ネギま〜スキル持ちの夜天の王〜第20話
[全1ページ]

 〜第三者side〜

 

 アスカの激怒のあった日、ネギはその事を忘れたかのように原作通りに惚れ薬を作りアスナと、千雨、真名、刹那、エヴァ、茶々丸を除く2-Aの生徒を惚れさせ、原作通りに逃げ出したのと入れ違いに、偶々その日が惚れ薬事件の日だと思い出したアスカは教室に来て、案の定惚れ薬の効果に当てられている2-Aの生徒に言葉の重みで一言、『跪け。』と言い、教室にいた生徒を跪かせ正気?に戻した。アスナはアスカが言葉の重みを使うぎりぎり前にネギを追いかけて難を逃れた。アスカは惚れ薬の件を近右衛門に報告し、惚れ薬の件を無かった事にしようとした近右衛門と高畑に制裁を加え、ネギは減俸3ヶ月になった。

 その夜、寮の風呂場では原作通りひと悶着あったが、アスカと千雨達はそれをスルーし別荘の中にある温泉に浸かったりしていた。ちなみに千雨達はアスカと知り合ってアスカの別荘を利用する様になってからは、寮の温泉に入りに行く回数が殆ど無くなっていた。

 

 「うわぁぁぁん、センセェーーー!!」

 

 原作通りに職員室に助けを求めに2-Aの生徒が来て、ネギは彼女達に案内され現場に向かった。

 

 「こらーーーー、君たち待ちなさーーい。」

 「ネギ坊主!」

 「僕のクラスの生徒をいじめるのは誰ですかっ?イジメは良くないですよっ!」

 「「「「「「キャァァァァァァ!かわいいい!!」」」」」

 

 そうしてネギは高等部の生徒に囲まれ揉みくちゃにされた。揉みくちゃにしている高等部の生徒の一人にアスナがボールをぶつけ、少しの間言い合いをして、乱闘になりかけた時、

 

 『何しているんですか、あなた達は?』

 「アスカ君!」

 「もう一人の子供先生よぉ!!」

 

 そう言って高等部の生徒はアスカを揉みくちゃにしようとしたが、

 

 ドッン!!

 

 アスカの震脚にビックリして皆立ち止まってしまった。

 

 『あなた達はウルスラの高等部ですね。こんな所で中学生相手に何してるんですか?見っとも無い。』

 「うっ。」

 「そうよっ!そうよっ!」

 『あなた達もですよ。』

 「なっ、何でよっ!」

 『例えどんな事情があるにしても暴力を振るえば、よくて新田先生の説教、下手したら停学ですよ。』

 「そんな・・・。」

 『そんな訳でウスラの生徒さん。お引取り願いましょうか?でないと、僕が来る前からそこで此方を除き見ている高畑先生に怒られますよ?』

 

 アスカの言葉を聞いて高畑が出てきた。

 

 「よく気が付いたねアスカ君。」

 『よく言いますね。そんなあからさまに気配を隠してい無いくせに。』

 「ははっ。そうだね。それで、君たちそろそろ教室に戻った方が良いんじゃないかい?」

 「あっ、はい。」

 

 そうして高等部の生徒は帰っていった。

 その後2-Aの生徒は着替える為に教室に戻った。

 

 「ねぇねぇ、アスカ君て凄くない?」

 「うん。」

 「確かに。この前怒った時はかなり怖かったけど、それでも勉強で解らない所は5教科どれでも教えてくれるもんねぇ。それに悩みとかも聞いてくれるし。」

 「えっ、本当にアスカ君に相談しに行ったの?!」

 「うん。それがさぁ、下手に誰かに聞いて貰うよりよっぽど頼りになるよ。」

 「それにあの震脚は凄かったアルヨ!」

 「へぇー。ウルティマホラ優勝者のくーふぇがそう言うならよっぽど強いんだね。」

 「それに比べネギ君はちょっと情け無かったかなぁ。」

 「でも10歳なんだからしょーが無いじゃーん。」

 「なんなんですの皆さん。あんなにネギ先生のこと可愛がっていたくせに。」

 「でもねぇ。」

 「それにもう直ぐ期末だし色々と相談できる方が良いしねぇ。」

 

 そんな感じで話している中に珍しく千雨が意見した。

 

 「お前等忘れてるかも知れないけど。アスカも10歳なんだぞ。」

 「わぁー。長谷川さん、珍しいね話しに入ってくるなんて。」

 「ほっとけ。」

 「でも、そうだよねぇ。アスカ君も10歳なんだよね。」

 「そんなことより屋上でバレーでしょ。」

 「おっと。そうだった。」

 

 そうして2-Aの生徒が屋上に行くとさっきの高等部の生徒がネギを捕まえて屋上にいた。そしてまた2-Aとの口論が始まった。

 

 「みっ、みなさん落ち着いてください!此処は両クラス対抗でスポーツをしたら如何ですか?」

 「いいわy・・・」

 『何言ってるんですか?ネギ先生。』

 

 高等部のリーダー格の子が返事している途中にアスカがわって入ってきた。

 

 「アッ、アスカ。如何いうこと?」

 『ネギ先生。如何もこうも、この場は2-Aの授業で使うんですから此方が先です。』

 「でっでも!」

 『でもではありません。それに、そこの人達は授業を勝手に休んでこんな所に来ているんですから。』

 「どっ、如何してそれを。」

 『そんな訳で、もうそろそろですね。』

 

 アスカの言葉の後、屋上の扉が開き高等部の先生が来た。

 

 「コラーーッ!貴様等こんな所にいないでさっさと教室に戻らんかぁーーー!!さっさとしないと赤点にするぞぉ!!」

 「「「「「「ごめんなさいぃぃぃ!!」」」」」

 

 先生に一喝され高等部の生徒は戻っていった。

 

 「アスカ先生。内の生徒がスイマセンッ!」

 『いえ。気にしないで下さい。』

 「わかりました。私はこれで。」

 

 そう言って高等部の先生も帰っていった。それを見送った後アスカは授業を開始させた。

 

 『それでは体育の授業を始めます。』

 

 その後は何事も無く一日が終わった。

 

 〜第三者side end〜

説明
※初めて読む方は過度な期待はしないで下さい。(大変ガッカリする恐れがあります。)
基本駄文なので誤字などは受け付けますが、罵詈雑言の感想は受け付けません。
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
6513 6109 9
コメント
そも中身が大人のアスカと比べるのが間違いですね…。マジモンの9歳時に負ければそりゃ…、ね(トッシー)
タグ
ネギま 駄文 めだかボックス リリカルなのは 

零崎煌識さんの作品一覧

PC版
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。

<<戻る
携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com