IS 世界を守る者 EP3 家族 |
IS学園表門付近にて…
新たなロボット2体が現れた。
『聞くが良い、人類よ!私は機会禦鏖帝国マトリンティスの皇帝、10サイのロボゴークだ!』
『同じくマトリンティス帝国にしてライダーハンターシルバ!』
ロボゴーグとシルバがそう宣言すると、コンバットのアロボT達が僅かだ動き出した。
『か、閣下…』
すると、ロボゴーグは足を上げると…
『このロースペックが!』
そのまま虫の息のアロボTを踏み潰した。
あまりの無残さに教師達も目を背けた。
『来い、イレイザーのターミネT!』
ロボゴーグがそうマトロイドの名を呼ぶと、クリオネをモチーフに開発された追跡型イレイズタイプのマトロイドのイレイザーのターミネTが現れた。
『さっさと、失せろ。ベイビー!』
右腕に備わっている超電磁キャノンでアロボT達を容赦なく破壊していった。
「な、なんでこんなことをするんですか!」
真耶は恐怖に飲み込まれそうになるが叫んだ。
すると、ロボゴーグは言った。
『愚かな人類は恐怖で支配できる…ただそれだけだ』
そう言うと、ロボゴーグはターミネTとシルバと共に去っていった。
『奴等はお前達より強いから気を付けろ』
デルタはそう言うと、去っていった。
そして、人気の無い所まで行くと、デルタは変身を解いた。
「ふう…まさかロボゴーグまで出てくるとはな…」
するとジンヤは一夏と合流した。
「どうだ、終わったか?」
「こっちもな…」
そして、2人は教室に戻る途中にポニーテールをした女子と会った。
「一夏、何所に行っていたんだ?」
「あぁ、裏門の方から悲鳴が聞こえてな…」
「なあ、一夏知り合い?」
ジンヤはそう言うと、紹介した。
「ああ、篠ノ乃箒だ。よろしく頼む、神崎」
「まあ、よろしくね。(彼女が例の天災の妹か…感情不安定にして焦りと苛立ちが一番目立つ、力に溺れやすいタイプか…)」
すると、真耶が来た。
「あ、神崎くんに織斑くん、いたんですね。よかった」
「先生ですが何のようですか?」
「ええっとですね、2人の部屋が決まりました。ただ急な部屋割り変更でしたので一ヶ月でお引越しになりますが」
「分かりました、でどこですか?」
「織斑くんと神崎くんはその、それぞれ別の元空き部屋ですけど……」
「構いませんよ、別に」
「そうですか、それでは鍵をどうぞ」
そう言うと、真耶は2人の鍵を渡した。
すると、箒が一夏に尋ねた。
「一夏、後で遊びに行くからな」
「ああ、それより荷物をどうするんですか?」
「それについては家族の人が持ってくるそうです」
「家族ってまさか…」
因みにジンヤの嫌な予感は良く当たる。
『ジンヤ〜どこにいるでおじゃる〜』
『広くて分からないなり』
『ここのようです、ヨゴシュタイン様』
『見つけたぞよ』
すると、現れたのは変な連中だった。
「な、なんなんだコイツ等は…」
箒は唖然としていて、真耶もビックリしていた。
「えっと…こちらの方は害地大臣のヨゴシュタインさんに害地服大臣のヒラメキメデスさんに害水大臣のケガレシアさんに害気大臣のキタネイダスさんです。因みに着ぐるみです」
『ジンヤに一夏、荷物を持ってきたなり』
「ああ、ありがとうな」
「じゃあ、部屋に行くか…」
そして、ジンヤと一夏はそれぞれの部屋に行った。
その途中…
『ジンヤ、私達は着ぐるみではないでおじゃる!』
「…良い言い訳ができなかったから…」
そして、ジンヤの部屋に着いた。
「しかし、お前達なんで着いて来るんだ?」
『実は私達もここに居る許可を貰いましてね、とりあえず害衛大臣の部屋に泊まろうと決めました』
『頼むぞよ、害衛大臣!』
「その名で呼ぶな!」
どうやらジンヤは蛮機族ガイアークの役職は害衛大臣らしい…
「あ、パパ〜」
すると、緑の髪の毛をした少女こと神崎アリスが走ってきた。
「アリス〜♪お前もここに棲むのか〜でも僕はパパじゃなくて兄さんだからね」
ジンヤはアリスに甘いようだ。
すると、ヨゴシュタインは何所からか卓袱台を取り出すと、それを部屋のど真ん中に置いた。
『それでは、ジンヤと一夏の入学おめでとうパーティーを始めるなり〜!』
ヨゴシュタインの宣言通りにパーティが始まり、それは夜中まで続いた。
そして、翌日…
ケガレシアとアリスはベットで寝ていて、ヨゴシュタイン、キタネイダス、ヒラメキメデスは酒の飲みすぎで卓袱台で寝ていて…
「ZZZ〜」
ジンヤは一升瓶を抱き枕代わりにして寝ていた。
説明 | ||
コンバットのアロボTをしり除けたが、敵の首領が現れた。 |
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