ネギま〜スキル持ちの夜天の王〜第35話
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 朝倉と淫獣主催の企画が参加者1名を除いた全員の正座という最後を迎えた次の日。

 

 「ちょっ、こんなにカード増やしてどうするのっ!」

 「えっ、僕のせいですかぁっ!」

 「そうよっ!どう責任取るつもり!」

 「そう怒らないでくださいよ、姐さん。」

 「そうだよアスナ。儲かったんだし良いじゃん。」

 『何が良かったのかな?』

 

 その場に居た、アスナ、刹那、ネギ、朝倉、淫獣は声のする方を向くと、そこにはアスカがこちらに向かってきていた。

 

 「「げっ!」」

 「「「アスカ(アスカ先生)!」」」

 『やぁ、皆さんお揃いで。淫獣、昨日のパクティオーのマスターカードを貰いに来たぞ。』

 「へ、へい。アスカの旦那。こちらになります。」

 

 そう言って淫獣はアスカにマスターカードを渡した。

 

 「あ、アスカもやっちゃたの!?」

 『えぇ、事故ですが千鶴さんと。』

 「それで、ネギとアスカはどうするつもりなのよ?」

 「えっと・・・。」

 『僕の方は出来るだけ危険の無い様につもりですよ。』

 「ちゃんと考えてるんだ。」

 『まぁ、これぐらいは当たり前ですよ。・・・それと兄さん。僕は基本アナタが一般人に魔法バレしたり、一般人を巻き込んだりしても助けませんから。好きにしてください。』

 

 そう言ってアスカはその場から去っていった。

 

残されたネギ達はその後は原作通り宮崎を巻き込まないと決めたり、アスナにコピーのカードを渡し、アーティファクトの出し戻しの確認をした。

 

 アスカは淫獣からパクティオーのマスターカードを貰った後、6班の部屋に向かっていた。

 

 「あ、アスカ先生おはようございます。」

 『あぁ、千鶴おはよう。』

 「昨日はごめんなさい。無理やりキスしてしまって。」

 

 そう言って千鶴は頭を下げた。

 

 『頭を上げてください。昨日の事は気にしていませんから。』

 「ほんとに?」

 『えぇ。むしろ無理やりキスされる程、好いてくれて嬉しかったですよ。』

 

 アスカがそう言うと千鶴は顔を赤くした。

 

 「おーい、アスカ。」

 『ん?あぁ、千雨どうしたの?』

 

 アスカが向かおうとしていた方向から千雨が歩いてきた。

 

 「いや、お前が遅いから迎えにきたんだよ。」

 『ありがと。では千鶴さんまた後で。』

 

 そう言ってアスカは千雨を連れて6班の部屋に行った。

 

 6班全員に5班というか、近衛木乃香の行く場所に着いていく事を了承してもらい、アスカ達は木乃香達と行動を共にしていた。

 

 「ホントにアイツ等は元気良いな。」

 「千雨、何か言ってることが年寄り臭いぞ?」

 「真名、言わないでくれ。私もそう思ったから。」

 「あぁ、マスターが楽しそうにゲームをっ!記録、記録。」

 『千雨、真名。こっちにあるシューティングゲームしないか?』

 

  ゲーセンではしゃいでいる5班+エヴァを千雨達は見ていた。アスカはそんな二人を見て言った。

 

 「ふむ。どうする?」

 「やってみるか。」

 「じゃぁ、勝負しようじゃないか。」

 「勝負?」

 「そうだ。ルールはいったてシンプル。どちらが多く敵を倒し高スコアをとるか。それにただの勝負じゃつまらないから景品を用意しよう。景品はそうだなぁ・・・アスカにお願いを一つ聞いて貰えるにしよう。」

 『えぇ、俺ぇっ!』

 「分かった。その勝負受けるぞ。」

 『ちょっ、俺の意思は無視ですか!』

 「なぁにそんあ滅茶苦茶な事は頼まないさ。アスカの出来る範囲のお願いに限定する。」

 「そうだぞ。私たちにもそれくらいの常識はある。」

 『わかったよ。でも俺ができないことはやらないからな。』

 「あぁ、わかってるさ。」

 「じゃぁ、始めようぜ。」

 

 そう言って二人は銃をとってゲームを始めた。

 

 「おい!あっちに何か凄いスコアをたたき出してる奴らがいるらしいぞ!」

 「マジで!」

 「あぁ、しかもワンコインであのクリア出来た奴が滅多にいないクソゲーでだってさ!」

 「あのクソゲーでっ!」

 「これは見に行くべきだろ!」

 「あぁ!」

 

 そんな感じのやり取りがされるぐらいに二人の勝負は続いていた。

 

二人がやっているゲームはワンコインでクリア出来る人間がごくわずかしかおらず、それも「麻帆良でも超人的な感覚が無ければクリア出来ないのでは?」とか「何でこんなゲームが無くならずに存在するんだ?!」と良く言われ、ネットの"世界ゲーセンランキング、難易度の高いクソゲー部門第一位"になる程の超難易度の高いシューティングゲームだった。

 

 二人の勝負は、千雨が僅差で真名に負けていて、それが徐々に差が広がっていて、そうならないように千雨が何とか食いついている状態だった。

 

 「粘るな千雨。」

 「はん。アスカがかかってるんだ負けられるかよ真名。」(バンッ!

 「ふむ。その心意気は買うが、何事にも諦めは大切だろ?」(バンッ!、バンッ!

 「生憎、私は諦めが悪い方でなっ!」(バンッ!、バンッ!、バンッ!

 「なら、私に着いてこれるかな?」(バンッ!、バンッ!、バンッ!

 「追い越してやるっ!」(バンッ!、バンッ!、バンッ!

 

 そうして二人のスピードも上がり、二人ともクリアした。スコアは、真名が歴代1位、千雨が真名には及ばなかったが2位という結果に終わった。

説明
※初めて読む方は過度な期待はしないで下さい。(大変ガッカリする恐れがあります。)
基本駄文なので誤字などは受け付けますが、罵詈雑言の感想は受け付けません。
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コメント
「麻帆良でも超人的な感覚が無ければクリア出来ないのでは?」とか「何でこんな ゲームが無くならずに存在するんだ?!」と良く言われ、ネットの"世界ゲーセンランキング、難易度の高いクソゲー部門第一位"になる程の超難易度の高いシューティングゲームってどんなゲームだよ、不名誉過ぎる部門で一位だし(頭翅(トーマ))
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