IS−転生者は漆黒の騎士となりて− プロローグ |
まず、率直に言わせて貰おう。
「ここはどこだ?」
見渡す限り上下左右360度まっさらで何も無い。
当然誰も答えてくれないと思っていたら…
「ここは俗にいう死後の国というヤツだ。正確にはその一歩手前だがな」
突然目の前に黒いローブを纏った男が現れた。
突然人が目の前に現れたのも驚きだが、今なんて言った?
え、死後の国?何?俺死んだの?
「そうだな、死んでいるぞ。」
え?俺今声にだした?まさか心読めるの?
「ああ。読めるとも。これでも神の一柱だからな。」
え?死後の国に神様?これで転生させてくれるならまさにテンプレだよ。
「そうだな。これから貴様には転生して貰う。」
「はい!もう完全にテンプレ通りです!
あれですか!俺殺したのもあなたですか!?」
「落ち着け、戯け。確かに貴様を殺したのは神だが私では無い」
そうだな。一旦落ち着こう。ここに来てから驚いてばかりだ。これじゃ身が持たん。
「まあ、既に死んでいるがな」
「そこで水注さないでよ!
はあ、もういいです。とりあえずなんでこんな事になったのか説明して下さい」
「よかろう。弟が手違いで貴様を殺してしまい死者の魂はお前の管轄だといい私に押し付けられた」
「責任逃れ!?それで俺今こんな状況なの!?」
「まあ、そうだ。このことに関しては深く謝罪しよう。本当にすまなかった」
そういって、いきなり土下座された。
「わかりましたから神様がそう簡単に頭を下げないでください」
「そういって貰えると助かる…」
「それで俺はこれからどうなるんですか?」
「まずはこの籤を引いて貰い転生先を決めてもらう」
「わかりました。ええと…」
ひいた籤に書かれているのは…IS、インフィニット・ストラトスか。
だいぶ前に3巻まで読んだきりだな。
「では次に転生するにつれて得る特典を5つ決めて貰う」
「その前に一つ聞いていいですか?」
「なんだ?申してみよ」
「転生するにつれて性別とか変わるんですか?」
「基本的には変わらんよ。変える場合には魂の構造をいじらねばならん。
その点能力や特典を付与するなら後付けするだけで済む」
なるほど。基本的には変わらないみたいだな。
「ちなみにこの世界に行く場合男でもISを使える様になる」
「それじゃあ俺が決める特典は
1.外宇宙航行艦ソレスタルビーイング号
2.ヴェーダにはダブルオー以外のロボットアニメに出てくる機体のデータも入ってる
3.ヴェーダ内のデータを再現可能な資材
4.自身のイノベイター化
5.赤ん坊の頃だけ精神年齢を体に合わせる
の以上です」
「ふむ4つ目までは分かったが5つめは何故だ?」
「だって今の状況でそんな体験するなんて羞恥プレイ以外の何物でも無いじゃないですか」
「なるほどな。では、受諾した。
さあ、行くがいい」
そういった後背後に扉が現れる
そこに向かって歩き出すと突然足元に大穴が開き俺は落ちて行った
「すまんな。これも伝統だ」
「なんじゃそりゃああああぁぁぁぁぁ…」
俺の声が空しく響き渡った
「ふむ。行ったか。本当に弟には困ったものだな。
ん?奴に付加すべき特典が余っているな。こちらで多少色を付けておくか」
こうして俺は第二の人生は始まるのだった。
説明 | ||
とある神の手違いにより死んでしまった主人公。そこでテンプレ通りに特典を貰いISの世界に転生することになり、その特典を駆使して生きていく物語である。 | ||
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タグ | ||
インフィニット・ストラトス ガンダムシリーズ ロボットアニメ | ||
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