今、新校舎側の１階に嘉羅弥は武器の調達に来ていた

嘉羅弥「武器の調達ねぇ・・・てか学校に武器なんてあるのか？凶器になる武器があるのか？ってあるか・・・家庭科室に包丁が」

嘉羅弥は暫く１階にある保健室への通路を歩いた・・・そのとき！

？　？　？「誰か助けて」

嘉羅弥「ん！？人の声？」

？　？　？「助けて！」

次の瞬間、嘉羅弥の前に小さな光が現れる

嘉羅弥「な、何だ！？」

その光は図書室のある方向に向かって行く

嘉羅弥「おい、待てよ！」

光は図書室の中へ入って行き、嘉羅弥も図書室へと入る

嘉羅弥「失礼しま〜す・・・誰かいますか？って今は授業中だし誰もいないか・・・・・ん？」

図書室は暗い・・・だが図書室の中で一つだけ別とは違う本を嘉羅弥は見つけた・・・１冊の本が光っていたのだ

嘉羅弥「本が光っている・・・しかも見たことない文字だ」

嘉羅弥は興味本位で本を開いた

嘉羅弥「やはり見た事のない文字だ・・・この本じゃ武器にはならないな」

？　？　？「それはどうかな？」

嘉羅弥「（さっきの声！）誰だ！」

そのとき、本から侍が現れた

嘉羅弥「うわっ！」

それに驚き、嘉羅弥は後ろに倒れこむ

シエン「我が名はシエン、この本を護る番人だ」

嘉羅弥「お前が俺を呼んだのか？」

シエン「そうだ・・・お前は今起こっている危機に対し武器を欲しているな・・・なら私と契約しろ・・・そうすれば武器をくれて

やる」

嘉羅弥「契約って何をしたら良いんだ！」

シエンは少し黙り・・・こう言った

シエン「我の攻撃を３分間耐えれば契約完了だ・・・だが耐えれなければ死ぬ」

嘉羅弥「死ぬ・・・・・フッ、上等じゃねえか・・・やってやる」

シエン「よい心掛けだ」

シエンは腰から刀を取り出す

シエン「でわ参るぞ！」

そして嘉羅弥はシエンとの契約のために３分間図書室の中を逃げ続けた