恋姫無双 初めの章 第二話 一刀の行先 全編 |
※注意
誤字脱字はたくさんあるので許してください。
キャラの性格がおかしかったりするのはこの作品でよくあることです。ごめんなさい。
それでも良ければ
恋姫無双 初めの章 第二話 一刀の行先 全編
一刀side
「・・・?どこだ、ここは?」
俺は本郷一刀、聖フランチェスカ学園の学生である。
そして俺は果てまで抜ける青い空、針のごとくそびえる岩の山、地平の果てまで広がっている赤茶けた荒野そんな物語の中のような世界の中で立っていた。
俺は考える。なんでこんなところにいるのかを必死で考えている!!
「日本・・・ではなさそうだな。町を探してみるか。」
なんだかここに来てから頭が冴える。
次はいったいどうすればいいのか、どうすれば生きていけるかなど答えを探すようにどんどん案が浮かんでくる。
「まず町を探すなんて正しい答えじゃない。秋蘭。」
俺の後ろ巨大な岩の後ろから出てきた金髪でくるくるな少女はまずほめてくれた。なんかてれるな。
「お前は天の御使いか?」
秋蘭と呼ばれる青いチャイナ服を着た女性は前に出てきて言った。
(見た目のチャイナ服からして中国?しかし今の中国人がチャイナ服なんて着るだろうか?そしてなぜ言葉が通じる?)
俺の頭の中は疑問が山積みになっていく。
「さっさと答えぬか!華琳様〜こんなやつきっと天の御使いじゃないですよ。」
さっきの秋蘭と呼ばれる女性に似ている赤いチャイナ服を着た女性はくるくるの少女を華琳様と呼んだ。
「ならあなたは私の眼は節穴だとでもいうの、春蘭?少し黙ってなさい。」
くるくるの少女が赤いチャイナ服の女性にいうと赤いチャイナ服の女性はすぐに口をふさいだ。
「人の名前を聞くなら自分の方から名乗れ。」
俺は静かにけれども聞こえるくらいの大きさで言った。
「貴様〜よくも華琳様に!「春蘭!!」はっはい。」
「たしかにあなたがいうことも最もね。」
くるくるの少女は納得し多様に言った。
「私の名前は曹孟徳。それから彼女たちは、夏候惇と夏侯淵よ。」
「・・・へ?」
えっ?曹孟徳?夏候惇?夏侯淵?三国ってことなのか?
どんどん疑問は増える一方だ。
「え〜と・・・魏の曹孟徳さん?」
俺は思わず敬語になってしまう。
「どうしてあなたが魏という名前を知っているの?」
曹操は驚きながら聞いてくるので
「有名だから、かな?」
と答えた。もう少し詳しく言ったほうがいいか?
それにしてもなんで曹孟徳や夏候惇、夏侯淵が女なんだ?
「・・・信じられないわ、これも天の御使いだからなのかしら?」
曹操は困惑している。
「華琳様、魏と言うのはなんなんですか?」
「私が考えた国の名前の一つよ。」
「え〜っとどういうことですかね?」
なにか三人で相談をしだした。
その後約10分くらい。
「またせて悪かったわね。まず名前を聞かせてもらう?」
曹操は少し戸惑いつつも質問してきた。
「俺の名前は本郷一刀、天の御使いかどうかはわからないけどここの人間じゃないと思う。」
曹操は一瞬ポカンとしていたが曹操はやはりという顔になり
「ならば一刀、あなたは私の配下に加わりなさい。私の下でその知識を存分に生かしてもらうわ。」
「まぁ、行くところもないし・・・」
「お〜ほっほっほ話はすべて聞かせてもらいましたわよ!」
俺と曹操が話をしていると小さめの山の上、金色の鎧を着た大きなくるくるの女性とボーイッシュな女の子、そしてなんだか苦労していそうな女の子の三人が突然現れた。
「文醜さん、斗詩さんや〜っておしまい!!」
「「アラホラサッサ〜」」
「うわっ!?」
ボーイッシュな子と苦労してそうな女の子は俺を縄で縛り大きなくるくるの女性の方へ連れていかれる。一瞬の出来事だ。
突然のことで俺も曹操も反応できない。
「これが天の御使いですの?文官としての才はあるそうですが武はまるっきりのようですわね。」
大きなくるくるの女性は俺の顔を見てつぶやく。近い近い!!
「春蘭、秋蘭!!一刀を取り戻しなさい!!邪魔者は殺してはダメよ!!覇王の名が廃るわ!!」
曹操は夏候惇、夏侯淵に命令を下す。
「「了解しました。」」
2対2のすさまじい戦いが始まる。俺を取り合う戦いか・・・なんか恥ずかしいな。
そんなことを考えていると
ゴンッ
「うっ!?」
なんだか近くで鈍い音がした。
大きなくるくるの女性は後ろから木の棒で叩かれ気絶した。
「にゃははは、やったにゃ〜やっぱりみぃはさいきょーだにゃ〜」
そこには何とも猫のコスプレとしか言いようのない服を来た少女がいた。肉球もついている。
「「「南蛮大王!?」」」
「「「?」」」
俺と夏候惇、そしてボーイッシュな子は頭の上にクエッションマークが出る。
しかし俺はそんな悠長なことをしている時ではなかった。
俺は大きなくるくるの女性の近くに簀巻きにされていたため南蛮大王が飛び出してきたとき俺はバランスを崩して山の下へ、そしてそこにはとがっている岩がいくつもあり、からくり屋敷とかにあるあの竹がいっぱい刺さっている落とし穴のようなふうになっていた。
「これはさすがに死ぬぞ!!」
俺はすごい速度でぐるぐる回り、落ちていく。
みんな反応できずにいた。なぜなら先に飛び出したものが他の人にやられると思っているからだ。
「誰か助けて〜〜〜〜!!」
俺は必死に助けを求めた。すると
「愛紗ちゃん!!」
がばっ
一人の少女(巨乳で黒髪)がとがった岩の隙間に足を置き簀巻きの俺を受け止めてくれた。
俺は回っていた気持ち悪さと肩にあたる何かやわらかくて気持ちの良いものの二つの感覚で意味が分からなくなっていた。
「さっすが愛紗なのだ〜!!」
「お手柄だね愛紗ちゃん!!」
この俺を助けてくれたその少女はこちらを心配そうに見て
「大丈夫ですか御使い様?」
あぁ優しいなぁ。
「ありがとう。えっとあなたの名前は?」
こんな状況(2対2の戦いは続いる)で名前を聞くのっておかしいかな?別にいいよね〜。
「私は関雲長、そこ二人は私と姉妹の契を交わした方で劉備様と張飛です。」
「よろしくね、天の御使いさん。」
「よろしくなのだ〜。」
この二人もとっても親しみやすそうだな〜って劉備!?でもきれいな女の子だ〜。
「お前たち!!そこの御使いはこの華琳様のものだ!!」
夏候惇は少し怒りながらもこのいいムードをぶち壊した。
ものすごく残念だ。
「文醜さん!!斗詩さん!!天の御使いとられているじゃありませんか!!何をしているんですの!!」
「あ、姫起きたんだ。」
向こうも俺を取り返そうとしている。(一人)
「あぶなかったのにゃ〜あやうくなんばんのきぼうをこわすところだったにゃ〜」
南蛮の希望?なんだそれ?
しかし何でこうもして俺を配下に加えようとするんだ?もしかして俺には隠された才能が!?
「あっ、いたいた〜んだけど・・・冥琳、これどういう状況かわかる?」
後ろの方からやってきた桃色の髪のきれいな人と眼鏡をかけた黒髪の人があきれていた。劉備、曹操ときたらもしかして。
「ふむ、いったいどういうことなのだろうな、これは?」
確かにいったん状況を説明してほしかった。
「我が名は夏候惇、関雲長とやらこの魏の体験と勝負してもらうぞ。」
「のぞむところだ!!」
あちこちで新たな戦いが起ころうとしていた。
またあんな危険なことに巻き込まれるのか!?さすがに転がるのはもいやだぞ!!
俺は必死に言った。
「まず状況を説明してくれ!!」
全員一時休戦をして自己紹介をした。
魏 蜀 呉 その他
曹操 劉備 孫策 袁紹
夏候惇 関羽 周瑜 文醜
夏侯淵 張飛 顔良
孟獲
これがここにいた全員である。三国時代の顔とも呼べる人たちが勢ぞろいしてるってすごいな。
「んで本題に入らせてもらうけどなんで俺を配下にしようとしているんだ?」
俺がこういうと最初に曹操がしゃべりだした。
恋姫無双 初めの章 第二話 一人の行先 全編 完
説明 | ||
一刀が桃香、華琳、雪蓮、美羽、麗羽、白連、美以の6人に自分の国に来るよう言われるが・・・ | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
1831 | 1626 | 10 |
コメント | ||
もうすぐ一刀がどこへ行くのかが決まります。楽しみにしていてください。(杏仁豆腐の角) 一刀はどの勢力に付いて行くのだろうか。(量産型第一次強化式骸骨) 何や大乱闘な気が略して[スマブラ]!(黄昏☆ハリマエ) |
||
タグ | ||
恋姫†無双 北郷一刀 頭脳派 | ||
春バードさんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |