転生物語 第1章 遊戯王GX編 第1部 セブンスターズ×■■■■■編 第8話
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第8話 万丈目の逆襲 十代VS万丈目 準

Side遊輝

 

「じゃあ、ラズ、行くか」

 

あの光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》RM(ルインモード)事件からしばらくして今日は月一試験の日

今から月一試験に向かう

 

「ええ、それじゃあ幽体化しておくわ」

 

俺の呼びかけに答えたのはラジエルことラズ

あの事件の日から同棲中

 

「それじゃ、行きますか

ダイヤもきちんと持ったしライネスは…」

 

『ここにいるぞ』

 

ライネス、光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》RM(ルインモード)事件の被害者

謎の闇に飲み込まれこの世界に来た漫画版GXの世界の精霊

トラゴエディアは消滅してると思うから心配してないけどハネクリボーはどうしたんだろう?

まあ、今はそれより試験だ

 

『ところで急がなくていいの?もう7時40分よ』

 

7時40分?やべえええええええええ!!!

 

「急いで着替えねえと!テストは問題ないけど遅刻するーーー!!」

 

それから俺は急いで着替えテストに向かおうと外に出た

すると…

 

「遊輝!?お前も寝過ごしたのか?」

 

十代も遅刻かよ!マジで急がねえと

 

「「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!遅刻だ遅刻だ遅刻だーーー!!!!」」

 

『騒がしいわね

そんなに騒いだって何も変わらないのに、ばっかみたい』

 

そこは気分的な問題だよ、ラズ

ああ、身体強化してる俺に追いついてきてる十代っていったい?

 

「ってあれ!?俺ああいうの弱いんだよなあ」

 

「俺もだぜ、テストなんて二の次だ手伝おうぜ」

 

俺はともかく十代はやばいかが…

そんなことを思いながら一人で車を押しているおばさんのところに俺たちは向かった

 

「手伝うぜ!おばさん!!」

 

「俺もだ」

 

「遅刻しちゃうよ!今日はテストなんだろ?」

 

遅刻ねえ、そうか時の咆哮!

これで時間を捻じ曲げておけば大丈夫だ!

 

「遅刻がなんだ!困っているおばさんを見過ごせないぜ!」

 

「その通りだ!うおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

【(バイキルト、ピオリム、ソニックムーブを発動しておきました)】

 

助かったダイヤ!行くぞ!!

 

そうしてテスト終了10分前に俺たちは教室についた

 

「アニキ…アニキ…ごめんよアニキ…」

 

「許さん、絶対に許さんぞ!」

 

何やってんだよあいつは?それよりテストとって自分の席行って!

 

「勉強のし過ぎで居眠りなんかしてたら意味ねえぞ!コラ」

 

「アニキ…」

 

「五月蠅いぞ!オシリス・レッド」

 

なんかうるさいけど無視だ

何々?全20問か、間に合うか?

いや間に合わせて見せる!

 

≪第1問 地獄戦士(ヘルソルジャー)の攻撃力を答えよ≫

≪第2問 地獄戦士(ヘルソルジャー)の守備力を答えよ≫

≪第3問 地獄将軍(ヘルジェネラル)・メフィストの攻撃力を答えよ≫

≪第4問 地獄将軍(ヘルジェネラル)・メフィストの守備力を答えよ≫

≪第5問 レアメタル・ドラゴンの攻撃力を答えよ≫

≪第6問 レアメタル・ドラゴンの守備力を答えよ≫

≪第7問 切り込み隊長の攻撃力を答えよ≫

≪第8問 切り込み隊長の守備力を答えよ≫

≪第9問 切り込み隊長を使ったロックを俗になんと言う?≫

≪第10問 マジシャンズ・ヴァルキリアの攻撃力を答えよ≫

≪第11問 マジシャンズ・ヴァルキリアの守備力を答えよ≫

≪第12問 マジシャンズ・ヴァルキリアを使ったロックを俗になんと言う?≫

≪第13問 強制召喚、このカードの効果を以下から選べ

1. 相手の手札を確認する。その中にモンスターカードがあった場合

相手は手札のモンスターを可能な限りフィールドに特殊召喚しなければならない。

2. 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターを1体選択して発動する。相手は選

択したモンスターと同じ種族のモンスターをデッキ・手札・墓地から可能な限り特殊召喚しなければならない

≪第14問 デュエルモンスターズの生みの親の名前を答えよ≫

≪第15問 第14問の人物が使うカードの種類を答えよ≫

≪第16問 第15問のカードがフィールドに存在するために必要なカードを答えよ≫

≪第17問 現在のデュエル・アカデミアのオーナーの名前を答えよ≫

≪第18問 オーナーが社長を務めている企業の名前を答えよ≫

≪第19問 第18問の企業の前社長を答えよ≫

≪第20問 現在、デュエル・アカデミア最強の生徒の名前は?≫

 

わぁお!すっげえ個人的な問題が入ってる

結局社長の問題入るんだ

まあいいや、答えは…

 

第1問 A 1200

第2問 A 1400

第3問 A 1800

第4問 A 1700

第5問 A 2400

第6問 A 1200

第7問 A 1200

第8問 A 400

第9問 A 切り込みロック

第10問 A 1600

第11問 A 1800

第12問 A ヴァルキリアロック

第13問 A 2

第14問 A ペガサス・J・クロフォード

第15問 A トゥーンモンスター

第16問 A トゥーン・ワールド

第17問 A 海馬 瀬人

第18問 A 海馬コーポレーション

第19問 A 海馬 剛三郎

第20問 A 丸藤 亮

 

よし終わった、間に合ってよかったぜ

 

『何言ってんのよ?

貴方ならこの程度3分あれば終わるくせに、ばっかじゃないの』

 

言ってはいないしその通りだけどさ、気分ってもんだよ

まあいいさ、しばらくおしゃべりでもして時間つぶそうぜ

 

『それがいいわね、あと5分ほどあるし

それで何話すの?』

 

この前の闇の事なんだが…

 

『あ、あれね

あれは上の方から連絡が来ていたけどやっぱりほかの転生者か神のせいだったわ』

 

つまりそれほどの実力者が敵にいるということか

全く面倒な事になりそうだな

 

『そのとおりね

この世界の最低限の事件に巻き込まれるならともかくこの上ないほど面倒なことに巻き込まれたんだもの

私としてはイチャイチャ出来てればそれでいいのに…』

 

イチャイチャならいつも夜してるだろうに

ナニはしてないが…

 

『そういうのは高校卒業後って決めたものね』

 

「これで筆記テストは終了!

なお、実技テストは午後2時より体育館で行います!!」

 

終わったな、さあ今日も白いハネクリボーを探してパックを買いに行こう

さあてみんなは急いでるけど新パックじゃなくてもいいわけだしな

 

「起きろ二人とも!試験はとっくに終わったぞ!」

 

「わあ!やっちまった!何のために勉強したんだか…」

 

泣きながらそんなこと言ってもな

 

「気にすんな!午後の実技テストが本番よ!」

 

「あれ、みんなは?」

 

「もう昼飯か?」

 

「こうb「購買部だよ、新しく大量入荷カードを買いに行くんだろうよ

俺も飯買うのに行こうと思っていたところさ

一緒に行かないか?」」

 

「え!?えええええええええええ!!!

カードの大量入荷!?」

 

「みんn「どうせ午後の実技テストに向けてデッキを補強しようと考えてんだろうよ」

さっきから台詞が邪魔されてばかりだ…」

 

悪いな三沢、何となく邪魔したくなるんだ

 

『その気持ちわかるわよ』

 

おお、ラズも分かってくれるか

十代は苦笑いだけどな

 

「遊輝君は飯だけっすか?それに三沢君は?」

 

「僕は今のデッキを信頼している、新しいカードなんて必要ない」

 

「あ、アニキは?」

 

「俺は興味ある!どんなカードがあるのか見たくてしょうがねえ!!

行こうぜ!翔!遊輝!!」

 

まあ、白いハネクリボーも見つかるかもしれないな

俺も行くか

 

そういう訳で俺も一緒に向かったんだが…

 

「早く早く!」

 

「待ってよ!」

 

って誰もいない?あ、そっかクロノスが買い占めるんだっけ

ま、古いパックくらいあるだろ

 

「誰もいないってことは…」

 

「「もう全部売り切れちゃったってこと!?」」

 

「おばちゃんおばちゃん!」「セイコさん!

 

おばちゃんじゃなくてセイコさんだから十代が気不味そうな顔してるな

確かセイコさんって隠れた名デュエリストだという噂があった気がする

 

「う、お姉さん!新しいカードは?」

 

「それがたくさん買っていった生徒さんがいてもうこれだけなのよ」

 

「「え!?ひ、一つか」」

 

一つなら翔に譲るか

ハネクリボー探しはいつでもできるしな

 

「どうしようアニキ!筆記テストもダメだったし実技で攻めてデッキが補強できればって…」

 

「いいよ翔が買えよ」

 

「俺も別に構わねえよ、試したいデッキもあるしな」

 

「二人とも譲ってくれるの?最後のワンパックだよ?」

 

「「いいさ」」

 

「でもアニキに遊輝、今日は大事なテスト

僕らだって敵同士なのに…」

 

「敵?なんで?」

 

「そうだぞ翔、お前分かってるのか?

実技でデュエルするとしたら俺と十代なんだからさ

それに俺たちは今のままでも十分勝てるって!」

 

最悪メインデッキを使えばどんな奴だろうと大体のやつには勝てるしな

 

「お待ちよ!」

 

「「「え!?」」」

 

「うわ!今朝のおばちゃん!」「トメさん!」

 

「おばちゃんじゃないよ!遊輝君みたいにトメって呼んで!トメ!!」

 

「トメさんって購買部のおばちゃんだったのか?」

 

「知らなかったのか?俺いつも来てるからよく会ってるぞ」

 

主にドローパンを買いに来たりするときとか

ラズの分もとってるしな

 

「知り合いかい?アニキ、遊輝」

 

「ちょっと訳ありでな」

 

「ま、そういうことだ翔」

 

「それよりこっちへいらっしゃいよ」

 

「「「え?」」」

 

「いいものあるのよ、お客さん!これとっといたよ

これは車を押してくれたお礼さ

だってオシリス・レッドのあんたらにゃレアカードの1枚でもないとさ」

 

そう言って2パックカードを出される

俺が手伝ったから2パックなんだろうな

 

「「ありがとうトメさん」」

 

「じゃあ、俺はこっちをもらうぜ」

 

「じゃあ、俺はこっちか」

 

そう言って俺はカードパックに触れる

すると突然頭の中に声が響いた

 

『クリクリー!』

 

「十代のか?」

 

「何がだ?」

 

違う!?じゃあもしかしてついに会えるのか?

俺がパックを開けてみると…

 

クリボーを呼ぶ笛

進化の翼

ハネクリボーLV(レベル)9

ハネクリボーLV(レベル)10

 

そして…

 

「見つけた!ついに見つけたぞ!!」

 

「どうしたっすか?遊輝君?」

 

「ついに見つけたぞ!白いハネクリボー!」

 

「白いハネクリボー!?エラーカードか?」

 

やっと見つけたぞ白き羽のカー、ハネクリボー

出ておいで、俺には見えるぞ

 

黒ハネクリボー『クリクリー?(どうしたんだ遊輝くん?)』

 

白ハネクリボー『クリクリー(なんで僕のこと知ってるの?)』

 

黒ハネクリボー『クリクリー!(白い同族!?)』

 

白ハネクリボー『クリー?クリクリー(別の世界の僕か?よろしく)』

 

なんかハネクリボー同士で話してるな

と言うかこれでマアトが使えるな

 

「とりあえず俺はもう行くぞ

ハネクリボーセットが揃ったしハネクリボーをねじ込んだデッキでも作ってみようかと思ったしさ(マアトデッキだけどな、ハネクリボー後で一緒に話があるんだ)」

 

「おう、後でな!」

 

「あ、忘れてた

ドローパン買っていいですか?」

 

「どうぞ」

 

ラズ、ご希望は?

 

『黄金の卵パンでいいかしら?』

 

「(了解!)最強デュエリストのデュエルはすべて必然!

ドローカードさえもデュエリストが想像する!シャイニングドロー!!」

 

「何やってるすか?変な電波でも受けたっすか?」

 

変な電波を受けたかって、ひでえな

九十九 遊馬見たくこう言うとなぜか狙ったのが来るんだよ

 

「ちげえよ、俺の知り合い見たくこう言うと狙ったのが来るんだよ

もういっちょ、シャイニングドロー!

えっと代金は…」

 

「いいよいいよ、今日朝助けてくれたしねえ」

 

「ありがとうございます!」

 

じゃあ、屋上行って食おうかな

そんなことを思いながら俺は屋上に向かったんだ

 

Sideout

 

Side十代

 

遊輝と購買部で別れて俺はデッキにカードを組み込んだ

それで午後2時になって実技になって俺の番になったんだけど…

 

「ええ!?なんで万丈目と俺がデュエルを?」

 

確か同じ寮同士のデュエルじゃなかったっけ?

遊輝とデュエルだと思ってたんだけどなあ

 

「入学試験であれほどの成績を残した君とオシリス・レッドの生徒とでは釣り合いが取れない〜のです」

 

いや、遊輝とは釣り合いが取れると思うぜ

遊輝曰くメインデッキは使ってないから全力ではないけど本気で戦ってるだしいし

勝率五分五分だしさ

 

「そこでシニョール万丈目こそが相手にふさわしいと判断した〜のです

勿論君が勝てばラー・イエローに昇格するってことになりま〜すの

ですが、如何です〜の遊城十代君?この申し出受ける気になります〜の?」

 

ラー・イエローに上がるつもりはないけど面白そうじゃん

いいぜ!やってやるぜ!!

 

「いいぜ!俺いろんな奴とデュエルをやってみたい!

どんな奴からの挑戦でも受けたいんだ!!」

 

「ならばシニョール万丈目とのデュエルを受ける〜のですね?

それとそこにいるシニョール遊輝、貴方もレッド生が相手ではない〜のです

シニョール万丈目とドロp…ゲフンゲフン、シニョール遊城十代のデュエルが終わるまで待っているの〜ね」

 

ドロップ・アウト・ボーイって言いそうになったの言い直してたな

遊輝も気づいて睨んでるぜ

その後なんか思案顔になって…げ!なんかニヤニヤしてる

何考えてんだ?後ろでラジエルさんも引いてるぞ

 

「よし、この前の借りを返してやる

二度もマグレが起きると思うなよ」

 

あれはマグレじゃねえぜ、実力さ!

また勝ってやるぜ!

 

「「デュエル!!」」

 

「行くぞ万丈目!」

 

「万丈目さんだ!!」

 

「俺の先攻!ドロー!!」

 

『クリクリー!』

 

ハネクリボーか!

相棒、最初から来てくれるとは心強いぜ!

なんていってもあの万丈目との再戦だしな

じゃあデュエルに思考を戻すぜ、相棒が来てくれたしこの手札なら…

 

「E・HERO(エレメンタルヒーロー)フォレストマンを守備表示で召喚!

カードを1枚伏せターンエンドだぜ」

 

融合が手札になかったからな

次のターンで早速融合だぜ

 

「雑魚ぞろいのダメヒーローデッキめ!お前の脆さを見せてやる!

俺のターン!ドロー!」

 

ダメヒーローデッキだって、俺の仲間を悪く言うな!!

それに俺の仲間に雑魚なんていねえ!!

 

「俺はマジックカード 打ち出の小槌を発動!」

 

「何!?」

 

打ち出の小槌だって!?すっげえレアカードじゃないか!?

流石万丈目だぜ

 

「このカードと手札の中の要らないカードをデッキに戻しってシャッフルし

新しいカードをその枚数分ドローする

そして俺は4枚の手札をデッキに戻す!」

 

4枚もカードを取り換えるのか!?

そんなに手札が悪かったのか?

 

「しかも打ち出の小槌は使い捨てのカードではない!

何度もデッキに戻ることにより何度も俺の手中に入る!」

 

また打ち出の小槌が手札に来たのか!?

すげえドロー運だぜ!まるで遊輝みたいだぜ!

 

「再び打ち出の小槌を発動!打ち出の小槌ともう一枚のカードをデッキに戻し再び2枚をドローする!

出でよ!V(ブィ)−タイガー・ジェット!攻撃表示で召喚!!

さらに手札から永続魔法 前線基地を発動!

ターンごとに一度、手札からレベル4以下のモンスターを特殊召喚できる!

このターン、W(ダブル)−ウィング・カタパルトを攻撃表示で特殊召喚!!」

 

V(ブィ)−タイガー・ジェットとW(ダブル)−ウィング・カタパルトだって!?

確か入試の試験を遊輝と一緒に復習させられた時の答えに出てきたはず

確かこの2体って…

 

「出でよ!W(ダブル)−ウィング・カタパルト!!

そしてV(ブィ)−タイガー・ジェットと融合!VW(ブィダブル)―タイガー・カタパルト!!」

 

すげえ!青い電気が出てきて合体した!!

日曜朝にやっている5人+αが悪役をブッ飛ばす特撮もののロボットみたいだぜ!

 

「驚いたか?十代

しかしまだ俺のターンは終わっちゃいない

更に俺はVW(ブィダブル)―タイガー・カタパルトの特殊効果を発動!

手札を1枚捨て守備表示モンスターを攻撃表示に変える!」

 

「何!?」

 

これじゃあ不味いぜ

本当はもうちょっととっておきたかったけど…

 

「くくくくく、ふっはっはっはっは!

行くぞ十代!VW(ブィダブル)―タイガー・ミサイル発射!フォレストマンを粉砕せよ!」

 

「そうはさせるか!トラップ発動!ヒーローバリア!!

フォレストマンへの攻撃を無効にする!」

 

フォレストマンに迫っていたミサイルがフォレストマンで見えない壁にぶつかったかのように爆発する

まるでフォレストマンお前にATフィールドが貼られているみたいだぜ

それにしても危なかったぜ、こいつがなかったらフォレストマンが破壊されていた

 

「っち!カードを2枚伏せてターン終了!!」

 

「行くぞ、俺のターン!ドロー!

フォレストマンの効果でデッキから融合を手札に加える!

そのまま融合を発動する!手札のスパークマンとクレイマンを融合し

E・HERO(エレメンタルヒーロー)サンダー・ジャイアントを融合召喚!

フォレストマンを攻撃表示にして攻撃だ!

サンダー・ジャイアントでVW(ブィダブル)―タイガー・カタパルトを攻撃!

ボルティック・サンダー!!」

 

なんか最近エラッタとかいうのされて手札捨てた時の発動になったんだよな

前とは一長一短だって遊輝は言ってたけど今の展開だと前のままの方が助かったんだけどな

 

「クハハハハ!オシリス・レッドの雑魚が出しゃばるからこうなるんだ!

トラップ発動!聖なるバリア―ミラーフォース―

お前の攻撃表示モンスターを全て破壊だ!!」

 

ミラーフォースだって!?

やばい!サンダー・ジャイアントとフォレストマンが!

 

「っく!サンダー・ジャイアント!フォレストマン!

俺はカードを1枚伏せターンエンドだ」

 

「俺のターン、ドロー!強欲な壺を発動しさらに2枚ドロー!

](エックス)―ヘッド・キャノンを攻撃表示で召喚!

さらに永続魔法 前線基地の効果によりZ(ゼット)―メタル・キャタピラーを特殊召喚!」

 

「ま、まさか!」

 

]、Zと来てあのカードまであるのか?

もしそうだとしたらかなりやばいぜ!

 

「リバースカードオープン!

俺はこのリビングデッドの呼び声の効果により自分の墓地からモンスターカード1体を復活させることができる!

そのモンスターは……Y(ワイ)―ドラゴン・ヘッド!!」

 

Yも来た!と言うことはまさか!?

 

「行くぞ十代!]、Y、Zを合体させXYZ(エックスワイゼット)―ドラゴン・キャノンを融合召喚!!」

 

やっぱり来た!

 

「まだだ!まだ終わっちゃいない!!

俺はこのVW(ブィダブル)―タイガー・カタパルトとXYZ(エックスワイゼット)―ドラゴン・キャノンを更に合体召喚する!」

 

「また?」

 

間違いなくバラのままの方がいいと思うんだけどな

遊輝も浪漫の塊だけどバラの方が強いって言ってたし…

 

「これがVWXYZ(ヴィトゥズィ)―ドラゴン・カタパルトキャノンだ!!」

 

まじで合体ロボットだぜ!

ただかっこいいけど…ここまで来るとちょっとな

 

「たっぷりと味わるんだな、持たざる者の悲しさを」

 

持たざる者の悲しさって、何を持たざる者なんだ?

それを説明してくれないと分からねえぜ

それにさ、俺もトラップくらい仕掛けるぜ

 

「行け!VWXYZ(ヴィトゥズィ)!プレイヤーにダイレクトアタック!!

アルティメット・ディストラクション!!」

 

「待った!リバースカードオープン!!ガード・ブロック!

ダメージを0にして1枚ドローだ!」

 

「っち!相変わらず姑息な危機回避だ!!

ターンエンドだ!

これでまた丸裸、モンスターどころか伏せカードありはしないぜ」

 

これはやばいぜ!だがまだこれからだぜ!

デッキよ俺にこたえてくれ!

 

「俺は…俺のデッキを信じる!

俺とともに最後まで戦ってくれるモンスターがこの中にいる限り俺は戦い続けるぜ!

ドロー!これは!」

 

あの時トメさんからもらったパックに入ってたカード!

 

『クリクリー!』

 

ハネクリボー!?何か感じるのか?

 

『クリー!』

 

お前がそこまで言うのなら俺はこのカードにかける!

力を貸してくれ相棒!

 

「俺はハネクリボーを守備表示で召喚!」

 

「「「「「「「「「「かわいいいいいいいいいいいい!!!!」」」」」」」」」」

 

ちょっと五月蠅いぜ

 

「そしてカードを1枚伏せターンを終了する!」

 

「俺のターン、ドロー!

無駄だぜ!戦闘ダメージを0にするその毛玉野郎がいたところでVWXYZ(ヴィトゥズィ)の特殊効果が除外する!

特別なshowもここから見せてやるぜ

俺は最強のドローカード 天よりの宝札を発動する!

お互いの手札が6枚になるようにドローするぜ!

俺は手札からB―1(ビートロン・ワン)カブトップを召喚

さらに永続魔法 前線基地の効果によりB―2(ビートロン・ツー)クワガターボを特殊召喚

そして二重召喚(デュアルサモン)を発動!

このカードの効果により2回目の通常召喚を俺は行える!

B―3(ビートロン・スリー)スパイダーベースを召喚!!

3体のビートロンで合体召喚だ!アサルト・キャノン・ビートル!!」

 

すげえ!合体モンスターがこんなにいるぜ!!

ただ、此処まで来ると万丈目が特撮オタクにしか見えなくなってくるけど…

 

「準備は整った!ハネクリボーを蹴散らして十代にダイレクトアタックだ!

アルティメット・ディストラクション!!」

 

「来たぜ相棒!

俺は手札2枚をコストに進化する翼を使用!!」

 

「何?」

 

ハネクリボーが光に包まれ大きな翼をはやしてVWXYZ(ヴィトゥズィ)から放たれるビームを弾く

流石相棒!かっこいいぜ!!

 

「ど、どういうことだ!?」

 

「進化する翼によってハネクリボーが進化!ハネクリボーは今LV(レベル)10!

此奴の効果はその身を犠牲に攻撃表示モンスターを全て破壊しその攻撃力と同じダメージを相手に与える

ハネクリボー、全エネルギーをあいつらに返してやれ!」

 

『クリクリー!!』

 

相棒に当たったビームがそのまま跳ね返され2体の合体ロボを飲み込む

そして爆発を起こす

 

4000−3000−2400=−1400

 

「うわああああああああああああああああ!!!」

 

「「「「「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」」」」」」」」」」

 

最後のアサルト・キャノン・ビートルには驚いたけど相棒のおかげで勝てたぜ

ありがとな、相棒

 

『クリー!』

 

それにこれは言っておかないとな

 

「ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ!」

 

「おおいアニキ!」

 

翔と遊輝と誰だっけ?

……三沢だ!三沢が後ろから俺のところに来た!!

 

「見せてもらいましたよ遊城 十代

君のデッキへの信頼感、モンスターとの熱い友情

そして何よりも勝負を捨てないデュエル魂!

それはここにいるすべての者が認めることでしょう

よって、勝者遊城君

君はラー・イエローに昇格です!」

 

「「「「「「「「「「おめでとう!!やったぜ十代!!」」」」」」」」」」

 

でも俺、オシリス・レッドのままがいいんだけどなあ

後で校長のところに行って来よう

 

「すごいよ!やっぱアニキはすごいよ!!

感動しちゃったよ!!」

 

「だろだろ」

 

「遊城十代!おめでとう!そしてようこそラー・イエローへ!!」

 

「ああ!」

 

「だが、ラー・イエローに行く気ないんだろ?十代はさ」

 

遊輝がそう聞いてくる

 

「まあ、そうだけどな

だって俺は燃える炎、熱い地表、情熱の赤のオシリス・レッドを気に入ってるんだ!!

離れる気はさらさらないぜ!

後で校長にそう言いに行くつもりだぜ」

 

「それじゃあ、次は俺の番かな」

 

それからしばらくして遊輝の番が来た

 

「で、俺の相手はお前か?天上院 明日香!」

 

「そうみたいね

クロノス教諭が私が相手になるように弄ったみたいよ

まあ、貴方にはリベンジしたかったから調度いい機会だけどね

行くわよ!!」

 

「ああ!俺からも行かせてもらうぜ!!」

 

「「デュエル!!」」

 

Sideout

-2ページ-

十代と万丈目のデュエルは苦戦しながらもノーダメージで十代が勝った

そして遊輝はさらなるクロノスの策略で明日香とのデュエルに…

 

さて次回は 石崎 遊輝 VS 天上院 明日香

 

無駄にアサルト・キャノン・ビートルを出しちまったぜ

白いハネクリボー、あっという間に遊輝のもとに生かしちまった

 

《B―1(ビートロン・ワン)カブトップ》アニメオリジナル

通常モンスター

レベル4/地属性/機械族/攻撃力1700/守備力2100

合体能力を持つ機械昆虫。

B・2、B・3と組んで巧みな連携攻撃を仕掛けてくる。

 

《B―2(ビートロン・ツー)クワガターボ》アニメオリジナル

効果モンスター・ユニオン

レベル4/地属性/機械族/攻撃力1500/守備力1800

1ターンに1度、自分のメインフェイズに装備カード扱いとなって自分の「B−1 カブトップ」に装備、

または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。

この効果で装備カード扱いになっている時のみ、装備モンスターの攻撃力と守備力は400ポイントアップする。

(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで。

装備モンスターが戦闘によって破壊される場合は、代わりにこのカードを破壊する。)

 

《B―3(ビートロン・スリー)スパイダーベース》アニメオリジナル

効果モンスター・ユニオン

レベル4/地属性/機械族/攻撃力1000/守備力2000

1ターンに1度、自分のメインフェイズに装備カード扱いとなって自分の「B−1 カブトップ」に装備、

または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。

この効果で装備カード扱いになっている時のみ、装備モンスターの攻撃力と守備力は700ポイントアップする。

(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで。

装備モンスターが戦闘によって破壊される場合は、代わりにこのカードを破壊する。)

 

《アサルト・キャノン・ビートル》アニメオリジナル

融合・効果モンスター

レベル8/地属性/機械族/攻撃力2400/守備力2800

「B−1 カブトップ」+「B−2 クワガターボ」+「B−3 スパイダーベース」

このカードは「フロント・チェンジ」の効果及び自分フィールド上に存在する

上記のカードをゲームから除外した場合のみ、エクストラデッキからこのカードを特殊召喚できる

(魔法カード「融合」は必要としない)。

自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリ−スする事で、相手に800ポイントのダメージを与える。

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