腰掛け、炎を眺めている。
「魔力を調整すれば、色々な炎を作り出す事が出来る、燃えない炎や熱くない炎とかね」
小さい頃から爺ちゃんに、力の抑え方と扱い方だけはしつこく教えられたからな......。
「すっご?い、見せて見せて」
「ん?.....こんどね」
「え?」
俺の言葉に紫髪の娘は肩を落として落ち込む。
そこまでがっかりする事なのか........。
「俺には、やる事があるから」
「やる事?」
「あぁ、困っている娘との約束してね。あるアイテムを4つ集めなきゃいけないんだ。
その為にはまず、この辺りに居るネプテューヌ≠チて娘を探さないと行けないんだけど」
「「「えっ!!!」」」
俺がそう言うと、三人が同時に驚いた。
「.......もしかして、レンが!!」
とアイエフが、
「いーすん≠ウんの言っていた強力な助っ人≠ウん!!」
と桃髪の娘が、
てかいーすん≠チて誰?......それよりも、
「えっ!?どういう事?」
俺がそう訪ねると、今度は紫髪の娘が、
「実はね。私がそのネプテューヌ≠ネんだよっ!!」
「................えぇ!!」
.......どうやら、目の前の((紫髪の娘|少女)が女神のネプテューヌ≠ウんだったようだ.......偶然ってあるもんだな。
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第4話です!どうぞお楽しみください!! | ||
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超次元ゲイムネプテューヌ | ||
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