マブラヴ オルタネイティヴ RETURN OF START
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マブラヴ オルタネイティヴ RETURN OF START

 

 

 

プロローグ

 

 

 

ただその場所は幻想的だった

地面は波のない湖、風景は周りを遮ることがない水平線が続き、空には太陽系の惑星が浮かんでいた

そこにひとり、地面に着きそうな黒のコートにフードを被って顔が見えない人がいた

彼の目の前には縮小された“地球”が中に浮いている、彼が触れようとすると拒絶するように弾かれてしまった

 

「やはりこの世界は僕のアクセスさせないように書き換えられたか………このままでは、あの世界が消滅してしまう、別な方法で干渉できないのか?」

 

彼は手のひらを丸くなぞると変哲もない空間に映像が映し出され、人の情報が開示された

次々と情報が開示されていくが彼は納得する人物が居なく、諦め掛けていたが一つだけおかしな情報があった

 

「まさか、書き変えた者がいたとは」

 

その情報を見ると『ただ存在しただけ』で本来とは違う未来へ書き変えている、だが書き変えた代償としてその世界から消滅しようとしていた、その名前は桜咲アスカ

 

 

 

 

 

 

??? SIDE

 

 

 

どうしてこうなった…

 

 

ただ理解しているのは自分が死ぬことだけだった

その日、いきつけの店に向かおうと歩いていたが突然、体力を無くすような感覚にとらわれ倒れた

まわりの通行人は「誰かが助けるのだろう」と思って見て見ぬふりをして通り過ぎる

 

その後、遠くからサイレンの音が聞こえてくる、誰かが呼んだだろう

目に映るのは蛍光灯が何度も通り過ぎていく、耳には救急車のサイレンと誰かの話し声がかすかに聞こえた

 

「CTスキャンの準備を急いで!」

 

「脈拍、血圧が急激に低下!先生、このままでは危険です!」

 

「分かっている!」

 

人の叫び声が聞こえてくるが意識が薄れて何が起こっているのか分からない

徐々に手足の感覚が無くなっていき、頭まで到達すると感覚がひとつずつ弾かれるように途切れた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ〜ギリギリセーフかな?」

 

目を開けると目の前には黒のコートを着たの人?がいた

しかも身長は150cmくらいで低い

さらに周囲を見ると見たことない景色が広がっている

「意識はあるようだね、体はかなり影響しているみたいだ。それと……」

 

黒のコートを着たの人?はいきなり人に向かって指を差した

 

「小さいというな、周りがちょっと高いだけだ!」

 

「えっ、はい?」

 

「顔に出ていたから言っただけ、気を取り直して自己紹介だ。信じられないだろうが僕は君達が呼ぶ並行世界を管理している者だ、管理者って呼んでくれ」

 

「え?」

 

「困惑してもしょうがない、ほんの一部をみせるね」と言ってしばらく沈黙して言った

 

「君が最後におねしょしたのは、小学4年生の「わあーわあー!!」……と言うことだけど、信じてもらえたかな?」

 

俺と親しか知らないはずなのになんで知っているの?

たしかにあの時はホラー映画を見てしまってトイレにいけなくなって漏らしたけど

管理者は顔が見えないが笑っていた

 

「信じるというも間近で惑星が見られるのが普通に可笑しいですけど?」

 

「理解が早くていいね、それじゃあ何故君が此処に居るのか話そう」

 

「お願いします」

 

「率直に言うと君は亡くなくなりあの世に向かうはずだったんだけど、僕が君を連れてきたんだ」

 

「やっぱり…俺…死んだ…ん…だ」

 

頬に熱いものが流れて地面に落ちた

拭うとまた零れ落ちる、何度も拭うとしてもその熱いものが止まらない

 

「ショックかもしれないけど事実なんだ、そこで僕から提案なんだけど……これティッシュね」

 

「ありがどうございまず」

 

涙を拭きながら管理者の話に耳を傾けた

 

「君を生き返らせ別な世界に送り込ませようするんだけど大丈夫かな?」

 

生き返って別な世界で生きる?

死んで生き返るなんて魅力的な話だが送り出す世界は自分が知っている世界とは違う世界だ

元の世界に戻れないと言うことは両親や友人に別れることになる………俺、死んでいるから戻るも何も駄目じゃん

 

「前に進むしかないか…」

 

「うんうん人間は前向きが一番、それじゃあ話すよ、僕が管理している世界の中でとある世界が管轄から外れてしまって、手出し出来ない状況になっている、そこで君を送り出し“歪み”を破壊して取り戻してほしい」

 

「歪み?」

 

「元々違う道を辿っていたんだ。しかし突然、歪みが現れ本来の道から外れてしまって僕の手に負えなくて君を送り込むことにしたんだ」

 

「どうして俺が?他の人が適任だと思うんですけど?」

 

「ソレも考えたけど君しか出来ないんだ、あの世界では」

 

「あの世界?」

 

「その名は!!」

 

「その名は?」

 

「マブラヴ オルタネイティヴの世界だ!!」

 

「マブラヴ オルタネイティヴ…………………………………………知らない世界だ。」

 

「ま、そう言うと思ったから説明するね、この世界は君がいた世界と似て非になる世界で人類はBETAと呼ばれる生命体と戦争をしているんだ」

 

「べーた?」

 

「BETAとは人類に敵対的な地球外起源種の略で、1958年に火星で発見され、1967年に月で確認されて襲撃に合い、1973年に地球に侵攻、翌年ユーラシア大陸のほぼ全域を支配している。人類は戦術機と呼ばれる人型兵器でBETAに対抗しているが、機体の能力・物量などによって形勢不利になって滅亡の道を辿っているんだ」

 

「うわぁ〜かなり殺伐しているな、その世界は」

 

「まーね、BETAはグロく、キモい、そしてトラウマ製造機の三拍子揃った奴なんだ、普通に送り出すとすぐに死んでしまうから幾つか力を与えておくよ」

 

手元に光が集まって二冊の本になる。手にとって見る、両方の表紙を見ると題名が書かれていない

 

「ひとつは、その世界の戦術機に関する操縦・開発・整備の知識、二つ目は君が望み世界を調和することが出来るものを選んでおいたよ、さあ本を開いて知識を読むんだ」

 

言われるまま本を開くと本を開くと、紙が舞い。体に吸収され、同時に戦術機の関する知識が頭の中を駆け巡る

もう一冊を開くとMSの操縦、整備が頭の中から出てくる

 

「これってダブルオー!?」

 

「そうだよ、君の知識を元に使えるようにしておいたよ。それと制限が掛かるけど君が介入していくごとに使える機体、情報も増えるから、あと00に関する拠点・戦艦も使用可能だから、それと君自身にナノマシンを投与させ自然治癒力などを強化させておいたよ」

 

とんでもない力を与えられたような気がする…

 

「そして最後にこれだけは覚えておいて、君が世界に介入していくと色々なところで影響を及ぼす、それがどんな結果でも君はそれでも進まなければならない。たとえ絶望の中でも自分を信じてあきらめずにいけば、いずれ望んだ未来に繋がるから、世界を頼むねアスカ」

 

「それって俺が世界に影響を……?」

 

体が少しずつ光になり、意識が遠のいていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BETAに蹂躙されている世界にイレギュラーが送り込まれたことは誰も知らなかった

それが水に小石を投げ水面に波紋を生じて輪のように広がっていくのか、それともしぶきを上げさらなる波紋を生じるのかは、誰も知らない

 

説明
00の力を持つ人間がマブラヴ オルタネイティヴの世界に送り出される物語
注意書き、駄作、文才0、脱字、独自設定、ご都合主義など満載の小説です
このような小説に合わない方は戻ることをお勧めします
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コメント
POMさん、脱字の報告ありがとうございます 修正をしましたのでよろしくお願いします(モアイ像)
波の無い海、それは湖というのでは?あと、海なら地平線じゃなくて水平線では?意識が一つ一つ弾かれるように、とは?まるで意識が複数あるようです。(PON)
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マブラヴ 駄作 00 クロニクルズ 

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