IS 世界を守る者 EP2 戦士、現れる
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IS学園、屋上。

 

そこに一夏とジンヤが居て、ジンヤはケータイで敵の位置を確認していた。

 

「一夏、裏門にはドーパント、表門にはマトロイド反応だ。ドーパントの方を頼む」

 

「分かった、やられるなよ?」

 

「そっちこそな」

 

一夏はイクサベルトを腰に装着すると電磁ウェポンナックル、イクサナックルを右手で持ち、左手に当てた。

 

『READY』

 

「変身!」

 

そして、イクサナックルをイクサベルトに装着した。

 

『FIST ON』

 

電子音の後、前方にスーツが展開し、それを身に纏い一夏は仮面ライダーイクサ・セーブモードに変身した。

 

『先に失礼するぜ』

 

「ああ、それじゃあマトロイドは任せろ」

 

『ハァ!』

 

イクサはそのまま屋上からジャンプした。

 

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一方、裏門では女王みたいな姿をしたドーパント、クイーンの記憶を宿したクイーンメモリで変身したクイーン・ドーパントが暴れていた。

 

『何が世界初ISを動かした男なのよ!男は皆、私達にひざまつきなさいよ!!』

 

どうやら、メモリの使用者は選民思想家の女性のようだ。

 

『ふざけんな!』

 

すると、何者かがクイーンに殴りかかった。

 

『ぎゃぁぁ!』

 

クイーンの襲撃から隠れていた女子が見たのは胸に太陽の紋章を持つ白騎士の姿だった。

 

『ま、まさか白騎士?』

 

『違うな…俺の名は仮面ライダーイクサ』

 

『仮面ライダーですって…それよりその声は男!抹殺する!!』

 

クイーンは怒り心頭にイクサに掴みかかるが、逆にイクサの踵落しをくらう。

 

『ぎゃふぅ?!』

 

『ひざまつぎな』

 

『貴様ァ!!』

 

クイーンは一旦距離をとると、イクサに向けてバリアを光線のように放ってきた。

 

しかし、イクサはそれを回避しながら言った。

 

BGM:鋼鉄の勇気

 

『それが所詮、お前の限界だ。戦うというのはこうする事だ!』

 

イクサはそう言うと、クイーンに接近するとパンチのラッシュを浴びせる。

 

『ハァ!』

 

『ギャァァァァ!』

 

最後に放たれた正拳突きが急所にヒットして、クイーンは吹き飛ばされた。

 

そして、イクサは両サイドのスロットに装備されている銀色のフエッスル、ナックルフエッスルをイクサベルトにセットした。

 

『これでジ・エンドだ!』

 

『IXA KNUCKLE RIES UP』

 

電子音の後、イクサはイクサナックルを右手で持ち、クイーンに向かって走り出した。

 

『バカめ!そんなのが私の前では無力よ!』

 

クイーンは自分の目の前に強力なバリアを張ったが…

 

『ハァ!』

 

イクサはそのバリアを突き破り、クイーンにイクサナックルに全エネルギーを一点集中させ、敵を殴って粉砕するブロウクン・ファングを叩き込んだ。

 

『こ、この私が…男風情にぃぃぃぃ!!』

 

『所詮はその程度だ』

 

クイーンは爆散してメモリブレイクされて、選民思想家の女性は倒れていた。

 

すると、イクサは隠れている女子に頼んだ。

 

『すまないが、コイツの後始末を頼む』

 

「あ、はい!あの…ありがとうございます!」

 

『どういたしまして、じゃあな!』

 

イクサはそう言うと、去っていった。

 

一方、表門の方ではクラゲと人型のロボットを合わせたような者こと量産型コンバットタイプマトロイドのコンバットのアロボTが数体暴れていた。

 

「あれは一体…不気味ですわ」

 

セシリアがそう言うと、アロボT達がキャノン砲ことマトランチャーを取り出すと、IS学園の壁を破壊し始めた。

 

『現在の指令…閣下の指令によりIS学園のハカイ、ハカイ』

 

すると、教師陣のISを装着してアロボTに応戦するべく銃で攻撃するがアロボT達には効いておらず、アロボT達の目標が変わった。

 

『指令変更…邪魔者となる人類をハイジョ、ハイジョ』

 

そう言うと、アロボT達は剣にも鞭となる武器、クラムケンで教師陣に襲い掛かった。

 

「そんな!ISの攻撃が効いていないなんて…」

 

一方、それを物陰でジンヤは見ていた。

 

「あたりまえだ…マトロイドは対IS用に開発されたんだ。攻撃は通用する訳ない」

 

そう言うと、ジンヤはベルト型トランスジェネレーター、デルタドライバーを腰に装着して携帯電話型ツールのデルタフォンのトリガーを引きながら叫んだ。

 

「変身!」

 

『STANDING BY』

 

『COMPLETE』

 

電子音の後、デルタフォンをドライバーにセットされているデジタルビデオカメラ型マルチウェポンのデルタムーバーに装着すると、ジンヤは仮面ライダーデルタに変身した。

 

『さてと、行くか…』

 

そう言うと、アロボTの一体に殴りかかった。

 

『うぅあたぁぁぁぁ!!』

 

「な、何ですのあれは!」

 

「あれは一体…」

 

それにデルタは答えた。

 

『僕の名は仮面ライダーデルタ。マトロイドの皆さん、抵抗はご自由に』

 

すると、アロボT達が一斉に反応した。

 

『仮面ライダーデルタ発見!発見!ハカイ!ハカイ!!』

 

そう叫ぶと、一斉にデルタに襲い掛かってきた。

 

BGM:虹色クリスタルスカイ

 

『ハカイ!』

 

クラムケンで切り掛るアロボTの斬撃を回避し、肘討ちをくらわせた。

 

『ホアチャ−!』

 

そして、デルタはデルタファンとデルタムーバーを接合すると取り外した。

 

『FIRE!』

 

『BURST MODE』

 

電子音の後、デルタムーバーはブラスターモードになり、アロボT達に銃撃し始めた。

 

『ソンガイ!』

 

『さてと…ん?』

 

『コウゲキ!』

 

一体のアロボTがクラムケンの鞭の機能を利用してターザンのようにキックを繰り出してきた。

 

『あぶね!』

 

デルタはそれを伏せてかわすと、ムーバーと逆の方にある望遠鏡型マルチウェポンのデルタブレイドにムーバーとフォンを接続し、デルタブレイドに銀色のフォトンブラッドの刀身が生成させた。

 

『ふぉあたぁ!』

 

奇声を発しながらアロボT達にデルタブレイドの斬撃をくらわせていく。

 

すると、アロボT達の身体から火花が出てきた。

 

『か、閣下に……マトリンティス帝国に栄光アレェェェェェ!!』

 

その断末魔と共にアロボT達が爆散した。

 

『ふ、終わったな…』

 

「待ってください!」

 

すると、セシリアがデルタに話し掛けてきた。

 

「貴方は一体何者ですか?」

 

『言ったろ、人の未来を守る仮面ライダーデルタだよ』

 

それにセシリアが言おうとすると、誰かが言った。

 

『人の未来を守る?そんな人類の持つ下らん価値観の言葉だな』

 

その言葉と共に現れたのは目が4つあるエビをモチーフにしたロボットと殺し屋というべきロボットが現れた。

 

 

説明
IS学園に出現した敵。

その敵に2人は立ち向かう。
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タグ
IS 仮面ライダー インフィニット・ストラトス マトロイド ドーパント 

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