ネギま〜スキル持ちの夜天の王〜第39話
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 アスカは刹那達を木乃香のもとに向かわせた後、月詠の方に向かい、月詠に斬りかかった。

 

 『斬り捨て・・・御免!!!!』

 

 月詠はアスカの攻撃を受け流した。

 

 「ひどいどすなぁ、いきなり斬りかかるなんて!」

 

 月詠はギラギラとした眼をして斬りかかって来た。それを正面から受け止めた。

 

 『何、もう少し君と死合いたかったんだよっ!』

 「ははは、何やあんさんもうちと同じ((戦闘狂|ろくでなし))か!」

 『どうだろうな。だが俺は好意を抱くよ。興味以上の対象だということだ!!』

 「何や、口説いてるんか?それにしては強引ですなぁ!」

 『多少強引でなければキミは口説けなさそうだからな!!』

 「ふふふ、そうですか。それにしても物凄く酔狂なお人ですなぁ、うちの何処が気に入ったんですかぁ?」

 『なにキミのその力を、強者との戦いを望み、その戦いの中に自身の生を感じる、その狂気の眼を俺は気に入った!!』

 

 アスカと月詠は斬り合い、笑いながら話していた。

 

 「ホント酔狂な人やなぁ、アスカはんわ!でもアスカはんの力は背筋がゾクゾクしますなぁ!もっと、もっと、ワタシを感じさせてっ!!」

 

 そう言って月詠の力が上がった。

 

 『クッ!いきなり力が上がるとはね。』

 「何や、もう諦めるんですか?そんなことではウチは口説けませんへ!?」

 『ならここで諦める訳にはいかないなっ!っと言いたい所だがそろそろ向こうがダメそうだ。口惜しいが俺にもやらねばならない事がある。だからこれで終わらせるっ!【秘剣・紙吹雪!!】』

 

 アスカは月詠に気を纏わせたシュベルト・クロイツで無数の突きを繰り出した。

 

月詠はアスカの攻撃をそらしたり、避けたり、受け止めたりしながら防いでいたが、それにも限界があり、体中に幾つかの刺し傷と無数のかすり傷ができ、その場に倒れた。 

 

 「あぁん。もう終わりですかぁ、もっと、もっと、アスカはんと深く、深く、((愛し|ころし))合いたかったのにぃっ!!」

 『おいおい、何時から君と僕は愛し合う中になったんだい?』

 「ふふふ、そんなつれない事言わんといてぇなアスカはん。ウチを此処まで感じさせてくれたのはあんさんやろ?それでウチはあんさんに口説き落とされてしもうたわぁ。」

 

 月詠は傷口から血を流し倒れながら、それを気にせづにアスカを見て言った。

 

 『なるほど、俺はキミを口説けたわけだ。だがここでキミをどうにかしている暇は無いから致命傷だけ((治|無かった事に))しておくよ。』

 

 そう言ってアスカは手をひと振りして、致命傷だけ((大嘘憑き|オールフィクション))で((治|無かった事に))し、((腑罪証明|アリバイブロック))でネギ達の元に向かった。

 

 ネギは木乃香のもとに向かう途中に、犬上小太郎と決闘モドキをしたり、フェイトの意表をついたりして大凡原作通りに行動し、復活したスクナに手も足も出ない状況だった。

 

 刹那とアスナはアスカの補助魔法で、スクナに成すすべもなく、拘束魔法を解いたフェイトにネギがやられそうになったタイミングでネギの元についた。

 

 ネギはフェイトの石化魔法をかすり片手が化石化した。

 

刹那は状況を見て、せめて木乃香だけでもと思い、自身の白い翼をネギ達に晒し、木乃香を助けた。

説明
※初めて読む方は過度な期待はしないで下さい。(大変ガッカリする恐れがあります。)
基本駄文なので誤字などは受け付けますが、罵詈雑言の感想は受け付けません。
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